2009年4月27日月曜日

バス定期VSバスカード、経済的なのはどっち?

首都圏の場合、バス共通カードというのがありまして、5000円で5850円分の乗車が出来ます。この割引率はかなり大きくて、大抵の場合バスカードの方が通勤バス定期よりも安くなります。通学バス定期の場合も微妙でして、一ヶ月定期で月22日以上利用して、やっと定期代の方がバスカードよりも安くなります。結局、バスの場合は定期券のメリットがあまりありません。(定期券があると、休日に本人及び同行者は100円均一料金で全路線利用できますので(環境定期割引制度)、休日頻繁に家族でバスを利用する人は、お得になる可能性はあります。)

結論1:バスの場合は定期券よりもバスカードがお得。

例:片道240円区間の場合(往復480円)
 <定期券利用>
 通勤定期一ヶ月 10,800円
 通勤定期三ヶ月 30,780円
 通学定期一ヶ月  8,640円
 通学定期三ヶ月 24,620円

 <現金支払い 片道240円往復480円>
 現金で18日    8,640円
 現金で19日    9,120円<通学一ヶ月超える
 現金で20日    9,600円
 現金で21日   10,080円
 現金で22日   10,560円
 現金で23日   11,040円<通勤一ヶ月超える

 <バスカード 5千円で5,850円乗車可>
 21日 8,616円 1万円で残り1,620円
 22日 9,026円 1万円で残り1,140円<通学一ヶ月超える
 23日 9,436円 1万円で残り 660円
 24日 9,847円 1万円で残り 180円
 25日 10,257円 1.5万円残り5,550円
 26日 10,667円 1.5万円残り5,070円
 27日 11,077円 1.5万円残り4,590円<通勤一ヶ月超える


ただし例外もあります。それは乗り継ぎをする場合です。例えば下記のような路線でAからCに行きたい場合、A-C間直通の運行が多ければいいのですが、『A-C直通は1時間に1本しか運行してないが、A-B-EとD-B-Eの路線は頻繁に運行している。』なんて事がよくあります。その場合、B停留所で乗り継ぐ事になるのですが、バスカードではその都度料金を支払わなければなりません、割高です。その様な場合は、定期券の方がお得になります。(ちなみに、直行で240円の路線の場合、乗り継ぎだと380円(190円×2)程度かかります。)

結論2:乗り継ぎバスの場合は定期券よりもバスカードがお得。


(乗車停留所)A------B-------C(目的地)
|
D------+-------E



そんな感じです。
でわでは。
---

0 件のコメント:

コメントを投稿