2009年1月18日日曜日

火星で大量のメタン噴出が観測

火星の大気にメタンが存在する事は以前からわかっていましたが、発生源の特定には至っていません。今回の観測がその回答になるかもしれませんね。夢のある話です。

もっとも、宇宙の大きさに比べ小さな小さな人類には、まだまだ未知な事は多くありまして、今回の観測と同程度な新発見・新観測というのは割とよくある事だったりするみたいです。観測した事自体は事実なんでしょうが、オバマ大統領の就任に合わせNASAが上げた、予算獲得のためのアドバルーンかもしれませんね。実際、火星探査の予算はかなり削られているようですしね。

軍事に関わる予算や人員を、宇宙開発や新エネルギー開発に割り振れば、あっという間にアメリカ経済は活況を呈するはずなんですが、、、力(軍事)による支配を前提とした構造から、アメリカ社会が脱するのは難しいでしょう。オバマさんに期待はしたいけどね。

僕は、宇宙開発には個人的に大きな興味を持っています。ただ、地球には貧困や飢餓で苦しんでいる国がある事も事実で、人類全人口の半分以上が宇宙開発とは無縁の生活をしています。まずそっちをなんとかするべきな気もしています。

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火星でメタンガスが噴出 生物起源の可能性も NASAが確認
(日本経済新聞社・NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090118STXKF006116012009.html
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【ワシントン=共同】火星でメタンガスが大量に噴出したのを、米航空宇宙局(NASA)の研究チームがハワイの望遠鏡で確認し、15日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。火星で大量のメタンを確認したのは初めて。進行中の地質活動か、生物が起源になっている可能性もあるという。

 チームは、望遠鏡の赤外線分光器で火星を7年間、継続的に観測したところ、2003年の火星の夏に相当する季節に、西半球から水蒸気とメタンの混じったガスが噴出するのを光の特徴から確認。メタンの量は約1万9000トンと見積もられた。

 地球では、大気中のメタンの9割以上は植物の腐食や細菌の呼吸など生物起源。火星のメタンも地中深くの微生物が排出したものか、太古の生物の腐ったガスの可能性があるという。(17日 17:12)
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