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2009年4月12日日曜日

エウレカセブンの第14話メモリー・バンドの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第14話 メモリー・バンド
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ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。

ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。

月光号は修理のために、発掘現場跡FAC51(THE HACIENDA)に向かう事になった。エウレカはまだ医務室にいるが、順調に回復している。

つづく
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-セリフ-
ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ストナー:私の名前は観察者、
     現象と心象の中間に位置する存在。
ストナー:あらゆる自然現象は、
     何者かによって観察されねば、
     その事象が記録されることは無い。
ストナー:私の名前は観察者。
     あらゆる現象は、
     私の様な中間に位置する者の目によって、
     観察されることでのみ、
     その存在を未来に残すことができる。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
     コーラリアンと呼ばれる存在について、
     我々が語れる言葉は少ない。
     誰もが、それを、
     まるで幽霊か化け物のように語る。
ストナー:しかし、実際はいずれにもあてはまらない。
     コーラリアンを前にして、
     我々の持つ語彙は、圧倒的に少ない。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
     もし、我々に今の我々以上の
     語彙が備わったとして、
     しかし、きっと、
     我々には、それを表現出来ないし、
     その感じ取った事を、
     分かち合う事さえも出来ないであろう。
ストナー:我々は、
     コーラリアンの前では、圧倒的に無力だ。

(撃破されるKLF小隊の映像)

ストナー:言ってしまえば、
     それは、砂漠の蟻が、
     大空の先にあるものを語るに等しい。
ストナー:しかし、伝わらないからといって、
     表層だけを語り、
     本質から逃げるという行為に
     満ち溢れたこの世界で、
     それに則って言葉を紡ぐ事に、
     いったい、
     どれだけの価値があるのだろうか。
ストナー:伝わらないなら、伝わる努力をするべきだ。
     その努力をしたく無いのなら、
     永遠の沈黙をもって、
     この場から立ち去るべきだ。
ストナー:それを、彼らは証明していた。

(クテ級コーラリアンの中のソーンに突入する際、取り乱すレントンの映像)

ストナー:大波を待つライダー達にとって、
     そこに存在している事が、
     全てを言い表していた。
ストナー:全ては体験を通して語られる。
ストナー:既に用意された、安易な言語でしか
     表現出来ない彼らは、
     その安易さの基に持ち合わせた
     深い真実によって、
     それを、あえて言葉として表現する。
ストナー:何を語る? 真実?
     しかし、それはあまりにも、
     浅い言葉でしかない。
     それを人は、陳腐な言葉の羅列として
     蔑むであろう。
ストナー:しかし、真実など誰がわかる?
     目の前で起こった現象に対して
     高尚な言葉で語る事。
     それこそがその現象を矮小化させている。
ストナー:現象は現象でしかない。
     現象を語るには、現象になるしかない。
ストナー:しかし、我々は、
     現象そのものになる事は出来ない。
     現象は、我々以外の所にあり、
     我々以外の所から、
     発生するものであるからだ。

(コーラリアンの中でレントンが見た姉の姿、エウレカと共に帰り、クテ級コーラリアンが消滅し、セブン・スウェル現象の光の映像。)

ストナー:そうなのだ、
     現象は、俺達がいなくても起こる。
     ただそれを目撃した者達には何かを残す。
     それが、その者達にとって、
     傷となるのか、はたまた、糧となるのか、
ストナー:それすら、波には関係がない。

(A-part END)


ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。

ドミニク:ただ一つ、わからないのが、
     ベルフォレストである。
     これまで彼らを追跡し続けてきた軍情報部の
     分析から考えても、
     あんな塔に、
     彼らが立ち寄る理由が、わからなかった。

(月光ステートと軍の戦闘の映像:ベルフォレスト空港、シウダデス・デル・シエロ、)

ドミニク:しかし、その一見無駄に見える
     ベルフォレストを経由した後、
     TypeZEROの飛躍的な能力の向上が報告されている。
     なぜ、彼らはベルフォレストに立ち寄ったのか。
     そして、あのレントンと呼ばれる少年。
ドミニク:すべては、あそこから始まっている。
     やはり、行ってみるべきなのだろうか、
     ベルフォレストへ

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今回はあらすじとセリフを分けてみました。さて、今回のお話は、これまでの話の総集編と、少しの謎解きと新たな謎の提示です。それなりに良いシーンが流れますので、総集編にしては退屈しない回です。もっとも、今までにあった冗長な回と一緒にすれば、もっと良かったと思いますがね。今までよくわからなかった事について説明があります、ホランドが月光号をどうやって手に入れたかとかね。でも、物語の本質についてはまだ謎だらけで、さらに謎掛けしています。

【余談】
この回から主題歌が変わります。オープニングが「DAYS」から「少年ハート」へ、エンディングが「秘密基地」から「Fly Away」へ。エウレカ・セブンの魅力って、この曲の良さにもあるんですよね。ホントにイイ曲だらけです。





【エウレカセブン】






2009年4月11日土曜日

エウレカセブンの第13話ザ・ビギニングの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第13話 ザ・ビギニング
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クテ級コーラリアン消滅直後のセブン・スウェル現象の爆心地には、レントンとエウレカとニルバーシュTypeZERO、アネモネとニルバーシュTypeTheENDが残される。周辺のトラパーは消失し、月光号も軍も地上移動で爆心地に向かう、両者ともすぐには駆け付けられない。そんな中、ドミニクはイズモ艦のライフボート(脱出艇)とバイクを使い、爆心地に急行到着し、レントン達と会う。

激しい頭痛に苦しむアネモネ、意識を失っているエウレカ。ドミニクはアネモネのために、鎮痛剤を近くの街サリサオルネに取りに行く事にする。レントンは無理を言ってそれに同行する。サリサオルネの街は壊滅状態で、軍のていたらくに住民は不満を感じていた。なんとか病院にたどり着く事が出来た二人、その病院でレントンは、魂魄ドライブを見つめ続ける病・絶望病の患者を見る。鎮痛剤は受け取れたが、バイクを盗まれてしまった。レントンがピーキーにチェーンした救急車で、爆心地に戻る二人。アネモネとエウレカを介抱する。

図らずも今回の一件で、レントンとドミニクの間に生まれた交流、
レントン:その娘の、
     その娘の、夢を見たんだ。
     あの、でかい雲の中で。
     出会った事なんて、
     一度も無かったのに。
     誰なんだ、その娘は。
     やっぱり、答えられないのか?
ドミニク:夢の中で、出会ったのは、
     この娘にだけか?
レントン:え、いや、
     エウレカにも出会った。
ドミニク:お互い、やっかいな女に惚れたもんだ。
     なあ、レントン。
レントン:え、どうして、俺の名を。
ドミニク:ドミニク。ドミニク・ソレルだ。
レントン:えへ


軍の回収部隊と月光号の救援隊がやってくる、両者は砲撃戦を始め、爆心地の4人は巻き込まれる。エウレカを守る、レントンが強く思った時、爆心地は光のドームに覆われ、ニルバーシュTypeZEROは自立起動した。気を失っているエウレカを抱え、乗り込むレントン。周囲にはトラパーの波が現れていた。その波に乗って月光号に帰るニルバーシュと、ホランド達のLFO。

つづく
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もっとうまくまとめたい、今日この頃です。さて、今回のお話は、レントンとドミニクの遭遇編と言う所でしょうか。コーラリアンがなんなのか、エウレカはいった誰なのか、アネモネは、、、謎が多い中、やっかいな女に惚れた者同士の交流が生まれます。ドミニクのアネモネへの愛情、レントンのピーキーなチェーン、絶望病、等々、今後も関連してくる話も多く見逃せない回です。

【余談】
ドミニクの方向音痴ぶりは、すごいですね。あれで軍人やっていけるのでしょうか?




【エウレカセブン】






2009年4月5日日曜日

エウレカセブンの第12話アクペリエンス・1の主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第12話 アクペリエンス・1
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クテ級コーラリアンへの突入を試みる、エウレカとレントンの乗るニルバーシュTypeZEROに、アネモネのニルバーシュTypeTheENDが襲いかかり、バスクード・クライシスを撃ってくる。「溶けちゃえ、溶けちゃえ、脳みそ溶けちゃえ!」。(前回、第11話イントゥー・ザ・ネイチャーの続き)

死の恐怖の中レントンは我を忘れ、取り乱す。それを制止するエウレカ、「レントン、ダメ、いかないで!」

月光ステートの月光号と、ユルゲンス艦長のイズモ艦は、艦対戦を行う。クテ級コーラーリアンの影響で艦砲は歪曲する。デフコン1を発令する月光号、対艦レーザの歪曲率を測る出雲艦。やるかやられるかの戦い。接近戦のミサイル戦で、右羽のVRFを破壊される月光号、揚力が25%低下する。イズモ艦では、ドミニク少尉がユルゲンス艦長に頭を下げ申し入れる、アネモネとニルバーシュTypeTheENDの回収優先を。が、息詰まる対艦戦の真っ最中であり、受け入られない。二度目の戦闘で、イズモ艦は左翼に被弾する。

クテ級コーラリアンのゾーンの中に入った、エウレカ、レントン、アネモネ。レントンは精神世界の中で翻弄される、学校の授業、粘土細工のクラスメイト、その光景を見る自分自身。混乱するレントン、虚空に追われ無限のトイレで、便器の水に溺れる。レントンを捜すエウレカ。レントンは冷蔵庫の中にいる全裸のアネモネをみつけ「エッチ!」と言われる。(「なにすんのよ、エッチ!すけべ!」「ち、ちがうよ、そんなつもりじゃ」というアネモネとレントンのやり取りをモニタしたドミニクはあせり、「誰と、なにをしている!アネモネ!」と叫ぶ。エウレカは無限のトイレにたどり着き、レントンを捜す。) スカイフィッシュと“理由のない悪意、名前のない悪意”について話すレントン、アネモネと対峙するレントン、そして巨大なアネモネに襲われる。助けてくれたのはエウレカ。レントンは姉ダイアンの姿を湖のほとりに見た。「一緒に帰ろう」と言うエウレカと共に帰る。

トラーパーは急速に消失して行き、クテ級コーラリアンは消滅する。急速離脱する月光号とイズモ艦。セブン・スウェル現象が起き、爆心地には、レントンとエウレカとニルバーシュTypeZERO、アネモネとニルバーシュTypeTheENDが残される。

スカイフィッシュ:
     ねえ、ねえ、知ってる?
     世の中には、理由の無い悪意が山程あるんだよ。
     わたしにも理解できないし、
     あんたに、理解なんて出来るわけもない。
     でも、それは確かにいる。
     ほら、そちら、こちらに、
     いっぱい、ちらばってる。
     名前の無い悪意がね。
アネモネ:捕まえた!
     さあ、早く私の名前呼びなさいよ。


つづく
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短くまとめたかったのですが、結果こんな感じです。。。さて、今回のお話は、コーラリアンとの接触と対艦戦の巻と言う所でしょうか。コーラリアンの中の精神世界と、手に汗にぎる対艦戦のお話です。対艦戦は非常に良かったです、ギジェットなんて忙しくて大変そうだったしね。あと、デフコン1という古い言葉が出てきました、なつかしい感じですね、でもデフコンって、艦船レベルじゃなくって国家レベルでの即応体制じゃなかったっけ?

【余談】
正直な話、僕は精神世界話が好きではありません、ばかばかしくないですか? TV漫画で精神論なんて。今回の対艦戦の描き方は非常に良かった、でも、精神世界の話は、とっても“駄”です。精神世界を語るのに、結局は例えで具象する。愚かとしか思えないフロイトの、さらにその模倣をする。ついていけませんわ、まったく。
あ、あと、ドミニクってこの時点ではまだ少尉だったんですね、ドミニク情報士官の階級は少尉。特務大尉になるのは後の回なのね、そこら辺厳密でない私ですので、前回までのあらすじにドミニク特務大尉と記してしまいました、すんませんです。





【エウレカセブン】






2009年4月4日土曜日

エウレカセブンの第11話イントゥー・ザ・ネイチャーの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第11話 イントゥー・ザ・ネイチャー
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サウスアイレスの塔の上空に、コーラリアンが現れた。クテ級(空中停止級)で、かなり大きな球状で、積乱雲を伴っている。月光号は急行し突入作戦を実行する事にした。ニルバーシュTypeZEROに乗るエウレカとレントン、マシューとストナーの606、ヒルダの808、3機のLFOは、コーラリアンの中のゾーンに入るために出撃する。

軍も行動を開始していた。ユルゲンス艦長率いる空中戦艦イズモ艦、それに同乗するドミニク特務大尉とアネモネ。アネモネはニルバーシュTypeTheENDに乗り出撃する。薬物を打たれハイテンションなアネモネ。

レントン達に襲いかかるアネモネ
レントン:ん、LFO?
アネモネ:はは、いい反応してる。
     そういうの大好き。
     だ か ら、殺してあげるね。
エウレカ:まずい
レントン:う、う、なんだこのKLF、
     ニルバーシュ?
アネモネ:面白い
     ジ・エンドにすごく似てる。
     ほら挨拶なさい。
     こんにちは、私のそっくりさん。
     死んでちょうだい、
エウレカ:う
アネモネ:バスクードクライシス!
エウレカ:う、う
アネモネ:溶けちゃえ、溶けちゃえ、
     脳みそ、溶けちゃえ
レントン:うわ
レントン:そして僕らは、あの世へ旅立った。


つづく
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もう少し短く出来るかな、相変わらずまとめるのに苦労しています。。。さて、今回のお話は、接触編というところでしょうか。コーラリアンとの接触、アネモネとの初戦闘、盛り沢山の回です。エウレカに比べ表情豊かなアネモネ、人気があるのも頷けます。

【余談】
この頃のドミニクは、かなり傲慢ですね。軍隊組織であんな態度をとっていても良いのでしょうか?





【エウレカセブン】






2009年4月3日金曜日

エウレカセブンの第10話ハイアー・ザン・ザ・サンの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第10話 ハイアー・ザン・ザ・サン
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ラジオの気象情報により、地殻変動によるトラパーの大量発生を知る月光ステート。いい波が来る、最高のリフが楽しめると、大波が来るスポットへ弾道飛行で向かう月光号。レントンは、弾道飛行中の無重力で、エウレカと一緒に外の景色を見た。背中に感じるエウレカに“無重力バンザイ”なレントン、幸せなひととき。
レントン:もし、この時、
     このエウレカの瞳が語っていた事を、
     僕が理解していたら、
     もしかしたら、僕らはあんな結末を迎えなくても
     すんだかもしれなかったんだ、姉さん。
     でも、でも、今は、
     これだけは言わせて欲しい。無重力バンザイ


しかし、月光号が到着したのは軍の廃基地、半年前の地殻変動で放棄された空軍施設マナアキ基地だった。ここは、いい波も期待出来ない場所だった。タルホはわざと操縦を失敗し、ホランドと共に軍を脱走した場所マナアキ基地に着陸したのだ。
シウダデス・デル・シエロで虐殺をした事、タルホの事、これからやらなければいけない事の重み、もろもろの事に悩むホランド。マナアキ基地跡で、タルホはホランドと激しく語り合う。過去という現実からは逃れられない二人だが、悩みながらも歩み続ける事を決心する。

一方、軍では、、、
デューイは、月光号に対処するため、“あれ”を使う事をドミニク特務大尉に指示する、アネモネと呼ばれる鼻血少女を。

つづく
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うまくまとめられなくて申し訳ない。。。さて、今回のお話は、ホランドの苦悩を描く回です。タルホと共にがんばってもらいたいと、応援したくなる回ですね。あと、弾道飛行する月光号のシーンがかなりカッコイイです。そして、この回では、この物語のヒロインであるアネモネが初登場します。エウレカ・セブンじゃなくてアネモネ・セブンだろ とか、レントンとエウレカの恋物語じゃなくってドミニクとアネモネの愛の格闘技物語だろ とか、なにかと話題のアネモネ嬢、鼻血を出して登場です。

【余談】
ムーンドギーとギジェットの『君はどこまで伸ばせるか! ゲッコーカップ争奪! チーズのびのび選手権!!』、楽しそうですね。ドギー会長はどんな挨拶をしているんだろ?



【エウレカセブン】






2009年4月2日木曜日

エウレカセブンの第 9話ペーパームーン・シャインの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 9話 ペーパームーン・シャイン
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ティプトリーを、ボダラク巡礼の地シウダデス・デル・シエロへ連れてきた月光ステート、ノルブを捜す以上は何時かは立ち寄らなければ成らない地ではあるが、ホランドの心は動揺を隠せない、エウレカも怖い顔をして子供達(モーリス、メーテル、リンク)を不安にさせる。

水の補給だけすませ、すぐに飛び出せるように待機する月光号、さっさとしっぽを巻いて逃げ出したい雰囲気の月光号。ティプトリーはホランドに、ここまで連れて来てくれたお礼に金色の液体の入ったビンを渡し、街に向かう、廃墟の街に。

ムーンドギーとレントンは、月光ステートにとって、ここシウダデス・デル・シエロが因縁の地である事を知らない。彼らはこの街のすばらしいトラパーの波を見て、波に乗る。激怒するホランド、レントンを殴る、理由を聞くレントン、さらに殴るホランド。飛び出して行くレントン。エウレカは飛び出して行くレントンを見て言う「レントン、どうしたの、レントン」。ニルヴァーシュに乗りレントンを捜すエウレカ。

飛び出して行ったレントンは廃墟の街を飛ぶ、真新しい廃墟、炭、不発弾。月光号を降りたティプトリーに偶然再会し、レントンはティプトリーと語る。レントンは自分が、ただ誰かが記した事を読んで知っただけであると知る。ヴォダラクが反政府組織である事も、無数のパイルバンカー(杭)を打ち地殻変動(スカブの隆起)を抑える事も、本当の事なのか正しい事なのか、わからない事だらけだ。そして知る、数年前に、この街ヴォダラクの街であるシウダデス・デル・シエロを、軍は襲撃し破壊し、ヴォダラク教徒を虐殺した。

ニルヴァーシュでレントンを迎えに来たエウレカ、人々は「白い悪魔め」と石を投げぶつける。あわててエウレカをかばうレントン。人々はエウレカに言う、軍の犬めと。エウレカはレントンにその事実を肯定し、この街で大勢の人間を殺した事実を告げる。軍の特殊部隊SOF、リーダ・ホランド率いるSOFにいたエウレカは、この街の住人を殲滅する任務についた、そして実行した。だけど、自らが撃ち殺した骸(むくろ)の中に、子供達(メーテル、モーリス、リンク)を見た時、エウレカはこの子達を助けた。そしてその子達の母親になった。

シウダデス・デル・シエロの街を、軍の空中戦艦が定時爆撃に来る。

レントン:でもさ、でも、
     しかたなかったんだろ。
レントン:だって、その時は戦争だったんだろ、
     それに、君は軍人で、
エウレカ:わかってない。
レントン:え、
エウレカ:今も、私は戦争をしてる、
     私たちがしてる事は、
     ゲームでも、スポーツでも無い。
エウレカ:私が戦う事で、人間たちは傷つき、
     死んでいく。
エウレカ:気づいてないかもしれないけど、
     レントン、
     君もそれに加担してるんだよ。
エウレカ:この戦争に。

(モーリス:帰ってくる?ママ帰ってくる?)
(ヒルダ:大丈夫よ、)
(    今ホランドが迎えに行ってるから。)
(モーリス:ホントに、ママ戻ってくる?)
(ヒルダ:安心なさい、今までホランドは、)
(    嘘ついた事ないでしょ。)
(モーリス;うん)

(ホランド:くっそ、よりにもよってだ。)


エウレカ:私達が犯した罪は、どんな形でも償うつもり。
     でも、それ以上に私達は、生き延びなきゃいけない。
     生き延びて、使命を果たさなきゃいけないの。
     そのためだったら、なんだってするわ。
レントン:それじゃ、エウレカ、
     戦わせるために、俺を連れてきたのかよ。
エウレカ:そうよ。
     君がいなくちゃ、ニルヴァーシュは、
     ちゃんと動かないから。
エウレカ:ニルヴァーシュがなければ、
     私達は、使命を果たす事が出来ないから。
レントン:なんだよ、それ。
     使命だか、なんだか知らないけどさ、
     じゃあ、だったらなんで、
     なんで、君はここで、メーテル達を、
     助けたんだよ。
エウレカ:あ
レントン:全部が全部、信じたわけじゃない。
     でも、君が軍を抜けたのは、
     命令だからと言って、罪もない人達を
     殺すのが、嫌だからなんだろ。
レントン:使命とか、なんとか、そんなこと言ってるけど、
     でも、それって、
     軍の命令と、何も違って無いじゃないか。
レントン:エウレカ、
     君は嘘をついてるよ。
     罪もない人が、殺されていくのは、
     嫌なんだろ?
     どんな形でも、償いはするんだろ?
エウレカ:でも、
     今出て行ったら、ホランド達に迷惑が。
レントン:そうかよ。
エウレカ:レントン、何するの?
レントン:ニルヴァーシュで、
     軍の爆撃をやめさせるんだ。
エウレカ:そんな無茶な事。
レントン:俺は、ティプトリーおばさん達を
     見殺しにできない。
エウレカ:それは、私も、同じだよ。
レントン:だったら
     一緒に行こう、エウレカ。

エウレカとニルヴァーシュに乗り、行くレントン。塔の間をくぐり抜けて先回りし、軍の空中戦艦を追う。対空砲火をくぐり抜け、空中戦艦を切る。

レントン:ねぇ知ってた?
     ここって、みんなに何かを、選ばせるとこなんだって。
     だから、エウレカだって、きっとここで、何かを選んだんだ。
     それに、ティプトリーおばさんが言ってたけど、
     ここの、見た目がどんなに変わっても、
     ここが、ここであるのは変わらないんだって。
レントン:オレは、昔君がここで選んだ事って、
     凄い事だと思うし、
     その凄さは、今も変わらないと思う。
     ここが、変わらないのと、同じ様にね。
レントン:君が、例えどんな事を、前に選んでいたとしても
     俺は、君を信じるし、
     それに、俺は、
     その時の、君から何も変わってない事を信じるよ。

エウレカ:変わった、
     私、変わっちゃったかもしれない。
     君が来てから私、
     変わっちゃったかもしれない。(涙)

レントン:わかんない、
     何でかわかんないけど、
     俺は、この時、
     心から、この娘の力になりたいって思った。
     それが、俺の選んだ事だったんだよ、姉さん。

帰艦し、軍の空中戦艦を叩いた事は、自分ひとりの責任だと詫びるレントン。ホランドはウィールを渡し、月光号にレントン用の船室が割り当てられる。レントンは月光ステートの正式メンバーとして認められた。

エウレカ:変わってない。
     私、変わってないよね。
     そうでしょ、そうだよね、
     ね、ニルヴァーシュ。


つづく
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文書化する才能の無さを思い知っています。。。さて、今回のお話は、エウレカと月光号の過去の巻です。ホランドとエウレカが、過去軍にいた時にやった虐殺、取り返しのつかない過去の姿、それを知るレントン。そして、レントンに影響を受けるエウレカ、二人のラブはいま羽ばたきます!(マテ
僕的には割りと好きな回です。でも、ホランドのDV爆発の兆候が見えてきて、ちょっとブルーな回かな。。。

【余談】
子供達の呼び順、エウレカ的には、メーテル、モーリス、リンクなのかな?メーテルが筆頭格?



【エウレカセブン】






2009年4月1日水曜日

エウレカセブンの第8話グロリアス・ブリリアンスの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 8話 グロリアス・ブリリアンス
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ray=out誌の表紙に載ったレントン。ジャージで岡持ち姿+ヒゲ変装(第7話アブソリュート・ディフィート参照)だが、憧れのray=out誌の表紙を飾ったのだ。

エウレカと子供達(モーリス、メーテル、リンク)と街に買出しに出かけるレントン、相変わらず子供達にからかわれるが、それなりに楽しいひと時、ところがちょっとした隙に、メーテルが迷子になってしまう。あわてて捜すエウレカ、幸いな事にメーテルは品の良さそうなおばあさんに助けられて無事だった。レントン達は助けてくれたおばあさんの家で紅茶を飲ませてもらう事になった。

そこに、ホランド達が踏み込んでくる、なんと、迷子のメーテルを助けてくれたおばあさんは、偶然にもホランド達が捕まえようとしていた賞金首で、ボダラク教徒の反政府運動家だったのだ。逃げるおばあさん、追うホランド。納得出来ないながらもレントンもおばあさんを追う。月光ステートの面々はチームワークを駆使して、おばあさんを確保する。おばあさんは、あきらめ、なぜが皆に食事を振舞う、

おばあさん:あら、今度はあなたが手伝ってくれるのかしら?
レントン :監視です。
レントン :わかんねえ
おばあさん:何が?
レントン :どうして、オレ達にご馳走なんかすんのさ
おばあさん:私が捕まったら、ここの食材は腐るだけでしょ
レントン :そう言うことじゃなくて
おばあさん:ボダラクだから
レントン :え
おばあさん:そこの胡椒を取ってくれる
レントン :は
おばあさん:あれは、あなた達に捕まる運命だったのよ。
レントン :ん(胡椒を渡す)
おばあさん:ありがと
レントン :でも、さっきは逃げようとした
おばあさん:世の中にはね、
      受け入れる運命と、抗うべき試練があるの
レントン :よく、わかんないんですけど
おばあさん:それは、あなたがボダラクの光を見る者達では無いから
おばあさん:今度は、カイエンペッパーをお願い
レントン :あの
おばあさん:胡椒の隣のビンよ
レントン :じゃあ、なんで反政府運動なんか
おばあさん:あ、お塩もお願い
おばあさん:私達は、
      政府に逆らってるつもりなんて無いのよ。
      軍がそう決め付けてるだけ。
      鳥が籠に入れられれば、
      毎日大空を夢見るものでしょ。


ボダラク教徒のおばあさんを軍に引渡し、賞金を手に入れる月光ステート。金塊がずしりと重たい。賞金さえ受け取ってしまえば、こっちのもんだと、すぐにボダラク教徒のおばあさんを奪い返す月光ステート。唖然とする軍。

賞金欲しさの騒動に巻き込んでしまった罪滅ぼしに、ボダラク教徒のおばあさんを、ボダラク巡礼の地、シウダデス・デル・シエロへ連れて行く事になった月光号。ホランド達の顔が曇る、シウダデス・デル・シエロはホランド達にとって因縁の地らしい。

つづく
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文書化するのって難しいですね。さて、今回のお話は、宗教団体ボダラク登場の巻きです。この宗教はエウレカ世界の重要な要素の一つなんですが、確かに重要な要素ではあるのですが、、、ぶっちゃけ、話の大筋的には無くても構わない存在のような気がします。(<仮に無くっても、うまく話を成り立たせるのは可能って意味です。確かに、なまぐさノルブとろりっ娘サクヤの役割は大きいのですが、君らなんで一回の失敗で諦めてんの、君ら二人で遂行すれば全部解決じゃんって感じ。教団を袋小路に入り込んでしまったダメ団体扱いせずに、教団を正しく導いて、サクヤと一緒にもう一度がんばってみろよノルブ! 安易にエウレカとレントンに頼って託すなよって思えるのよね。あ、ずいぶん先までネタバレしちゃった^^;)

【余談】
おばあさんの名前は、ティプトリーというらしいです。あと、その他の表記なんですが、ボダラクでもホダラクでもなくて、ヴォダラクってのが正しいようで、ニルバーシュもニルヴァーシュという表記が正しくて、魂魄ドライブもコンパク・ドライヴって表記みたいです。私の書いているあらすじ文章では、、、まあ そこら辺、適当で申し訳ないですm(_ _)m。



【エウレカセブン】






2009年3月31日火曜日

エウレカセブンの第7話アブソリュート・ディフィートの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 7話 アブソリュート・ディフィート
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軍のKLFが、コーラリアンに連続撃破された。三賢人はこの状況を憂慮している。デューイとドミニクは、KLFが撃破された現場を調査し、三賢人に報告する。一方、ホランド達月光号の幹部は、デューイが拘束を解かれ軍に復帰した事を知り、強敵の復帰に衝撃を受ける。だが、いまさら深刻になった所でしょうがない、やるべき事をやるしかない。

レントンは営倉入り10日の所を一週間で出してもらう。秘密任務の遂行のために駆り出されたのだ。レントンは、ラーメン(さっぱりとんこつ系)型の都市破壊兵器の運搬を任された。

都市型迷彩服(ジャージとヘルメット)を着て、変装(書きヒゲ)して街に出るレントン。岡持ちにラーメンを入れ取引先の公園に行くが、敵の監視員の存在により、新たな取引先のサウナ・レインボーに移動し潜入する。ブツの受取人は、モーリスの言により「背中に伝説の生き物の刺青をしたヅラをかぶった男」だという事がわかった。レントンは取引相手を捜そうとするが、命の危険を感じ挫折しかける。ストナーは「残念だが、しょうがない、作戦修了だ帰って来い」と言ってくれる。しかしレントンは作戦続行を決意し、サウナ室の捜索を開始する。

そこに、ムーンドギーが助けに来る。レントンのために来てくれたのだ。自分の頼りなさに泣き、助けに来てくれたムーンドギーに感謝するレントン。

レントン  :やっぱり、
       俺が情けないから、
       ヘルプに来たって事ですよね。
レントン  :俺、頼り無いですか?
レントン  :そうですよね、こんな大事な作戦、
       俺一人なんかには、
       任せられないですよね。
       正直、ムーンドギーさんが来てくれて、
       俺、ほっとしちゃって
       ふっん、なさけねえ。
       これ、多すぎて食べ切れないや。(涙)
(マシュー:え、なんで、ここで泣くの?
      ゲームオーバーじゃん。)
(ストナー:いや、悔し涙は別だ。)
(ハップ :ああ、ムーンドギーが、
      これをどう切り返すか、期待大だな。)
(ストナー:見せてもらおうか、笑いの神が、
      どっちに微笑むかを。)
(ヒルダ :あほらしい、あんたらに付き合ってると、
      こっちまで、頭腐る。
      ごちそうさまでした。)
(マシュー:えー、いっちゃうのハニー)
(ヒルダ :さあ、仕事、仕事)

ムーンドギー:いったい、何 企んでんだよ!
(マシュー:おう)
ムーンドギー:お前、本当は全部わかってんだろ!
レントン  :どういう、意味ですか
ムーンドギー:自分がどういう立場に置かれてるか、
       全部、わかっててやってるんだろ!
(マシュー:いきなり、ばらしに、かかちゃったよー)
(ストナー:自爆だなこりゃ)
(ギジェット:自分に素直なのよ。)
(ハップ:ムーンドギーにはここいらで、お引取り願おう。)

ムーンドギー:泣きまねなんか、してんじゃねえよ!
       俺を馬鹿にしやがって。
レントン  :ムーンドギーさんって、
       本当にやさしい人なんですね!
ムーンドギー:え、何それ
レントン  :俺、まだ何もやり切れて無いのに、
       一人で勝手に落ち込んで、
       すいません、俺、恥ずかしいです。
       自分の立場を、軽く見てました。
ムーンドギー:お前、何、言ってんの
レントン  :俺、怖かったんです。
ムーンドギー:は?
レントン  :誰かの手に、これを届ける事で、
       罪の無い人が傷つくかもしれないって。
       でも、それじゃ駄目なんですよね。
ムーンドギー:だまれ
レントン  :俺、ガキでした。
ムーンドギー:だまれよ
レントン  :俺、月光号に乗りこんだ時に決めたんです。
       たとえ世界中を敵にまわしても、
       エウレカの力になるって。
(エウレカ:ぁ)
レントン  :あなたのおかげで、やっと決心がつきました。
       厳しさの中で、本当のやさしさ。
       ありがとう、ドギー兄さん!
(マシュー、ストナー、ギジェット、ハップ:「え、ドギー」)
ムーンドギー:兄さん?
(マシュー、ストナー、ギジェット、ハップ:ぎゃはは)

ムーンドギーは「おれは、てめぇの、兄さんなんかじゃねぇ」と、レントンに襲いかかるが、それをそばにいた、さわやかな巨漢のリフボーダーがなだめる。

なだめてくれた巨漢のリフボーダーの背中にはホランドの刺青が、伝説のリブボーダー・ホランドの刺青があった。それを見たレントンは、取引品であるラーメン型都市破壊兵器の受け渡し人だと思い、合言葉(ねえ、おにいちゃん、何食ったらそんなに、でかくなれるわけ?)を合図(鼻の穴に親指を入れ人差し指を伸ばす)とともにする。さわやかな巨漢のリフボーダーはあきれて、ラーメンをレントンにかけ、去っていった。

すべてが、みんなのイタズラだった、月光ステートの通過儀礼みたいなものだ。落ち込むレントンだったが、ムーンドギーは「お前がずばっと決まった瞬間、マジでやられたって感じで、ちょっとくやしかったぜ」と東北弁で言い、握手してくれた。

落ち込むレントンに対し、三人の子供達(モーリス、メーテル、リンク)は、ダサイ姿を見せたから、ママ(エウレカ)に合わす顔が無いとからかう。しかし、エウレカはレントンに食事を、ラーメンを持って来てくれた。エウレカは「レントンってすごいね。」と言ってくれた。

つづく
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毎度、うまく文書化出来なくてすみませんです。さて、今回のお話は月光号の生活紹介編その4、通過儀礼の巻と言う所でしょうか。構成的には冗長な感はぬぐえませんが、まあ、ムーンドギーが輝いている回ですし、よしとしましょう。

【余談】
ムーンドギーって、ゲーム版エウレカでは主要キャラ(準メイン?)らしいですね。エウレカプロジェクトのゲームはやった事が無いのですが、面白いのかな?やってみようかな。。。




【エウレカセブン】






2009年3月30日月曜日

エウレカセブンの第6話チャイルドフッドの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 6話 チャイルドフッド
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子供達(モーリス、メーテル、リンク)に徹底的に攻撃されるレントン。顔に悪戯書きされるは、それ以上の事はされるは、さんざんなレントン。子供達はママ(エウレカ)をレントンに取られるのを阻止し、追い出そうとしているのだ。「エウレカの子供達」に、反撃も和睦も出来ないレントン、悩む、子供達と仲良くしたいと思っているのに、ままならないから。

ホランドは、軍のコベル基地が爆破されたニュースに、デューイが写っているのを見る。驚くホランド。

しかし当面の問題は月光号の経済運営。現在、月光号が運んでいる密輸の荷物、それはリフボード等に使うワックス。(ワックス自体は禁制品では無い、単に荷主が、関税を逃れるとかの理由で密輸運搬を依頼してきただけ。)その荷主が倒産してしまったため、荷物を近くのバーデスという街に持って行って、売っ払うことにした。ただしバーデスまでのコース上には軍の基地がある。月光号は軍に探知されないように、魂魄インターフェアレンサを使って向かう。

(子供達に痛みつけられ、湿布を貼るレントン)
レントン:調子に乗りやがって。
     お前らのママが、
     エウレカじゃなかったならなぁ
 (エウレカが来る)
エウレカ;手伝おうか?
レントン:ありがと
     もっと、上なんだけど。
エウレカ;この辺?
レントン:ああ、そこです、そこ。
     えう、冷た。
     ありがとう。
     えうう
エウレカ:あの子達がやったの?
レントン:え、いや、違うよ。
     全然そんな事ないって。
エウレカ:そう、よかった。

エウレカ;私は、ちゃんと母親をやれてるかな?
レントン:え、ううん、大丈夫。だと思う。
エウレカ:そうだよね、教えてもらった通りにやってるし。
     親は、子供を叱らなくっちゃいけない。
レントン:え
     それが躾けなんだって。
     レントンはどんなふうに躾けられたの?
レントン:俺は、物心ついた時には、
     二人とも死んでたから。
エウレカ:そうなんだ。
レントン:だから、小さい頃は、姉さんが親代わりだった。
     好きだったな、姉さんといるの。
     いい匂いがしてさ。


子供達は、レントンを追い出すためのイタズラのために、丈夫なロープが欲しかった。そのために太いワイヤーを得ようとして、魂魄インターフェアレンサを停止させてしまう。魂魄インターフェアレンサが働かなければ、月光号は軍に探知されてしまう。

レントンは子供達の気持ち、ママ(エウレカ)を取られたくないという気持ちを察していた。レントンにも、お姉ちゃんがデートに行くのを邪魔した思い出があったから。だからレントンは子供達をかばい、子供達と共にニルバーシュで出撃した、軍の基地を撹乱するために。軍の基地を翻弄し大きな悪戯書きをするレントン、子供達は大喜びし大笑いする、子供達に大きいところを見せたレントン、しかしレントンもまだ子供に過ぎない。

悪戯書きで軍を翻弄した、レントンの操縦するニルバーシュ。しかし軍のKLFがそれを襲う。逃げるレントン。そこに月光号と月光号のLFOが助けに来る。マシューLFO606からエウレカが、ニルバーシュに飛び乗る。エウレカの操縦するニルバーシュは軍のKLFを撃破し、皆無事に月光号に帰る。

月光号に戻ったレントンには営倉入りの罰が下された。ニルバーシュの無断使用、単独出撃、子供達を乗せた事、どれもガキのイタズラでは済まない問題、ちゃんと、ホランド達が大人として罰を与えなければならない。

エウレカ:どうして、言わなかったの?
レントン:え
エウレカ:あの子達がシステムを壊したこと。
     大人だから、男だから?
レントン:レントン・サーストンだからかな。
エウレカ:よく、わからない。
レントン:俺も
 (子供達三人、モーリス、メーテル、リンクが営倉に入る)
レントン:お前ら
エウレカ:ちゃんと罰を受けたいって。
 (リンク、レントンの前に立ち、そして隣に座る。)
メーテル:ごめん、レントン
 (モーリスが、レントンにエウレカの写真を渡す。)
レントン:ありがとう
 (エウレカも営倉に入る)
レントン:え、エウレカ、君も?
エウレカ:私、母親だから。おかしい?
レントン:ううん、おかしくない。
     全然、おかしくないよ。
エウレカ:寒いね、ここ。
レントン:そうでもないよ。

つづく!
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出来るだけ短くまとめたいのですが、なかなか難しいです。今回は、月光号の生活紹介編その3。レントンと子供達の葛藤が描かれます。(正直、個人的には冗長な感がしますが…、まあDVDを通しで見れば、けっこういい話です。)

【余談】
ホランドが読んでいた本、金枝篇。第4話でデューイが読んでいた本と同じですね。金枝篇と言う本は実在する本ですので、読む事は可能です。興味ある方はどうぞ読んでみて下さい。(個人的には、図書館で読んでみる事をお勧めします。)





【エウレカセブン】






2009年3月27日金曜日

エウレカセブンの第5話ビビット・ビットの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 5話 ビビット・ビット
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ニルバーシュにレントンが乗ると調子がいい。エウレカが操縦するのだけど、サブコックピットにレントンが乗っていると調子がいいのだ。今日も試験飛行のためにエウレカと共にニルバーシュと飛ぶレントン。だが、レントンは激しい飛行のため嘔吐してしまう。己の醜態に落ち込むレントンに、三人の子供達(モーリス、メーテル、リンク)が追い討ちをかけるようにからかう。ママ(エウレカ)とゲロんちょ(レントン)は相性が悪いんだと エウレカの前で言われ、さらに落ち込むレントン。

レントン:初恋が、甘酸っぱいなんて、
     誰が言ったんだろう。
     そんなの嘘さ、ただ苦いだけ。
タルホ :ああ、天使に恋した僕に、
     神が与えた試練でしょうか。
     追えば、ふわりと逃げる綿毛が、
     重くこの胸を締め付ける。


レントンがエウレカを好きだって事を、タルホに知られてしまった。あせるレントン、タルホはこの事をネタにレントンをこき使う。エウレカが好きだって事をばらされたくないレントンは、やむなくタルホにこき使われる。

街に買出しに行く事になった月光ステート。タルホは「ジョンヘンリの復刻シルバー(指輪)」が買いたいと言う、金欠ビンボーな月光ステートには、そんな余裕が無いと却下される。(タルホは月光号のパイロットだけではなく、月光ステートが出版している雑誌「ray=out」のグラビアのモデルもやっている。だから、そう我侭な注文でもない。次に金が入ったら考えるとホランドに言われるが、限定品でシリアル一桁が欲しいとタルホは言う。)

タルホとヒルダの買出しに"荷物持ち"として同行するレントン。エウレカはホランドと一緒にニルバーシュの部品を買いに行く。エウレカは中古部品の良し悪しが判る、パーツの声でも聞こえるかの様に。

レントンは、タルホにからかわれ、荷物持ちとして酷使される。その上レントンは、買出し後の待ち合わせ場所のファミレスでみんなを待っている間、酔っ払ったタルホに さらにおもちゃにされる。が、少し寂しいタルホの一面を見てしまうレントン少年でもあった。

酔っ払ったタルホは、そのファミレスの駐車場にいた不良ボーイ達と、いざこざを起こしてしまう。誰も助けがいない中、必死にタルホを守ろうとするレントン。そこにホランド達が駆けつけタルホを助ける。ホランドは荷物を不良ボーイのバイク変形型LFOに踏まれてしまい激怒し、不良ボーイをコテンパンにする。

不良ボーイのバイク変形型LFOに踏まれてしまったホランドの荷物は、「ジョンヘンリの復刻シルバー(指輪)」だった。踏まれて変形してしまったが、タルホは紐を通しネックレスにして着けた、幸せそうなタルホ。(ちなみに、レントン少年がエウレカに気がある事は、月光号の皆にとって周知の事だった。みえみえだからね(笑))

ミーシャ:女のご機嫌取るには、まずはプレゼント。
レントン:ひ
ミーシャ:さすがねホランド。
レントン:えっ、あれ、ホランド?
     だって、駄目だって
ミーシャ:で、あんたは?
レントン:あ、エウレカにっすか、
     いえ、あの、俺ってば先立つモノも、
     その、とほほな感じで。
ミーシャ:まったく、ごちゃごちゃ女々しいね。
     物なんて、どうでもいいのよ。
     要は、態度で示しなさい。
     体を張って、タルホを守ろうとしたようにね。
     (ミーシャ、ウインク)

レントン:まあ、結局の所、タルホさんを守ったのも、
     ホランドだったわけで。

メーテル:えー、あのゲロんちょが?
リンク :うそだ、ママ。
    (エウレカ、にっこり)

レントン:いつか、この背丈がもう少し近づいたら、
     聞いてみたいね、ホランドに。
     あんたの初恋は、
     いったい、どんな味だったのかって。

つづく!
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この回も、なんとか短く書けたかな。。。なかなか難しいものですね、文書を書くのは。今回は月光号の生活紹介編その2、タルホ紹介とホランドとタルホの関係が、中心(メイン)に見える回ですが、エウレカの不思議さや、ちびっ子三人、ミーシャもうまく描かれています。(まあ、それでも冗長な感じはしますけどね。。。)

【余談】
「ジョンヘンリの復刻シルバー(指輪)」ですが、リアルに販売されています。今年、それも今月位からの販売開始みたいです。エウレカ好きのカップルさん必買かもしれませんね!(値段は、リングが16,800円、ネックレスも16,800円だそうです。)

『交響詩篇エウレカセブン』、「ジョン・ヘンリの復刻シルバー」を再現
| ホビー | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/12/21/006/index.html
ジョン・ヘンリの復刻シルバー リング -
【フジクリエイション】キャラクターシルバーアクセサリーの販売
http://fujicreation.shop-pro.jp/?pid=1428458
ジョン・ヘンリの復刻シルバー ペンダント -
【フジクリエイション】キャラクターシルバーアクセサリーの販売
http://fujicreation.shop-pro.jp/?pid=1428453





【エウレカセブン】






2009年3月26日木曜日

エウレカセブンの第4話ウォーターメロンの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 4話 ウォーターメロン
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冒頭は三賢人の話し合いから始まります。レントンとエウレカの起こしたセブン・スウェル現象に関して話しています。アドロック(レントンの父)のアゲハ構想、それを推進し軍籍を剥奪されたデューイ・ノバク中佐。三賢人はそのデューイを復帰させる事にします。デューイの元部下ドミニクは軍刑務所に行き、デューイにその事を伝えます。

さてレントンですが、月光号に来て7日、新入りとして雑用の日々です。月光号にいる月光ステートの面々はリフもしないし、退屈な日々、憧れの月光号に乗り組んだはいいが納得の出来ない感じのレントンです。月光ステートは経済的に余裕が無いのです、月光号の現実の姿にレントンのテンションは下がります。

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ニルバーシュはレントンを乗せると調子がいい、エウレカもそう言う。ホランドは、ニルバーシュにエウレカだけでなくレントンも乗せて様子を見る事になった。

エウレカ:(ニルバーシュに)お疲れ、よく、がんばったね。
エウレカ:(レントンに)ねぇ
レントン:あ、何?
エウレカ:ちょっと
レントン:何?どうしたの?
エウレカ:この子がね、今日、君と飛べて楽しかったって
レントン:え
エウレカ:この子ね、
     レントンに、そういうこと言わないんだよ。
     気難しい子だから。
エウレカ:それにね、私も楽しかったし。
レントン:え
エウレカ:私、いつもこんな気分で乗りたいな。
     いつも、こんな気分で波に乗れたらいいのに。
レントン:そう、この時、僕は、
     どうやったら、この娘の笑顔が持続できるのか、
     そればっかり考えていたんだ。


月光号は金儲けのために、なにか稼ぎの種を探していた。レントンはリフ大会に出て賞金を稼ぐ事を提案するが却下。密輸品の運搬をする事になった。軍の基地の傍を通るコース。正面突破で挑む月光ステート、トラパーの間欠泉を利用し飛び翔る。密輸品は臓器、レントンは冷たい現実も知る。

マシューから、トラパーの波が来ることを月光ステートの面々は知っていた事、賞金を稼ぐためのリフはしない事、三人の子供たちがエウレカの実の子供でない事、いろいろとレントンは話してもらう。

タルホ :よかったじゃない。教えてもらったんでしょ。
     私達の事も、エウレカの事も。
     でもさ、本当にあの子達が、
     エウレカの実の子供だったら、どうだったの?
レントン:それに僕は答えられなかった。
     何かいい言い方がある事はわかっていたんだけど、
     でも、この時の僕にはそれが思いつかなかったんだ。


つづく!
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なんとか、短く要点をまとめようと努力しました。まあ話が話しなんで、なんとか短く出来ましたが、今後もうまく短くまとめられるかは不安です。

さて今話は、月光号の生活紹介編その1と言う所でしょうか。最後の方のシーンで、レントンに話すマシューがかっこよかったです。タルホはレントンをカワイガッテ(=相撲部屋とか体育会系の意味で)いますし、三人の子供たち(モーリス、メーテル、リンク)もレントンを嫌っています。なかなか前途多難なレントン少年です。

【余談】
ところで、月光号の生活を描くこの回、通しで全話とか、まとめ見ならばいい話しだと思えるのですが、週一回の放送で見た場合どうなんでしょうね。他の回に少しずつ混ぜても良い様な気もします。が、視聴者に月光ステートを知ってもらうためには必要な回なのかな。




【エウレカセブン】






2009年3月25日水曜日

エウレカセブンの第3話モーション・ブルーの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 3話 モーション・ブルー
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ベルフォレスト空港と軍の空戦艦との通信、空港を閉鎖した軍に対し、空港閉鎖は困ると空港側が言っている。軍は強硬な姿勢。軍は空港内のドックにいる月光号を出せと空港側に要求するが、空港側は月光号は正式な手続きをして空港にいるので引渡しは難しいと返事。軍は10分以内にゲートを開けないと強行突撃をすると言う。

月光号のタルホとホランドの通信、月光号は滑走路封鎖のため出るに出られない。空港へはヒルダが偽造した書類を使い入港出来たが、軍による滑走路封鎖のため出られない。

アクセルの工場、通信が終わったホランドに、エウレカが早く月光号に戻った方がいいと話しかける。ホランドは少し強引な手段が必要だと答える。この時、エウレカの隣にレントン、二人は手を繋いでいる。それをみてすこし驚くホランド。ホランドは波を読みに行こうとするが、エウレカは自分が読みに行くと言い、レントンの手を引き、二人で波を読みに行く。

波を読みに外に出たエウレカとレントン、エウレカに波の読み方を教えてもらい、波を読む二人。エウレカに見とれるレントン。

エウレカ:やっぱり君、面白いね。
レントン:ええ
     面白い?
エウレカ:うん、だって君、
     私の子供みたいなんだもん。


波を読んだ結果をホランドに報告しに行くエウレカ、レントンは子供みたいと言われ、あせる。瓦礫になった自分の部屋から雑誌(恋愛マニュアル記事)を捜し読む。エウレカに子供みたく思われてしまってはだめだと、あせるレントン。その姿をそばで見ているエウレカ。レントンは声を出して嘆いている。名前も聞いてないんだぞ等と言っていると、エウレカが言う、エウレカ。

エウレカ:君って、やっぱり面白いよね。
レントン:ええ
     君みたいな人間、久しぶりだよ。
レントン:ああ
エウレカ:君みたいな人間に、昔会った事がある。
     君はその人間にそっくりだね。


月光号のタルホとホランドの通信、強行突破をする事になった。阿弥陀ドライブの暴走を気にするタルホに大丈夫だと言うホランド。レントンはニルバーシュの右側コックピットに座ることになった。運転は左側コックピットのエウレカがする、阿弥陀ドライブの監視だけしていればいいと、ホランドは言う。

レントンはアクセルに出る事を言いに行く。修行してじっちゃんみたいなメカニックになってくると言うレントン。アクセルは出て行くのではなく、残ってメカニック修行すると勘違いし喜ぶ。レントンに道具セットを渡そうと取りに行くが、ニルバーシュはレントンを乗せて出て行く。

軍の空戦艦、ストップウオッチを見て、時間だと言うユルゲンス艦長。(10分待つと言っていたが、手に持ったストップウオッチは15分。)そこにニルバーシュがやってくる。

空軍の空中戦艦にKLF3機、それにニルバーシュ1機で向かって行く事に驚くレントン、エウレカはこれまでそうだったと答える。空中戦艦からの攻撃。よけるニルバーシュ。空中戦艦の砲撃が空港管制塔(?)に当たる。空港管制室の人はあわてる、空港の中央電算室がハッキングされ、さらにあせる。空港のエレベータが開き、煙幕が出てくる。軍のKLF3機を殲滅するニルバーシュ。驚くユルゲンス艦長。月光号が滑走路に出てくる。空港(塔の上にある)から落ちるように発進する月光号。リフボードに乗ったホランドを回収し飛び立つ月光号。驚く空港管制室。嘆くユルゲンス艦長。

セブン・スウェルの爆心地を見て驚くレントン、自分が何をやったのか憶えていない。飛んで行くニルバーシュを見ている発掘屋とアクセル。アクセルはレントンは必ず帰ってくると言う。

月光号に入ったレントン。格納庫にみんな見にきている。
レントン :あ、あの
ギジェット:へぇ、こいつが、あのエウレカを
      笑わせた子ねぇ
ハップ  :しかし思ってたよりも
ヒルダ  :普通な子よね
マシュー :ボケろよ
レントン :は
マシュ  :ダメだボケでもねぇ
ハップ  :キャラ弱えなぁ
ギジェット:ふーん、君って結構ダサいよね
レントン :はあ
ギジェット:行こうドギーつまんない
マシュー :せっかくの振りが台無しだぜ
ヒルダ  :違うわよ、本当に普通の子なのよ
ハップ  :どんな濃いヤツかと、思ってたのにさぁ
ストナー :見込み違いだな。
レントン :え、あの
      あの、
 (皆は格納庫から出て行く、
  タルホはレントンに近づきほっぺを引っ張る)


テントと寝袋を渡され、格納庫で寝泊りする事になるレントン。エウレカにまとわりつく三人の子供達、エウレカはこの子達のママだと言う。ショックを受けるレントン。

姉さん、大変です

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今回はあらすじ中心に出来るだけ短く書きました。でもまだまだ長いですね。次回からは、全部のシーンをただ書き連ねるのでは無く、話の筋を書いていこうと思います。さて、今回の話は、エウレカ世界への導入部その3と言う所でしょうか、第1話ブルーマンデー、第2話ブルー・スカイ・フィッシュ、第3話モーション・ブルーの3話は、青の三部作ともブルー三部作とも言われ、この3作に"ノレル"かどうかでエウレカ世界に夢中になれるか・なれないか決まると言っても過言ではないと思います。


【余談】
今回の話で出てきた、レントンの妄想の中のエウレカのシーンが好きです。『君って子供みたいだね。君って子供だよね。君子供だから。』ってやつ。そんだけです(^^;







【エウレカセブン】






2009年3月21日土曜日

エウレカセブンの第2話ブルー・スカイ・フィッシュの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 2話 ブルー・スカイ・フィッシュ
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思い出のシーン。幼いレントンは祖父アクセルと姉ダイアンと三人で、父アドロックのお墓(記念墓?)の前にいる。

アクセル:見よ!たかだか5年も経っていないと言うのに、
     こうして、あいつの墓の前にやって来るのは、
     わしらだけだ。
     世間じゃ、英雄だか、英霊だか知らんが、
     利用するだけ利用して、飽きたら捨てしまう。
     これが夢を追った者の末路だ。
     わしは、そんなもんにするために
     お前達の親父を育てたつもりはない。
     まったく、親不孝者だ。
     口を開けて幸せを待ってる奴らの、
     餌になるくらいなら、夢なんか持たんほうがいい。
ダイアン:お父さんがね、
     お父さんが、最後に家を出た時に私に言ってくれたの。
     『
ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
     おじいちゃんは、ああ言ってるけど、
     私、今もその言葉を信じてる。
     いつかレントンにも、その言葉の意味がわかるようになるわ。


落下するレントンのシーン(前回の続き)

レントン:うはっ
     ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
     ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
     ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

     いっ
     アイ・キャン・フライ! (I can fly!)

 (スカイフィッシュとともに飛び上がるレントン)
レントン:あー スカイフィッシュ!

軍のKLFと戦うホランドとマシュー
ちょっと苦戦中で、CFSを使おうとするホランド、魂魄ドライブの色が緑から赤に変わる。マシューがリフボードに乗って飛んでいるレントンを見つけて驚き言う「なんだ? おい、なんだ こいつ」

レントン:解った、解ってたんだよ、姉さん。
     待ってちゃダメだ、ねだっちゃダメだ、
     俺は今、勝ち取りに行くんだ。

 (カット・バック・ドロップ・ターンを決め、
  軍のKLFをかわすレントン)
ホランド:カット・バック・ドロップ・ターン
マシュー:すげえ、決めやがった。


軍のKLFと戦闘中のエウレカ、ホランド達と合流したいがままならない。そこにレントンがリフボードに乗ってやって来る。レントンはバランスを崩し落ちてしまう。エウレカはニルバーシュのコックピットを開けてレントンを入れ助ける。

エウレカ:き、君
レントン:出来た、本当に出来たんだ、
     カット・バック・ドロップ・ターンが、
     俺にも出来たんだ。
エウレカ:え
レントン:君のおかげだ、君がいたから出来たんだ。
     君、最高だ。俺は君が好きなんだ!
エウレカ:は?
レントン:君だから出来たんだ、君じゃなきゃ駄目なんだ。
     俺は、君が大好きだ!
エウレカ:好き?
レントン:ああ、だから、俺が守ってやる。
     俺が、この機体と君を守ってやる。
     この、阿弥陀ドライブで。
エウレカ:これのために?
レントン:じっちゃんが言ってたんだ、
     これをつければ、悟りが開かれる、
     そしたら、このLFOは、ニルバーシュType ZEROは、
     真に目覚めるんだ。
     だから、
     阿弥陀・ドライブ、セット オン(set on)

 (魂魄ドライブから光が放たれる。)
エウレカ:うわ
レントン:うあ、あ
レントン:あ、何だ、何なんだ、これ。

 (魂魄ドライブにEUREKAの文字が表示される。)
レントン:エウレカ
エウレカ:うわ

 (気絶するエウレカ)
レントン:お、ちょっと、どうしたの? あ、
 (ニルバーシュが停止し、落下する。)
レントン:うわ!
 (落下するニルバーシュを見たホランド「まずい」)
レントン:くっそー、あれ、何で動かないの?
     何で、何で?

 (ミサイルが向かってくる)
レントン:え?
レントン:ミサイル?嘘?
     ちょっと待って、何で動かないの?
     何で、何でなの?
     え、ちょっと待って、
     俺の人生、ここで終わりなの?
     14年で終わっちゃうの?
     ちょ、ちょっと待って!
     うわー


爆心地(セブン・スウェルの爆心地)
どこもかしこも塩の柱だらけの中のマシューとストナー、ホランドはニルバーシュのエウレカの所にいる。

エウレカ:う、はっ、ホランド?
ホランド:無事か?
エウレカ:大丈夫、みんなは?
ホランド:う、まぁな、俺らは無事だが、
     それにしても、凄まじい力だな。
     まさか、阿弥陀ドライブに内蔵されていた悟りプログラムが、
     お前の、ニルバーシュの力を、ここまで解放させるとは。
エウレカ:違うわ。
ホランド:え?
エウレカ:この力を解放させたのは、
     その阿弥陀ドライブでも、悟りプログラムでも無いって、
     ニルバーシュは言ってる。
     本当に力を解放させたのは、この子(レントン)の力なんだって
 (レントンはまだ気絶している)


アクセルの工場
発掘屋が心配してやってきて、全壊した工場を見て、レントンやアクセルが無事でなかったと勘違いし泣く、がアクセルは無事だった、タバコの火を貸してくれと言うアクセル。そこにニルバーシュがやってくる、レントンの無事を確かめるアクセル。

軍の空戦艦のブリッジ
ドミニク :これ以上の戦闘は無意味です。
      即刻本隊に帰投して、
ユルゲンス:馬鹿な、KLF2個小隊を失って
      手ぶらで帰れると思っているのか。
ドミニク :ですが、セブン・スウェル現象を確認した以上、
      現状の戦力では、
ユルゲンス:くどい、
      貴官は本艦においてオブザーバーであったはずだぞ。
      情報士官は情報士官らしくしておれば良いのだ。
ドミニク :わかりました、
      では、情報士官としての権利を行使します。
ユルゲンス:あん?
ドミニク :軍法56条用務令(要務令?)において、
      本艦の高速艇を徴発します。


アクセルの工場
発掘屋はニルバーシュを隠し出ていった。アクセルは気絶しているレントンを見てうれしそうにしている。エウレカは、「なんで嬉しそうな顔してるの?この子、すごい無茶なことやったのに。」と聞くが、アクセルは「かもしれんな。だが、こいつがやりおったことをわし以外に誰が褒めてやれる。世間的には無茶かもしれんが、わしゃあこいつを褒めてやるよ。なんせこいつは、わしの家族だからな。」と言う。エウレカには家族と言うのもがぴんと来ない。そこにホランドがリフボードに乗ってやってくる。アクセルとホランドは旧知の間柄で、ご無沙汰してますとホランドは言うが、どのつら下げて来やがったんだとアクセルは言う。

レントンだけにはここで普通の幸せを与えてやりたいと言うアクセル、普通の幸せね、あの子がその普通とやらとを望んでいるとでも?と言うホランド。言い争うアクセルとホランド、気絶からさめたレントンは、「わかんない、父さんがあんなものを作り出した理由も、じっちゃんがそれを隠していた理由も、何でこんな事になっちゃったのか。。。」と悩む。そこへホランドが来て言う、

ホランド:お前が何を信じ、何を決意するかは、
     すべてお前自身の責任だ。
     波を生かすも殺すも自分次第。
     それがリフをする奴の心構えだろ?
レントン:ほ、本物だ

軍の空戦艦のブリッジ
高速艇で出て行くドミニク。ユルゲンス艦長とシュナイダー副長はこの事について会話している、艦長は気にするなと言う。ドミニクの残していった情報から、ベルフォレスト空港に公団のリストには存在しない船舶がある事をつかみ、ベルフォレストに向かう事にする。

アクセルの工場
ホランドは写真を見ている、レントンとその姉ダイアンと祖父アクセルの三人が写っている写真を、ダイアンの顔の部分は焼けてしまっている。それを少し離れた所で見ていたレントン。ホランドはレントンに言う「答えなら、もう出てるんだろ」と

ホランド:お前は波を信じた。でなけりゃ、
     カット・バック・ドロップ・ターンなんて出来やしない。
     結果的に、お前は世界を信じたんだ。
     そして、それに世界は答えてくれた。
     ここで辞めるのも手かもしれん。
     その決断もいいだろう。
     だが昔、俺の師匠は言っていた。
     『ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
レントン:そ、それって!
ホランド:お前が本当に信じてるものは何んだ?
     お前は、ニルバーシュの中で、何を信じたんだ?
レントン:俺は…


回想シーン
阿弥陀ドライブを取り付け、停止したニルバーシュの中のシーン。ミサイルが向かっている中あせるレントンのシーン。その時エウレカは「大丈夫、私を信じて」とレントンを抱きしめる。エウレカから抱きしめられ、姉ダイアンとの別れの時の事を思い出すレントン、あの時も姉さんの肩越しに見た魂魄ドライブにEUREKAの文字が浮かんでいた。レントンは、わからないけど なんとなくわかった気がした、今何を信じるべきなのかを。

軍の空戦艦のブリッジ(回想シーンの一部)
Type ZEROが落ちた事を確認、驚くドミニク達。

マシューとストナーもType ZEROが落ちた事を驚いて見ている、そこにホランドから、引け(離れろ、逃げるんだ)と言う無線が入る。

(セブン・スウェル発動)

軍の空戦艦でドミニクが驚く「これがセブン・スウェル現象だとういのか」と。ベルフォレストの学校屋上で、生徒達と先生が驚いているシーン。アクセルの工場で光を見て嘆きながらも、美しい光に涙するアクセル。軍の空戦艦でモンスーノ(軍のKLF)の後退を命じるが間に合わない。ニルバーシュは軍のKLFを次々に倒して行く、圧倒的な強さで、それを見てすげー、まさしく鬼神だと驚くマシューとストナー。ホランドは写真を見ている、レントンとその姉ダイアンと祖父アクセルの三人が写っている写真を、ダイアンの顔の部分はマジックで消してある。「なあダイアンこれでいいんだよな、、、」とつぶやくホランド。ニルバーシュは圧倒的な強さで軍のKLFを倒して行く。

レントン:解んない、俺、解んない、けど、
     あの時、俺はあの子を助けたいって思った。
     そして、その事を、その想いを信じろって、
     ニルバーシュに言われた気がしたんだ。
 (回想シーン、ここまで)
     だから俺は信じてみたんだ。
     信じる事で、彼女を助けられるって思ったんだ。
     それが、その証明になるって思ったから。
     でも、、、
ホランド:証明か、、、
     本当に証明したければ、一緒に来い。

ホランドはそれを彼女も望んでいると言う。ホランドとレントンの会話を離れた所で見ているエウレカを見つるレントン。外出禁止令のサイレンが鳴り響く、ベルフォレスト空港に向かう軍の空戦艦。それを見て月光号への連絡のためにニルバーシュの無線を使いに走るホランド。エウレカと二人になるレントン。

エウレカ:ねえ
(レントンの手を握るエウレカ)
エウレカ:一緒に行こう。
レントン:え、
エウレカ:だって、君じゃないと駄目みたいなの。
レントン:は
レントン:確かに、女の子にこんな事を言われたのは初めてだった、
     でも、本当の理由は違ってたんだ、姉さん。
     俺は、じっちゃんの代わりに、
     阿弥陀ドライブを守らなきゃいけないって思った。
     そして、もう一度、この娘を信じようと思ったんだ。
     だから、俺はその手を握り返したんだ。


つづく!

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今回はあらすじ中心に、いいセリフだけを書く事にしました、そのつもりでした、そのつもりだったんです、でも出来ませんでした(TT)。どうしよう、全部で全50+1話あるんですよね。。。書き続けられるかな(^^;まあ、ぼちぼちやっていきます。

【余談】
今回レントンがエウレカに"好きだ!"って告白(?)してますが、なんでレントンは会って間も無い彼女に惚れてしまったんですかね?文書化していて、ちょっと安易に感じました、、、アニメ見てた時にはそんなに違和感なかったんですけどね。まあ、ビビット キチャッタ って事で おーるおっけい(笑)

あ、あと、イズモ隊副長(声:木川恵理子)ってマリア・シュナイダーって名前でいいのですかね?よくわからないんで副長としておきました。




【エウレカセブン】






2009年3月17日火曜日

エウレカセブンの第1話ブルーマンデーの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 1話 ブルーマンデー
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雲上の景色、朝なのか夕方なのか雲は黄色く薄くオレンジ色。

ストナー:なあ、聞いてるか?
マシュー;何がだよ
ストナー:だからな、音楽とか映画とかって、
     その中身がって言うよりも、その時の記憶って言うかさ、
     その時の人と人との関係を思い出す事が多いだろう。
マシュー:あのさ、黙っててくんね、集中出来ないから。
ストナー:なんだよ、これから、いい事言おうと思ってたのに。
マシュー:お前も、仕事に集中しろよ。
     なぁ、リーダー、まだ上がれないのかよ?
ホランド:うっせな、もうすぐだ!
     目の前に大きな波が来てる、エンゲージまで後25秒。
マシュー:おー、やってる、やってる。
     おい、ストナー。そろそろだぞ。
ストナー:そう、つまり記憶と言うものは、決してそれ単体で存在せず、
     それを取り巻く環境に、支配されているという訳だ。
     誰の言葉か知っているか、マシュー。
マシュー:知らねえよ。
ストナー;まったく、学が無えな。俺の言葉だよ。

戦闘開始!
カット・バック・ドロップ・ターンを決めて、敵を撃破。

月光号と通信。
ホランドは行きたくねぇなぁと言い、タルホにどやされる。目的地はベルフォレスト。ホランドは、まったく、なんて月曜日だとつぶやき、写真を見る。写真には、レントンとその姉ダイアンと祖父アクセルの三人が写っていて、ダイアンの顔はマジックで消してある。

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レントンの部屋、ラジオの気象放送が流れている。ホランドが見ていたのと同じ写真と、レントンの父アドロックの写真が立てかけてある。ダイアンの顔は、部屋に吊り下げられた靴に隠れて見えない。壁には、タルホのポスターと、大判サイズのホランドのポスター。

ラジオの気象放送を聞いて、『きたー』と叫び、飛び起きるレントン。リフボードをかかえて、部屋を飛び出すレントン。バイクに乗って出る。

レントン:僕が生まれてから14年が過ぎた、もう14年だ。
     生まれてから、14年も経つのに、
     僕の周りでは何も起こらず、かといって、
     何かが起こる気配すらも感じられないという、
     そんな最悪な人生だ。
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レントンが着いた先は、リフスポット。
ワゴン車のリフグッズの店で、店主のウーノと話すレントン。ウーノに、無理だって、お前波を信じてないだろと言われるが、レントンは憧れのホランドみたく、いつかカット・バック・ドロップ・ターンを決めてやるんだと、目を輝かせて言い切る。

レントン:でも、よくホランドは言ってんじゃんか。
     『生まれた所は関係無い、本当に必要なスポットは、
      いつもそいつの目の前にある。』って、
     俺は、このスポットで大きくなる。
     大きくなって、いつかホランドみたいにLFOで、
     カット・バック・ドロップ・ターン決めるんだ。

リフの調整をした後、ウーノは言う『お代はサービスだ』。ウーノは、良い波の来ないベルフォレストから引越し、他の街に行くと言う。それを聞き、がっかりするレントン。

レントン:最悪だ…
     そう、この街は最悪だ。最悪を絵に描いたような、
     どうしようもない街なのだ。
     リフをしたくても、ろくな波は来ないし。
     まともに生きるには、軍人になるしかないんだ。
     かといって、僕はこの街を出るすべを知らない。
     知るには若すぎる。
     だって僕は、まだ14年間しか生きていない、
     だから、ここにいるしかないんだ。
     この最悪の街に。
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学校の教室。
近代史「サマー・オブ・ラブ」の授業。

先生  :その際に引き起こされた、
     空に満ちたトランサ・パランス・ライト・パーティクル、
     すなわちトラパーの大量発生による魂魄ドライブの暴走、
     及び、その物理的被害による世界の混乱、
     それが、世に言うサマー・オブ・ラブであります。
     そうした大災害を、命に代えて阻止したのが、
     我国が生み出した伝説の人物アドロック・サーストンであり、
     えー、そして、その英雄であるアドロックの息子であるのが、
     そう、我がクラスの一員のレントン君なのです。
     (クラスのみんながレントンに注目)
レントン:最悪だ…

教室の外で爆発。スカブが大地を押し上げた。先生たちがスカブの処理に出たため、授業は自習になる。クラスメートに、英雄の息子ということでからかわれるレントン。クラスメートに、レントントンの姉が父のやった事を証明すると言って、出て行ったきりな事を言われ、殴りかかるレントン。

学校の屋上で、腫らした顔で、魂魄ドライブを見るレントン。屋上にはクラスの女の子が、ray=out誌を見ながら、月光ステートはかっこいいけど、ホントは犯罪組織なんでしょなどと雑談をしている。

魂魄ドライブを見つめながら、姉ダイアンの事を思い出しているレントン。

ダイアン:憶えておいてレントン、信じていればきっとまた逢える。
レントン:本当に?
ダイアン:本当に、本当に信じることが出来たら、
     信じる力は現実になるから。
     そしたらレントンはきっと空も飛べるし、
     大事な人も助けられるし、それに私にもいつでも逢える。
     だから、私を信じて。私を信じて、いい子でいるのよ。
レントン:うん、お姉ちゃん。

思い出しながらニヤニヤしているレントンを見て、屋上にいたクラスの女子三人は言う、「なんかレントンってキモくない?魂魄ドライブ見ながらニヤニヤしてさぁ」
レントン:最悪だ…

学校から帰ろうとするレントン。なぜか祖父のアクセルが校門の所にいる。学校に呼び出されたらしい。先生との三者面談になった。レントンの成績では、軍学校はおろか高校進学も難しいと言う先生。英雄の息子なので、なんとかがんばって欲しいらしい。しかし、アクセルは軍人にするつもりは無い、家業の跡を継がせるから構わないと言い切る。

その後、ファミリーレストランで、ビッグバーグを食べるレントンとアクセル。アクセルは、なんでこんな事になったのかと涙を流す。

レントン:最悪だ…

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バイクでリフスポットに向かうレントン。

レントン:そんな最悪の街の最悪の人生だけど、
     波さえ来れば全部OK。リフさえ出来れば問題無し。
     だから姉さん、俺は大丈夫。俺にはリフがある。
     リフさえあれば、どこであろうと、最高なんだ。

(爆発、リフスポットは、軍の演習所として立ち入り禁止。)

レントン:そんな、おれのスポットが。
     軍のLFO、こ、こんな。
     こんな、こんな街は、
レントン:最悪だぁ!!

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レントンの家はアクセルの工場、自分の部屋でくつろぐレントン。ホランド達、月光ステートへの憧れを思うレントン。その時突然、魂魄ドライブにEUREKAの文字が浮かぶ、EUREKAの文字が浮かぶのは今月はこれで三回目。『何なんだろう、もしかして月光ステートの暗号だったりして、この通信を受け取った者は、月光ステートのメンバーになれる!なーんて』と、想像して はしゃぐレントン。

その姿をアクセルに見られ、その上、部屋の掃除がなってないと怒られるレントン。レントンがメカニックとして跡を継ぐ件について言い合いになる二人。

アクセル:いいかレントン、お前が何に憧れても構わん、
     板切れに乗るのもいいだろう。
     だがな、現実を見ろ、
     お前の親父が死んで英雄になったところで、
     ダイアンが夢を追っかけて家を出たところで、
     この世界は何も変わっちゃおらん。
     夢や理想なんちゅうもんを信じる奴が馬鹿だ。

言い争いはエスカレートし、その結果、リフボードを捨てに行くアクセル、追いかけるレントン。リフボードを持ち工場の外に出るアクセルとそれを追いかけるレントン。
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工場の外に出た、レントンとアクセル。
その時、工場の上空に現れるLFO。LFOは、カット・バック・ドロップ・ターンを決めるが、ふらふらとした飛行で落下し、レントンの部屋をつぶす。そのLFOは、レントンが知らない機体だったが、アクセルは「ニルバーシュTypeZERO、史上最古のLFOだ」と言う。

ニルバーシュTypeZEROのコックピットから出てくる、空色の髪の少女。

エウレカ:ねぇ。この子、調子悪いみたいなの。
     だからちょっと見てくれない?
レントン:かわいい!

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B-Part
ニルバーシュの墜落騒動は、アクセルが知り合いの発掘屋に頼み、スカブによる地殻変動と誤魔化して軍からは隠した。アクセルは、息子アドロックの残していった阿弥陀ドライブを机の引き出しから取り出して見つめる。そして、『お前がこんなもんを見つけさえしなければ』と溜息。

ニルバーシュは、整備のためアクセルの工場内に入っている。
レントンは、最古のLFOのデータを見てみようとするが、ニルバーシュには魂魄ドライブが着いていなかった、ソケットはあるのに、魂魄ドライブが刺さっていないのだ。そこに、火炎放射器を借りにエウレカがやってくる。レントンはエウレカに魂魄ドライブが無い事を問うが、エウレカは、魂魄ドライブが無くても動くから必要無いと言う。魂魄ドライブが無いと機械は動かないと説明するレントン。

レントン:よしわかった、それじゃあ俺のを付けてみよう、実験だ。
エウレカ:大丈夫かな?
レントン:大丈夫ですよ、こう見えても俺、プロのメカニックですから。
     俺位のメカニックになると、
     機械にも心があるってわかるんですよ。
     (言いながら、レントンは魂魄ドライブを差し込む。)
エウレカ:何言ってるの、そんなの当たり前じゃない。
     じゃ、火炎放射器借りてくね。
レントン:姉さん凄いです、
     俺の言うことを変に思わない、理想の女の子です。
     なんかちょっと変わってるけど。

レントンは、エウレカが火炎放射器を何に使うのか気付き、あわてて飛び出す。昨日つぶれたレントンの部屋を焼いてしまうエウレカ。あわてて火を消そうとするレントンだが、火であっちち。それを見て笑うエウレカ。

近くの丘から見ている、ストナー、マッシュ、ホランド。
ストナー:おいおい、笑ってるよ
マシュー:つうかさ、なんでこんな面倒なやり方すんだよ。
     あのじじいに面と向かって、
     ニルバーシュの調子が悪いんです、直してもらえますか
     って頼めばいいんじゃ、知り合いなんでしょ。
レントンを見て、あのちびっ子あいつに似てきやがってと言うホランド。どうやら、知り合いであるアクセルと顔を合わせたくないらしい、空を見つめるホランド。

工場内のニルバーシュ。
魂魄ドライブを刺してはみたものの、エラーで動かない。
レントン:ええ、おかしいなー
エウレカ:やっぱりはずしてよ。
レントン:あ、や、でも、
エウレカ:今までなくても動いてたんだし。
     それに知らないものは、信じられないから。
レントン:信じられないって、そんな。
エウレカ:それに、信じたからといって、
     どうにかなるわけじゃないじゃない。
     信じすぎちゃった事で不幸になることもある。
     信じる事が辛い事だってあるんだよ。
レントン:そんな、でも
     (レントンは、姉の言った事を思い出し、それを言おうと、)

そこにアクセルが現れ、阿弥陀ドライブを出し、エウレカに向かって、「お前さんホランドの仲間だな、持って行きたければ持っていけ、二度とわしらの前に現れんでくれ」と言う。

突然、工場に向かってミサイルが襲ってくる、エウレカはニルバーシュにレントンとアクセルを乗せ工場から出る。工場はミサイルでバラバラに。レントンもアクセルもエウレカも工場から出る事は出来たが、アクセルは振り落とされて地面に落ちてしまった、レントンは振り落とされたアクセルに駆け寄る。エウレカは、ニルバーシュで攻撃してきた軍のLFO(KLF)に向かって行く。

軍のKLFと空戦艦。
ドミニク情報士官がユルゲンス艦長に、なぜ、発射したのです?と聞いている。艦長は強硬な返事をする。

ニルバーシュから振り落とされ倒れこんだアクセル、駆け寄ったレントン。
アクセル:レントン、あの娘っ子にコレを届けてやれ。
     この魂魄ドライブの拡張パーツ、阿弥陀ドライブを。
レントン:阿弥陀ドライブ?
アクセル:そうだ、これを載せれば悟りは開かれ、
     あのLFOは真に目覚める、
     そうお前の親父は言とった。
レントン:父さんが?
アクセル:行け、レントン。こいつを使って、みんな消えてもらっちまえ。

バイクに乗って走るレントン。
レントン:別に俺は、じっちゃんに言われたから、
     こんな無茶な事をしようと思ったわけじゃないんだ。姉さん。
     ただ俺は、さっき言えなかった事を、
     あの娘に伝えなきゃいけないって思っただけなんだ。
     あの時、姉さんが言っていた事を、
     そして俺が今信じている事を。
     だから、行くぞレントン、行くぞ俺、
     俺はあの娘の所に飛んで行く。
     うわーあ。
     (崖からバイクで飛び出すレントン。
      リフボードをかかえながら落ちるレントン。)
レントン:あれ、ちょっと、やばくない?高すぎないこれ?
     大丈夫?大丈夫なの俺。本当に大丈夫なの?

つづく。

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たった1話なのに、詳細あらすじ書くの疲れました、
次回からは、簡単なあらすじにします。

【余談】
レントンがベルフォレストについて語った『まともに生きるには、軍人になるしかないんだ。』というセリフを、ずっと『まともに生きるには、ニンジンになるしかないんだ。』と思ってました。あはは、ニンジンの方が、アニメらしくて良いと思いませんか?




【エウレカセブン】






2009年3月15日日曜日

交響詩篇エウレカセブン

交響詩篇エウレカセブンというTVまんがのDVDをまとめ観しました(^^)
なかなか面白かったです。(ボクは涙腺弱いので泣けました(^^;;) あーいう、純愛(純恋?)ストーリーはいいですねー
まあ、構成とか表現方法とか、いろいろと意見はありますが、総じて○(マル)でした。(商業的にはどうだったのかな?ボクはまとめ観だったので楽しめたけど、週1回の放送向けの構成になってなかった様に感じました。)
エウレカは、アニメ・コミック・小説・ゲームと複数のメディアで発表されるプロジェクトなんですって、、、確かに調べてみたらいろいろありました。まあ、エウレカの世界が大好きになった人にはたまらないんでしょうね。

エウレカ・プロジェクト Eureka Project 公式ページ

全話のあらすじとか主要セリフとか作成しました。
全話リストは、こちらです。→hhttp://reclimber.blogspot.jp/2009/03/blog-post_2224.html

【エウレカ プロジェクト】

























































2009年3月14日土曜日

交響詩篇エウレカセブン

全話のあらすじとか主要セリフとか作成しました。


全話リストは、こちらです。→hhttp://reclimber.blogspot.jp/2009/03/blog-post_2224.html

第 1話 ブルーマンデー(Blue Monday)は、こちらです。→http://reclimber.blogspot.com/2009/03/1.html

第 1話 ブルーマンデー(Blue Monday)
第 2話 ブルー・スカイ・フィッシュ(Blue Sky Fish)
第 3話 モーション・ブルー(Motion Blue)
第 4話 ウォーターメロン(Watermelon)
第 5話 ビビット・ビット(Vivid Bit)
第 6話 チャイルドフッド(Childhood)
第 7話 アブソリュート・ディフィート(Absolute Defeat)
第 8話 グロリアス・ブリリアンス(Glorious Brilliance)
第 9話 ペーパームーン・シャイン(Paper Moon Shine)
第10話 ハイアー・ザン・ザ・サン(Higher Than the Sun)
第11話 イントゥー・ザ・ネイチャー(Into the Nature)
第12話 アクペリエンス・1(Acperience 1)
第13話 ザ・ビギニング(The Beginning)
第14話 メモリー・バンド(Memory Band)
第15話 ヒューマン・ビヘイヴュア(Human Behavior)
第16話 オポジット・ヴュー(Opposite View)
第17話 スカイ・ロック・ゲート(Sky Rock Gate)
第18話 イルコミュニケーション(Ill Communication)
第19話 アクペリエンス・2(Acperience 2)
第20話 サブスタンス アビューズ(Substance Abuse)
第21話 ランナウェイ(Runaway)
第22話 クラックポット(Crackpot)
第23話 ディファレンシア(Differentia)
第24話 パラダイス ロスト(Paradise Lost)
第25話 ワールズ・エンド・ガーデン(World's End Garden)
第26話 モーニング・グローリー(Morning Glory)
第27話 ヘルタースケルター(Helter Skelter)
第28話 メメントモリ(Memento Mori)
第29話 キープ・オン・ムービン(Keep On Movin')
第30話 チェンジ・オブ・ライフ(Change of Life)
第31話 アニマル・アタック(Animal Attack)
第32話 スタート・イット・アップ(Start It Up)
第33話 パシフィック・ステイト(Pacific State)
第34話 インナー・フライト(Inner Flight)
第35話 アストラル・アパッチ(Astral Apache)
第36話 ファンタジア(Fantasia)
第37話 レイズ・ユア・ハンド(Raise Your Hand)
第38話 デイト・オブ・バース(Date of Birth)
第39話 ジョイン・ザ・フューチャー(Join the Future)
第40話 コズミック・トリガー(Cosmic Trigger)
第41話 アクペリエンス・3(Acperience 3)
第42話 スターダンサー(Star Dancer)
第43話 ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド(The Sunshine Underground)
第44話 イッツ・オール・イン・ザ・マインド(It's All in the Mind)
第45話 ドント・ユー・ウォント・ミー?(Don't You Want Me?)
第46話 プラネット・ロック(Planet Rock)
第47話 アクペリエンス・4(Acperience 4)
第48話 バレエ・メカニック(Ballet Mechanique)
第49話 シャウト・トゥ・ザ・トップ!(Shout to the Top!)
第50話 星に願いを(Wish Upon a Star)
第51話 ニュー・オーダー(New Order)


交響詩篇エウレカセブン 全話リスト

第 1話 ブルーマンデー(Blue Monday)
第 2話 ブルー・スカイ・フィッシュ(Blue Sky Fish)
第 3話 モーション・ブルー(Motion Blue)
第 4話 ウォーターメロン(Watermelon)
第 5話 ビビット・ビット(Vivid Bit)
第 6話 チャイルドフッド(Childhood)
第 7話 アブソリュート・ディフィート(Absolute Defeat)
第 8話 グロリアス・ブリリアンス(Glorious Brilliance)
第 9話 ペーパームーン・シャイン(Paper Moon Shine)
第10話 ハイアー・ザン・ザ・サン(Higher Than the Sun)
第11話 イントゥー・ザ・ネイチャー(Into the Nature)
第12話 アクペリエンス・1(Acperience 1)
第13話 ザ・ビギニング(The Beginning)
第14話 メモリー・バンド(Memory Band)
第15話 ヒューマン・ビヘイヴュア(Human Behavior)
第16話 オポジット・ヴュー(Opposite View)
第17話 スカイ・ロック・ゲート(Sky Rock Gate)
第18話 イルコミュニケーション(Ill Communication)
第19話 アクペリエンス・2(Acperience 2)
第20話 サブスタンス アビューズ(Substance Abuse)
第21話 ランナウェイ(Runaway)
第22話 クラックポット(Crackpot)
第23話 ディファレンシア(Differentia)
第24話 パラダイス ロスト(Paradise Lost)
第25話 ワールズ・エンド・ガーデン(World's End Garden)
第26話 モーニング・グローリー(Morning Glory)
第27話 ヘルタースケルター(Helter Skelter)
第28話 メメントモリ(Memento Mori)
第29話 キープ・オン・ムービン(Keep On Movin')
第30話 チェンジ・オブ・ライフ(Change of Life)
第31話 アニマル・アタック(Animal Attack)
第32話 スタート・イット・アップ(Start It Up)
第33話 パシフィック・ステイト(Pacific State)
第34話 インナー・フライト(Inner Flight)
第35話 アストラル・アパッチ(Astral Apache)
第36話 ファンタジア(Fantasia)
第37話 レイズ・ユア・ハンド(Raise Your Hand)
第38話 デイト・オブ・バース(Date of Birth)
第39話 ジョイン・ザ・フューチャー(Join the Future)
第40話 コズミック・トリガー(Cosmic Trigger)
第41話 アクペリエンス・3(Acperience 3)
第42話 スターダンサー(Star Dancer)
第43話 ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド(The Sunshine Underground)
第44話 イッツ・オール・イン・ザ・マインド(It's All in the Mind)
第45話 ドント・ユー・ウォント・ミー?(Don't You Want Me?)
第46話 プラネット・ロック(Planet Rock)
第47話 アクペリエンス・4(Acperience 4)
第48話 バレエ・メカニック(Ballet Mechanique)
第49話 シャウト・トゥ・ザ・トップ!(Shout to the Top!)
第50話 星に願いを(Wish Upon a Star)
第51話 ニュー・オーダー(New Order)