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交響詩篇エウレカセブン 第38話 デイト・オブ・バース
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エウレカがアドロック(レントンの父)の事を知っている事を知り、驚くレントン。思わず、エウレカを問い詰めてしまうレントン。いろいろあったが(後述)、エウレカはレントンにアドロックの事を話す、父の話を聞き感慨深いレントン、そしてエウレカとの縁(えにし)も感じる。
悩める青年レントンは、船内のコンビニで雑誌PontePressのキス特集や男の水平線を立ち読みする。それをヒルダに見つかって大赤面。ヒルダ・ギジェット・マシュー・ムーンドギーは、この事態を重く見て会議を行うが、男組み女組みで意見が食い違い、会議は決裂する。マシューとムーンドギーは、男の味方としてレントンの部屋をムードたっぷりに改造しようとする。
"家族"の事をストナーに聞くエウレカ、アドバイスを受ける。さらに、ホランドが父親になる事(タルホの妊娠)を知ったエウレカは、ホランドに聞く「ホランドは、お父さんだったの? どうやって? お父さんってやっぱり必要なの?お父さんって大事なんでしょ?」。エウレカの質問にたじたじのホランド。しかしエウレカの次の言葉でホランドは爆発する、「だからレントン、あんなに迫ってきたのかなぁ、、、ほんとはレントン、お父さんになりたいのかなぁ」。
レントンの所へ飛んで行くホランド、レントンの部屋にはマシューとムーンドギーもいて、ムーディな間接照明のセッティングの真っ最中だった。愛娘エウレカに何をするんだとばかり、怒り狂うホランド。事情を聞いたホランドは、レントンに言う、直接エウレカにお前の父親アドロックの事を聞いて来いと。
ストナーは、デューイの大きな嘘の前にもあきらめずに、真実を伝えるための努力を続ける。ストナーは、エウレカとレントンがロングボードで飛んでいる写真を、ray=outの再創刊号の表紙に使いたいと申し出る。人間とコーラリアンの共生をあらわしたこの写真こそが、人々の希望に成りうると言う。賛成するエウレカとレントン、皆も賛成する。
首都を掌握し、三賢人を倒すデューイ。三賢人の内二人を殺害し、コウダから槍を受け取るデューイ。事態は刻一刻と進んでゆく。
ヒルダ :どう思う?
ギジェット:どう思うって、ねぇ...
ヒルダ :いやー レントンには、
ホント、ゴメンって感じなんだけどけどさー
どうしたもんか、わかんなくって、
ギジェット:うーん
ヒルダ :ほらー
グレートウォール突破しようって時じゃない
二人に、なにかあってもさ
ムーンドギー:ほっといてやればー
マシュー :同感だねぇ
レントンだって、普通の男の子なんだからさー
逆にそお言う事考えない方がおかしいって。
ヒルダ :ふぅ
ギジェット:やっぱ、大事なのは、
エウレカの気持ち、なんじゃないですかねぇ
ヒルダ :もちろん、それが大前提よ。
ムーンドギー:あのさ、ここだけの話として、
聞いてほしいんだけど。
ヒルダ :ぅ?
ギジェット:なにぃ?
ムーンドギー:あ、いや、やっぱ、やめとく。
ヒルダ :ちょっと、そこまで言ったら言ってよ。
気になるじゃない。
ムーンドギー:あう、まあ、それじゃ
あの二人さ、出来んの?
ギジェット:もう! サイテー!
ヒルダ :もい、出てきなさいよ、あんたー
マシュー :ちょっと待て、ちょっとまて、
これはレントンにとっちゃ重要な事なんだよー
ヒルダ :もういいよ、あんたらに相談した私がバカだった。
行こう、ギジェット。
つづく(ふたりで!)
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今回のお話は、『父親』の巻きといったところでしょうか。エウレカとレントンの父親のアドロックの話は、いままで謎だっただけに興味深いものがあります。アドロックが英雄になったいきさつもわかったしね。あと、初心なエウレカとレントンをコメディタッチに描いていてけっこう楽しい回です。
【余談】
ホランドのエウレカに対する父親的な振る舞い、なかなかいいもんですねぇ。