2009年3月17日火曜日

エウレカセブンの第1話ブルーマンデーの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第 1話 ブルーマンデー
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雲上の景色、朝なのか夕方なのか雲は黄色く薄くオレンジ色。

ストナー:なあ、聞いてるか?
マシュー;何がだよ
ストナー:だからな、音楽とか映画とかって、
     その中身がって言うよりも、その時の記憶って言うかさ、
     その時の人と人との関係を思い出す事が多いだろう。
マシュー:あのさ、黙っててくんね、集中出来ないから。
ストナー:なんだよ、これから、いい事言おうと思ってたのに。
マシュー:お前も、仕事に集中しろよ。
     なぁ、リーダー、まだ上がれないのかよ?
ホランド:うっせな、もうすぐだ!
     目の前に大きな波が来てる、エンゲージまで後25秒。
マシュー:おー、やってる、やってる。
     おい、ストナー。そろそろだぞ。
ストナー:そう、つまり記憶と言うものは、決してそれ単体で存在せず、
     それを取り巻く環境に、支配されているという訳だ。
     誰の言葉か知っているか、マシュー。
マシュー:知らねえよ。
ストナー;まったく、学が無えな。俺の言葉だよ。

戦闘開始!
カット・バック・ドロップ・ターンを決めて、敵を撃破。

月光号と通信。
ホランドは行きたくねぇなぁと言い、タルホにどやされる。目的地はベルフォレスト。ホランドは、まったく、なんて月曜日だとつぶやき、写真を見る。写真には、レントンとその姉ダイアンと祖父アクセルの三人が写っていて、ダイアンの顔はマジックで消してある。

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レントンの部屋、ラジオの気象放送が流れている。ホランドが見ていたのと同じ写真と、レントンの父アドロックの写真が立てかけてある。ダイアンの顔は、部屋に吊り下げられた靴に隠れて見えない。壁には、タルホのポスターと、大判サイズのホランドのポスター。

ラジオの気象放送を聞いて、『きたー』と叫び、飛び起きるレントン。リフボードをかかえて、部屋を飛び出すレントン。バイクに乗って出る。

レントン:僕が生まれてから14年が過ぎた、もう14年だ。
     生まれてから、14年も経つのに、
     僕の周りでは何も起こらず、かといって、
     何かが起こる気配すらも感じられないという、
     そんな最悪な人生だ。
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レントンが着いた先は、リフスポット。
ワゴン車のリフグッズの店で、店主のウーノと話すレントン。ウーノに、無理だって、お前波を信じてないだろと言われるが、レントンは憧れのホランドみたく、いつかカット・バック・ドロップ・ターンを決めてやるんだと、目を輝かせて言い切る。

レントン:でも、よくホランドは言ってんじゃんか。
     『生まれた所は関係無い、本当に必要なスポットは、
      いつもそいつの目の前にある。』って、
     俺は、このスポットで大きくなる。
     大きくなって、いつかホランドみたいにLFOで、
     カット・バック・ドロップ・ターン決めるんだ。

リフの調整をした後、ウーノは言う『お代はサービスだ』。ウーノは、良い波の来ないベルフォレストから引越し、他の街に行くと言う。それを聞き、がっかりするレントン。

レントン:最悪だ…
     そう、この街は最悪だ。最悪を絵に描いたような、
     どうしようもない街なのだ。
     リフをしたくても、ろくな波は来ないし。
     まともに生きるには、軍人になるしかないんだ。
     かといって、僕はこの街を出るすべを知らない。
     知るには若すぎる。
     だって僕は、まだ14年間しか生きていない、
     だから、ここにいるしかないんだ。
     この最悪の街に。
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学校の教室。
近代史「サマー・オブ・ラブ」の授業。

先生  :その際に引き起こされた、
     空に満ちたトランサ・パランス・ライト・パーティクル、
     すなわちトラパーの大量発生による魂魄ドライブの暴走、
     及び、その物理的被害による世界の混乱、
     それが、世に言うサマー・オブ・ラブであります。
     そうした大災害を、命に代えて阻止したのが、
     我国が生み出した伝説の人物アドロック・サーストンであり、
     えー、そして、その英雄であるアドロックの息子であるのが、
     そう、我がクラスの一員のレントン君なのです。
     (クラスのみんながレントンに注目)
レントン:最悪だ…

教室の外で爆発。スカブが大地を押し上げた。先生たちがスカブの処理に出たため、授業は自習になる。クラスメートに、英雄の息子ということでからかわれるレントン。クラスメートに、レントントンの姉が父のやった事を証明すると言って、出て行ったきりな事を言われ、殴りかかるレントン。

学校の屋上で、腫らした顔で、魂魄ドライブを見るレントン。屋上にはクラスの女の子が、ray=out誌を見ながら、月光ステートはかっこいいけど、ホントは犯罪組織なんでしょなどと雑談をしている。

魂魄ドライブを見つめながら、姉ダイアンの事を思い出しているレントン。

ダイアン:憶えておいてレントン、信じていればきっとまた逢える。
レントン:本当に?
ダイアン:本当に、本当に信じることが出来たら、
     信じる力は現実になるから。
     そしたらレントンはきっと空も飛べるし、
     大事な人も助けられるし、それに私にもいつでも逢える。
     だから、私を信じて。私を信じて、いい子でいるのよ。
レントン:うん、お姉ちゃん。

思い出しながらニヤニヤしているレントンを見て、屋上にいたクラスの女子三人は言う、「なんかレントンってキモくない?魂魄ドライブ見ながらニヤニヤしてさぁ」
レントン:最悪だ…

学校から帰ろうとするレントン。なぜか祖父のアクセルが校門の所にいる。学校に呼び出されたらしい。先生との三者面談になった。レントンの成績では、軍学校はおろか高校進学も難しいと言う先生。英雄の息子なので、なんとかがんばって欲しいらしい。しかし、アクセルは軍人にするつもりは無い、家業の跡を継がせるから構わないと言い切る。

その後、ファミリーレストランで、ビッグバーグを食べるレントンとアクセル。アクセルは、なんでこんな事になったのかと涙を流す。

レントン:最悪だ…

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バイクでリフスポットに向かうレントン。

レントン:そんな最悪の街の最悪の人生だけど、
     波さえ来れば全部OK。リフさえ出来れば問題無し。
     だから姉さん、俺は大丈夫。俺にはリフがある。
     リフさえあれば、どこであろうと、最高なんだ。

(爆発、リフスポットは、軍の演習所として立ち入り禁止。)

レントン:そんな、おれのスポットが。
     軍のLFO、こ、こんな。
     こんな、こんな街は、
レントン:最悪だぁ!!

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レントンの家はアクセルの工場、自分の部屋でくつろぐレントン。ホランド達、月光ステートへの憧れを思うレントン。その時突然、魂魄ドライブにEUREKAの文字が浮かぶ、EUREKAの文字が浮かぶのは今月はこれで三回目。『何なんだろう、もしかして月光ステートの暗号だったりして、この通信を受け取った者は、月光ステートのメンバーになれる!なーんて』と、想像して はしゃぐレントン。

その姿をアクセルに見られ、その上、部屋の掃除がなってないと怒られるレントン。レントンがメカニックとして跡を継ぐ件について言い合いになる二人。

アクセル:いいかレントン、お前が何に憧れても構わん、
     板切れに乗るのもいいだろう。
     だがな、現実を見ろ、
     お前の親父が死んで英雄になったところで、
     ダイアンが夢を追っかけて家を出たところで、
     この世界は何も変わっちゃおらん。
     夢や理想なんちゅうもんを信じる奴が馬鹿だ。

言い争いはエスカレートし、その結果、リフボードを捨てに行くアクセル、追いかけるレントン。リフボードを持ち工場の外に出るアクセルとそれを追いかけるレントン。
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工場の外に出た、レントンとアクセル。
その時、工場の上空に現れるLFO。LFOは、カット・バック・ドロップ・ターンを決めるが、ふらふらとした飛行で落下し、レントンの部屋をつぶす。そのLFOは、レントンが知らない機体だったが、アクセルは「ニルバーシュTypeZERO、史上最古のLFOだ」と言う。

ニルバーシュTypeZEROのコックピットから出てくる、空色の髪の少女。

エウレカ:ねぇ。この子、調子悪いみたいなの。
     だからちょっと見てくれない?
レントン:かわいい!

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B-Part
ニルバーシュの墜落騒動は、アクセルが知り合いの発掘屋に頼み、スカブによる地殻変動と誤魔化して軍からは隠した。アクセルは、息子アドロックの残していった阿弥陀ドライブを机の引き出しから取り出して見つめる。そして、『お前がこんなもんを見つけさえしなければ』と溜息。

ニルバーシュは、整備のためアクセルの工場内に入っている。
レントンは、最古のLFOのデータを見てみようとするが、ニルバーシュには魂魄ドライブが着いていなかった、ソケットはあるのに、魂魄ドライブが刺さっていないのだ。そこに、火炎放射器を借りにエウレカがやってくる。レントンはエウレカに魂魄ドライブが無い事を問うが、エウレカは、魂魄ドライブが無くても動くから必要無いと言う。魂魄ドライブが無いと機械は動かないと説明するレントン。

レントン:よしわかった、それじゃあ俺のを付けてみよう、実験だ。
エウレカ:大丈夫かな?
レントン:大丈夫ですよ、こう見えても俺、プロのメカニックですから。
     俺位のメカニックになると、
     機械にも心があるってわかるんですよ。
     (言いながら、レントンは魂魄ドライブを差し込む。)
エウレカ:何言ってるの、そんなの当たり前じゃない。
     じゃ、火炎放射器借りてくね。
レントン:姉さん凄いです、
     俺の言うことを変に思わない、理想の女の子です。
     なんかちょっと変わってるけど。

レントンは、エウレカが火炎放射器を何に使うのか気付き、あわてて飛び出す。昨日つぶれたレントンの部屋を焼いてしまうエウレカ。あわてて火を消そうとするレントンだが、火であっちち。それを見て笑うエウレカ。

近くの丘から見ている、ストナー、マッシュ、ホランド。
ストナー:おいおい、笑ってるよ
マシュー:つうかさ、なんでこんな面倒なやり方すんだよ。
     あのじじいに面と向かって、
     ニルバーシュの調子が悪いんです、直してもらえますか
     って頼めばいいんじゃ、知り合いなんでしょ。
レントンを見て、あのちびっ子あいつに似てきやがってと言うホランド。どうやら、知り合いであるアクセルと顔を合わせたくないらしい、空を見つめるホランド。

工場内のニルバーシュ。
魂魄ドライブを刺してはみたものの、エラーで動かない。
レントン:ええ、おかしいなー
エウレカ:やっぱりはずしてよ。
レントン:あ、や、でも、
エウレカ:今までなくても動いてたんだし。
     それに知らないものは、信じられないから。
レントン:信じられないって、そんな。
エウレカ:それに、信じたからといって、
     どうにかなるわけじゃないじゃない。
     信じすぎちゃった事で不幸になることもある。
     信じる事が辛い事だってあるんだよ。
レントン:そんな、でも
     (レントンは、姉の言った事を思い出し、それを言おうと、)

そこにアクセルが現れ、阿弥陀ドライブを出し、エウレカに向かって、「お前さんホランドの仲間だな、持って行きたければ持っていけ、二度とわしらの前に現れんでくれ」と言う。

突然、工場に向かってミサイルが襲ってくる、エウレカはニルバーシュにレントンとアクセルを乗せ工場から出る。工場はミサイルでバラバラに。レントンもアクセルもエウレカも工場から出る事は出来たが、アクセルは振り落とされて地面に落ちてしまった、レントンは振り落とされたアクセルに駆け寄る。エウレカは、ニルバーシュで攻撃してきた軍のLFO(KLF)に向かって行く。

軍のKLFと空戦艦。
ドミニク情報士官がユルゲンス艦長に、なぜ、発射したのです?と聞いている。艦長は強硬な返事をする。

ニルバーシュから振り落とされ倒れこんだアクセル、駆け寄ったレントン。
アクセル:レントン、あの娘っ子にコレを届けてやれ。
     この魂魄ドライブの拡張パーツ、阿弥陀ドライブを。
レントン:阿弥陀ドライブ?
アクセル:そうだ、これを載せれば悟りは開かれ、
     あのLFOは真に目覚める、
     そうお前の親父は言とった。
レントン:父さんが?
アクセル:行け、レントン。こいつを使って、みんな消えてもらっちまえ。

バイクに乗って走るレントン。
レントン:別に俺は、じっちゃんに言われたから、
     こんな無茶な事をしようと思ったわけじゃないんだ。姉さん。
     ただ俺は、さっき言えなかった事を、
     あの娘に伝えなきゃいけないって思っただけなんだ。
     あの時、姉さんが言っていた事を、
     そして俺が今信じている事を。
     だから、行くぞレントン、行くぞ俺、
     俺はあの娘の所に飛んで行く。
     うわーあ。
     (崖からバイクで飛び出すレントン。
      リフボードをかかえながら落ちるレントン。)
レントン:あれ、ちょっと、やばくない?高すぎないこれ?
     大丈夫?大丈夫なの俺。本当に大丈夫なの?

つづく。

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たった1話なのに、詳細あらすじ書くの疲れました、
次回からは、簡単なあらすじにします。

【余談】
レントンがベルフォレストについて語った『まともに生きるには、軍人になるしかないんだ。』というセリフを、ずっと『まともに生きるには、ニンジンになるしかないんだ。』と思ってました。あはは、ニンジンの方が、アニメらしくて良いと思いませんか?




【エウレカセブン】






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