交響詩篇エウレカセブン 第29話 キープ・オン・ムービン
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ドミニクはベルフォレストに行き、レントンについて調査する。ドミニクは、アクセル・サーストン(レントンの祖父)と会い、途中で壊れたバイクの修理を依頼する。アクセルの暖かさ、レントン同様のピーキーなチェーン、ドミニクは涙してしまう。
レントンはエウレカと語らう、チャールズとレイの事を。なんでも話し合う二人、そう、二人は相思相愛の仲なのだ。レントンとエウレカは、皆に掃除ブームと美味しい食事を提供し、月光号にアットホームな暖かい雰囲気を灯す。
ホランドの傷は思ったよりも重く病室で寝込んでいる、タルホはホランドの代わりに、月光号のリーダとして行動することを決意する。タルホは、皆にエウレカの秘密を話す、月光号の闘いはレントンの父アドロック・サーストンの遺志を引き継いで始めたものである事、大地であるスカブ・コーラルが知的生命体コーラリアンである事、エウレカが人型コーラリアンである事を。エウレカの正体を知り驚くメンバー。レントンはそれを受け入れる。
レントン:あ、勝手な事して、すみません。
ハップ :ふう
レントン:ホランドと話をするまでの間、
この艦(ふね)にいる以上は
何か役に立つ事しようと思って
ハップ :はあ、なぁレントン。
頼むから悲しい事、言わんでくれ。
レントン:ぁ
ハップ :お前の中でどんな決意があるのかは知らん。
それを俺は止める気もない。
むしろ応援するよ。
お前は俺達の大切な仲間なんだからな。
レントン:ハップさん
タルホ :レントン
レントン:はい
タルホ :ゲッコーステイトは、
こんな家族ごっこをやるために
創ったわけじゃない。
わかってるわね。
ハップ :おい、タルホ。
なにも、そんな言い方しなくたって。
タルホ :あんたは黙ってて
レントン:わかってます。
この艦(ふね)は、
戦争をするためにある
艦(ふね)だと思います。
タルホ :何のために戦争をしてるか知ってるの?
レントン:知りません
タルホ :知りもしないのに戦えるの?
レントン:戦えません。
戦う気もありません。
タルホ :この戦いを最初に始めたのが、
あなたのお父さん、
アドロック・サーストンだとしても?
レントン:え
タルホ: 軍の技術者だったアドロックは、
この大地スカブコーラルが、
知的生命体コーラリアンであると主張し、
それを証明しようとした。
だが、グレートウォールを中心に
開始された調査の過程で、
スカブコーラルの影響と思われる
人的被害が調査員や軍関係者の間で拡大、
これを受けた軍上層部は、
コーラリアン排除を決意し、
結果アドロックはこれに敵対した。
彼には確信があった。
コーラリアンが生命体であるという
絶対的な確信。
故に彼は共存を模索した。
タルホ :それを後押ししたのが
人型コーラリアンの出現。
その人型コーラリアンこそが、
エウレカよ。
レントン:え、は
エウレカ:は
マシュー:コーラリアンって、あのコーラリアン。
ストナー:うすうす気づいちゃいたが、
ギジェット:でも、えっ、ちょっと待って、えっ。
タルホ :話しはまだ終わってないわ。
ハップ、通信傍受での収集から
解析した情報を発表して。
ハップ :あ、
確かな事はまだわからんが、
どうやら軍内部に、
再び対コーラリアン部隊が
組織されたようだ。
名称・規模、その他一切は不明。
だが、組織が再編された証拠に、
やつら地中深くに
攻撃を仕掛けるための兵器を
開発している。
ストナー:これが、その証拠だ。
タルホ :ホランドがゲッコーステイトを
創った理由は唯一つ。
アドロックの遺志を継ぎ、
コーラリアンと唯一アクセスできる
エウレカを守るため。
だが、それは等しくこれから後、
世界を敵に回すことも意味する。
その覚悟、あなたにはある?
レントン:あります。
月光号は、軍の研究施設であるトレゾワに向かう事にする、ニルヴァーシュの修理の為に。
つづく(ふたりで!)
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今回のお話は、『エウレカの正体ついに公開&ドミニクじっちゃんに会う』の巻きといったところでしょうか。エウレカがコーラリアンであることがわかっても、レントンの気持ちはまったく揺らぎません、ああ、まさに純愛です。あと、ドミニクの中途半端ニヒル(ヘタレとも言う)が楽しめる回でもあります。
【余談】
何回も書きますが、、、戦闘なんてせずに、レントンとエウレカは、二人でどこかで幸せに暮らせばいいのにね、闘う理由がまったくわからない。。。
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