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交響詩篇エウレカセブン 第48話 バレエ・メカニック
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デューイによるスカブコーラルへの攻撃は最終段階に達し、軌道上のビーム兵器による攻撃が開始された。スカブコーラルの中心核(指令クラスター)に向かって放たれたビームは、スカブの大地に穴をあける。アネモネはニルヴァーシュTypeTheEndに乗り、指令クラスターを破壊するために、その穴に入る。
ゲッコーステイトとイズモ艦は、それを阻止しようと奮戦する。ドミニクは、アネモネを止めるために、高速艇でスカブに開いた穴に入る。
スカブの中心核には、ニルヴァーシュTypeZeroに乗ったレントンとエウレカ、子供達(メーテル・モーリス・リンク)がいた。アネモネのニルヴァーシュTypeTheEndと激しい戦闘になるが、アネモネは指令クラスターにビーコンを打ち付けることに成功する。さらに激しい戦闘が続くが、アネモネの悲しい心に気付いたエウレカ達は、アネモネに話しかける。そこにドミニクが落ちてくる。助けに来てくれたドミニクを見て、一気に感情を爆発させるアネモネ。ニルヴァーシュTypeTheEndは新生し白いLFOとなる。アネモネとドミニクは、お互い気持ちを打ち明け合い、一緒に生きていこうと決める。
デューイは、指令クラスターに打ち込んだビーコンに向かって、軌道兵器のビームを打ち込む。指令クラスターは破壊され、ニルヴァーシュTypeTheEndも溶け、ニルヴァーシュTypeZeroも大破する。
アネモネ:まあ、人生いろいろってとこかな。
心残り? 無いって言ったら、
そんなの、嘘になるって決まってる。
(軌道兵器オラトリオNo8からビーム発射
スカブの大地に穴が開く)
アネモネ:私も、まだまだ若いし、
買い物だってしてみたいし、
美味しいものだって、
もっと沢山、
いろんなもの食べたいじゃない。
アネモネ:そりゃあね、そりゃあ、
素敵な恋だってね、
そういうの出来れば、本当最高なんだけど。
そう、本当最高。
だけど、なんだかね、本当、あーあって感じ。
本当、あーあ。
(アネモネ、ニルヴァーシュTypeTheEndに乗って出撃)
(アネモネの出撃を知り動揺するドミニク、彼女を救いたいドミニク)
アネモネ:気になる人? いた。
うん、過去形。
今更、伝えておけば良かった
なんて考えてる自分に、ちょっと自己嫌悪。
もう、どうしようもないのにね。
もし、また今度生まれてくる事が出来たなら、
今度はもっと器用な人間に生まれて来たいな。
もう、どうしようも無いのにね。
なんだか自己嫌悪。
(アネモネ、スカブ開口部に突入)
(ホランドは303に乗り、アネモネの阻止に向かう。
ドミニクも高速艇で出撃する、ガリバーと共に。
開口部はスカブの自己修復によりだんだんと閉じていく。
間に合うのか?)
ドミニク:私が行きます。
ホランド:ドミニク!
ドミニク:私がTheEndを止めます。
TheEndのライダーを説得します。
ホランド:落ち着け。
今は、私情を挟んでいる場合じゃ無い。
ドミニク:私情の何がいけない!
ホランド:はっ
ドミニク:俗物だと呼んでもらって構わない。
愛する人を、アネモネを止めるのは、
私でありたい。
だから、お願いします。
(突撃するドミニク、
しかしスカブ開口部は自己修復により狭くなっている。
墜落するドミニクの高速艇。)
(指令クラスターそばで、
レントン達の乗ったニルヴァーシュTypeZeroは、
アネモネのTheEndと遭遇する。
激しい戦闘を繰り広げる両機。
TheEndは指令クラスターにビーコンを打ち込む。)
アネモネ:もし、この戦いが終わっても
生きて良いって言われたら、
小さな鏡を一つ買って、
微笑む練習をしてみよう。
メーテル:悲しそうな声
モーリス:泣かないで
リンク :レントン。。。
レントン:ぁ
エウレカ:助けよう。
レントン:うん
アネモネ:何度も何度も練習しよう。
もう一度逢うために。
エウレカ:聞こえるよ、あなたの声。
アネモネ:もし、誰も傷つけずに
生きて良いと言われたら、
風にそよぐ髪を束ね、
大きな一歩を踏みしめて、
胸を張って逢いに行こう。
生きていたい、
ありがとうを言うために。
生きていたい、
沢山の気持ちを送るために。
レントン:言えるよ
アネモネ:生きていたい。
気付かなきゃよかった、こんな気持ち。
エウレカ:生きて良いんだよ。
生きちゃいけないなんて
誰も言ってないんだよ。
アネモネ:だって苦しいの。
あの人がどこにもいないの。
そんなの、そんなの、
エウレカ:きっと伝わるよ、アネモネ。
アネモネ:ううん、エウレカ。
もう、伝えられるはずないじゃない。
バスクード
ドミニク:アネモネ!
アネモネ:ぁぅ
ドミニク:アネモネ!
アネモネ!
アネモネ:ぁぁ
(ドミニクは破片に捕まりながら落下し、アネモネに呼びかけてくる。
しかし、TheEndはバスクード・クライシスを発射してしまっていた。)
アネモネ:ドミニク!!
エウレカ:レントン、あれ。
レントン:すごい、あのLFO、まるでニルヴァーシュだ。
エウレカ:私たちも
レントン:うん
アネモネ:ドミニク!ドミニク!
(TheEndから飛びりるアネモネ、ドミニクのもとへ)
アネモネ:ドミニク!ドミニク!
ドミニク:あ、アネモネ!
(二人の手を取り持つガリバー。抱きしめあうアネモネとドミニク)
ドミニク:その、えっと、
久しぶり。
アネモネ:バカ! あんな所に
落ちてくるなんて
どういうつもりよ!
ドミニク:ご、ごめん。
アネモネ:いいわ、特別に許してあげる。
ドミニク:ぁ
アネモネ:逢いにきてくれた、
救ってくれた。
ドミニク:救えた、のかな?
アネモネ:救おうとしてくれた。
ドミニク:初めて見せてくれたね、そんな顔。
アネモネ:ぁ
ドミニク:とても素敵だ。
アネモネ:聞こえない!
ドミニク:好きだって言ってるんだ!
あっあぁ
アネモネ:私も初めて、
こんな素敵な気持ち。
なんだかもう死んじゃってもいい。
(アネモネとドミニクを受け止めるTheEnd)
アネモネ:ううん、嘘。
生きていたい、
ドミニクと一緒に、ずっと。
ドミニク:生きよう、一緒に。
つづく(ふたりで!)
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毎度の事でうまくかけなくてすみません。今回のお話は、『ドミニク・アネモネ 愛の始まり』の巻きといったところでしょうか。けっこう泣ける回です。指令クラスターが破壊されてしまいますが、どうなっちゃうんでしょうね?って事なんて気にならないほど、ドミニクとアネモネの回です。かなり人気のある回で、MAD動画なんかもよく作られてます。私もこの回は大好きです。
【余談】
アネモネのポエム、ドミニクとの再会、なんかもう、アネモネ・セブンって感じの回ですね。
バックの曲も最高にいいですね。tiger trackとか、シーンにぴったりの選曲で最高です。
エウレカアンドアネモネ、、、神だぁ
返信削除ですよねー(^^)
返信削除---
匿名さん コメントありがとうございます。
アネモネが可愛い!しかわからなかったけど・・・
返信削除それでいいよね!
ですね! アネモネ最高です(^-^)/
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