2009年4月12日日曜日

エウレカセブンの第14話メモリー・バンドの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第14話 メモリー・バンド
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ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。

ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。

月光号は修理のために、発掘現場跡FAC51(THE HACIENDA)に向かう事になった。エウレカはまだ医務室にいるが、順調に回復している。

つづく
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-セリフ-
ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ストナー:私の名前は観察者、
     現象と心象の中間に位置する存在。
ストナー:あらゆる自然現象は、
     何者かによって観察されねば、
     その事象が記録されることは無い。
ストナー:私の名前は観察者。
     あらゆる現象は、
     私の様な中間に位置する者の目によって、
     観察されることでのみ、
     その存在を未来に残すことができる。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
     コーラリアンと呼ばれる存在について、
     我々が語れる言葉は少ない。
     誰もが、それを、
     まるで幽霊か化け物のように語る。
ストナー:しかし、実際はいずれにもあてはまらない。
     コーラリアンを前にして、
     我々の持つ語彙は、圧倒的に少ない。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
     もし、我々に今の我々以上の
     語彙が備わったとして、
     しかし、きっと、
     我々には、それを表現出来ないし、
     その感じ取った事を、
     分かち合う事さえも出来ないであろう。
ストナー:我々は、
     コーラリアンの前では、圧倒的に無力だ。

(撃破されるKLF小隊の映像)

ストナー:言ってしまえば、
     それは、砂漠の蟻が、
     大空の先にあるものを語るに等しい。
ストナー:しかし、伝わらないからといって、
     表層だけを語り、
     本質から逃げるという行為に
     満ち溢れたこの世界で、
     それに則って言葉を紡ぐ事に、
     いったい、
     どれだけの価値があるのだろうか。
ストナー:伝わらないなら、伝わる努力をするべきだ。
     その努力をしたく無いのなら、
     永遠の沈黙をもって、
     この場から立ち去るべきだ。
ストナー:それを、彼らは証明していた。

(クテ級コーラリアンの中のソーンに突入する際、取り乱すレントンの映像)

ストナー:大波を待つライダー達にとって、
     そこに存在している事が、
     全てを言い表していた。
ストナー:全ては体験を通して語られる。
ストナー:既に用意された、安易な言語でしか
     表現出来ない彼らは、
     その安易さの基に持ち合わせた
     深い真実によって、
     それを、あえて言葉として表現する。
ストナー:何を語る? 真実?
     しかし、それはあまりにも、
     浅い言葉でしかない。
     それを人は、陳腐な言葉の羅列として
     蔑むであろう。
ストナー:しかし、真実など誰がわかる?
     目の前で起こった現象に対して
     高尚な言葉で語る事。
     それこそがその現象を矮小化させている。
ストナー:現象は現象でしかない。
     現象を語るには、現象になるしかない。
ストナー:しかし、我々は、
     現象そのものになる事は出来ない。
     現象は、我々以外の所にあり、
     我々以外の所から、
     発生するものであるからだ。

(コーラリアンの中でレントンが見た姉の姿、エウレカと共に帰り、クテ級コーラリアンが消滅し、セブン・スウェル現象の光の映像。)

ストナー:そうなのだ、
     現象は、俺達がいなくても起こる。
     ただそれを目撃した者達には何かを残す。
     それが、その者達にとって、
     傷となるのか、はたまた、糧となるのか、
ストナー:それすら、波には関係がない。

(A-part END)


ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。

ドミニク:ただ一つ、わからないのが、
     ベルフォレストである。
     これまで彼らを追跡し続けてきた軍情報部の
     分析から考えても、
     あんな塔に、
     彼らが立ち寄る理由が、わからなかった。

(月光ステートと軍の戦闘の映像:ベルフォレスト空港、シウダデス・デル・シエロ、)

ドミニク:しかし、その一見無駄に見える
     ベルフォレストを経由した後、
     TypeZEROの飛躍的な能力の向上が報告されている。
     なぜ、彼らはベルフォレストに立ち寄ったのか。
     そして、あのレントンと呼ばれる少年。
ドミニク:すべては、あそこから始まっている。
     やはり、行ってみるべきなのだろうか、
     ベルフォレストへ

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今回はあらすじとセリフを分けてみました。さて、今回のお話は、これまでの話の総集編と、少しの謎解きと新たな謎の提示です。それなりに良いシーンが流れますので、総集編にしては退屈しない回です。もっとも、今までにあった冗長な回と一緒にすれば、もっと良かったと思いますがね。今までよくわからなかった事について説明があります、ホランドが月光号をどうやって手に入れたかとかね。でも、物語の本質についてはまだ謎だらけで、さらに謎掛けしています。

【余談】
この回から主題歌が変わります。オープニングが「DAYS」から「少年ハート」へ、エンディングが「秘密基地」から「Fly Away」へ。エウレカ・セブンの魅力って、この曲の良さにもあるんですよね。ホントにイイ曲だらけです。





【エウレカセブン】






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