2015年6月20日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS ハルヒと谷口、そして阪中

ハルヒと谷口、そして阪中
===================
ハルヒが団活を休んだ日、俺達団員4人は早めに帰宅する事にした。そして今は団員4人で下校中。

朝比奈さんと長門の談笑なんていうレアな姿や、俺がいない時に宇宙人・未来人・超能力者の三人がどんな雰囲気で過ごしているかの話し、それと古泉ののんびりした笑顔なんてものも見れた。最後のはどうでもいいが、まあけっこう面白い話が聞けた。

ついでに聞いてみる。
ところでお前ら三人だけの時は俺はなんて呼ばれているんだ?
変なあだ名でなく、できれば本名で呼ばれてたいぞ。

長門が聞き取れるかどうかわからないくらいの小さな声でぼそっと言った。
「…ぎ…おと…」
え?思わず聞き返す。
すると、古泉と朝比奈さんが同時に大声で叫んだ。
「「鍵男(かぎおとこ)!!」」
そして大声で笑い出す。

居ないと何言われるかわからん、団活さぼっちゃだめだな。
「いえいえ実際はそんな風には呼んでいませんのでご安心を。ただその呼称は以前 朝比奈さんがおっしゃったセリフだった事だけは言っておきましょう。」

え、朝比奈さんそれはないですよいくら僕でも傷つきますよ。

「え、あ う… 古泉君それはひどいです、わたしはいつもキョン君って言ってます。
うーん、、、彼は彼はって古泉君がいつも繰り返し言うから、彼って誰ですってちょっとからかって聞いたら、鍵男の事ですって言ったのは古泉君じゃないですかぁ」

「おや、そうでしたか僕の記憶違いだったかもしれませんね。」

「そうですよぉー 私はいつもキョン君って言ってますよーキョン君安心して下さい。
あ、古泉君もキョン君って呼ぶようにしたらどうですか?
"あなたは~"とか"彼は~"なんて言ってないで。」

「考えておきましょう。しかし僕にもイメージと言うものがありますからね、難しいかもしれません。」

おいおい、たのむからちゃんとした名前で呼んでくれ。それからそのお前のイメージってのはいったいなんなんだ。

しかしまあ、映画撮影の時期くらいまでは古泉と朝比奈さんはけっこう牽制しあっていたからなぁ、今のように楽しく会話出来るようになったのはいいことなんだろう。鍵男の件は笑って許すとしよう。そんな感じで四人で下校していると、道の先にいる女子生徒の姿が見えた。見覚えのある姿だな、しかし何かをのぞきこんでいるようだな、何をみているんだろう?

その女子生徒は曲がり角から道の向こうを伺うように立っていた。
「おーい、阪中、何をみているんだ?」
声をかけるとびっくとして振り返る。
「あ、キョン君なのね、なんでもないのね。」

なんでもないようには見えないぞ、むこうに誰かいるのか?
見るとそこには意外な組み合わせの人物がいた。
ハルヒと谷口、それと大人子供をまじえた7~8人連れが道の向こうを歩いている。

ん、ハルヒの用事ってのはこれか、谷口までいていったいなんの用なんだ?
古泉は怪訝そうに見つめていたが、それから気付いたように言った。
「あ、法事ですね。涼宮さんのおじいさまの兄弟かなにかの法事ですよ。」

しかしなんで谷口もいるんだ?
「たしか、そのおじいさんは彼とも親戚筋だったはずです。」
そうか、ん? すると谷口はハルヒと親戚なのか、それは知らなかったな。
少し驚いていると、古泉もなにかが引っかかった顔をしている。
「そうですね、涼宮さんと谷口氏は親戚筋と言う事になりますね、、、」

お前は知っていたんじゃないのか?
今言ってただろ、そのおじいさんとやらが谷口の親戚でもあると。
「うーん、なんだかちょっとした違和感を感じますね。確かに知ってはいたのですが普段意識していなかったというか、以前から知っていたのは確かなのですが。」

ふーん、お前らしくもないな。

道の向こうを見つめるSOS団の四人と阪中、ハルヒ達はこちらに気付かないまま向こう側にあるファミリーレストランに入っていった。親戚同士で飯でも食うんだろ。

「わたしは帰るのね、じゃあね」
阪中はそう言うと帰っていった。

残ったSOS団の四人は無言のまま、なにか妙な違和感を感じその場で立ち止まったままになる。聞くと谷口がハルヒの親戚筋という事は俺以外の三人全員が知っていた。

そして知っていたが普段意識して考えた事が無いって事も三人に共通していた。
-----------------------------------

2015年6月13日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 古泉の素って

古泉の素って
-----------------------------------

「ふざけるな!」
そこには普段のにやけスマイルはない。

橘京子は、それでも平然と言い続けた。
「何度でも言います。涼宮ハルヒは乱暴者で野蛮で暴走者です。
 そんな存在が力の持ち主であるわけがないのです。
 本来の持ち主である佐々木さんに、力を返してもらいます。」

言い続ける橘に、激昂した古泉は殴りかかっていった。
「二度と口がきけないようにしてやる。」

おい、気持ちはわかるが、相手は一応 女だぞ、
俺はあわてて古泉を止める、長門もそれに続く。
朝比奈さんは、「古泉くん、ぼ 暴力はいけませぇん」と叫び、
なんだか、DV家庭の修羅場みたいだ。

俺と長門はなんとか古泉を取り押さえたが、
橘はさらに言い放つ。
「暴走者には暴走者が仕えるって事なのです。」
古泉は許さん殺す等と言い、橘をにらむ。

橘、お前もういいから、どっかに行ってくれないか。
「ええ、そろそろ帰ります。
 その暴走信者をくれぐれも取り押さえて置いて下さいませ。」
橘はそう言って去ったが、
俺達は、しばらくの間古泉を抑え続けなければならなかった。

-----------------------------------

2015年6月6日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 友情なんだよ、それが。ハルヒわかるか?

友情なんだよ、それが。ハルヒわかるか?
-----------------------------------
戦闘、危機的状況、古泉は単身突っ込む、赤玉となって。



長門、古泉は? 古泉はどこだ!
「……」
なんで、お前はそんな顔するんだ。
いつもらしいと言えば、そうなのかもしれんが、もっと…

古泉、こ い ず みー!

「…落ち着くべき」
長門、お前は、、、

「…彼ならここにいる」
は?
にやけスマイルで古泉はそこにいた。


はめやがったな。
もう、口はきかん、将棋もやらん、もちろんオセロもやらん。

俺は泣いていた、古泉が無事だった事がうれしくて。
-----------------------------------

2015年5月30日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS ハルヒは力を自覚した

ハルヒは力を自覚した
------
391
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=291337&page=20&id=36129671
-----------------------------------
1回目
高校二年の5月、佐々木団とのあれこれの後、ハルヒは力を自覚した。
俺はすぐにハルヒと共に、長門に相談した。長門が一番頼れるからな。

長門は情報統合思念体に報告し、情報統合思念体はハルヒの保護の為に
朝倉涼子を再構成し観測体制を強化すると共にハルヒの保護を申し出た。
俺とハルヒはそれを受け入れた。
万事うまくいくと思っていた。

しかし、情報統合思念体の本音はそうではなかった。
力を自覚した門(ハルヒ)と鍵(俺)を危険な存在であると認識し、
俺達二人の消去を長門に命じた。
長門は苦悩し、そして提案した『…門だけを破壊すれば十分。』
俺とハルヒを引き離し、それによって引き起こされるハルヒの混乱に乗じ、
ハルヒを消去すればいいと。

いろいろあったが結局、俺は朝倉涼子に篭絡され、、、
ハルヒを捨て涼子に奔った。
ハルヒは俺に捨てられたショックのなか、長門の襲撃を受けた。

その時の事は忘れられない。
長門の攻撃をかわし情報操作能力を完全に封じたハルヒは、
長門を抱きしめ
「有希、苦しかったんだね…ごめんね。」と言った。
そして朝倉涼子を一瞬でねじ伏せ無力化し、俺を殴り一言だけ言った。
「いくわよ」

2回目
世界は巻きもどり、高校二年の5月に戻った。
ハルヒは自分を捨てた男である俺に対し、優しく接してくれた。
教室やSOS団の集まりでは今まで通りに振舞ってはいたが、
二人きりになると信じられないくらいに優しかった。
俺はハルヒに過ちを詫び二度と裏切らないと誓い、
ハルヒが力を自覚した事は、二人だけの秘密にした。
-----------------------------------

2015年5月23日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 谷口の葬式

谷口の葬式
------
ド短編ってかプロット


おれにとっては親友の葬式、
親友なんて国木田、古泉、佐々木くらいしかいないや、
涙が流れる、
そんなの何年ぶりだろ、涙腺弱くなってるのか、年だからね。

ハルヒは目を充血させ、その手には谷口が中学にプレゼントした
おもちゃの指輪があった。

谷口とハルヒの息子が、葬式を仕切り、式は滞りなく終った。


谷口がもてなかったのは、ハルヒの不思議パワーなんだろうなあ。
谷口はナンパ軽薄キャラとして、
まったくもてない高校時代をすごし、大学でもそうだった。
ハルヒは、俺を当て馬にして谷口を牽制し惑わした。

谷口もそれなりに、がんばってはいたんだけどね。
たとえば、高校入学直後に軽い女を捕まえ、ファーストキスくらいはした。
そして、それを知ったハルヒは世界改変クラスの閉鎖空間を発生させ、、、
偽りの空間で、当て馬の俺とファーストキス。
そしてハルヒは平静を保った…

まあ、そんな事が何回もあった。


大学卒業後二年たって、ハルヒと谷口は結婚した。
SOS団は解散しなかった、ハルヒと当て馬である俺を観察するのが、
主なる業務。

谷口との生活になにか退屈があると、ハルヒは俺に接近し
それを谷口に見せ付けた。

俺にも家族が出来たし、付き合いきれないんだが、、、
就職・会社員生活のすべてを機関や統合思念体や未来人に
世話になってる俺は なんも逆らえない。

俺自身の人生は楽しくなかったか? と、言われれば楽しくはあるが、
当て馬人生っても なんだかね。

やれやれ。
-----------------------------------

2015年5月16日土曜日

涼宮ハルヒSS 長門VSみくる

長門VSみくる
------
短編

部室のドアをノックする。
返事はないが声が聞こえる、言い争っている。
あわてて部室に入る、
入った瞬間に硬直する、思いもよらない光景がそこにあった。

「…どういうつもり」
「こ、これが、最適解なんですぅ」

長門と朝比奈さんが言い争っていた、
いや、長門が朝比奈さんに詰め寄っていたという方が正確か。

俺が部室に入った事をまったく気付いていない、
二人にとってそんな事はどうでもいいようだ。

朝比奈さんはいつに無く真剣な眼差しで長門を見据えている、
長門は冷たく無機質な瞳で朝比奈さんを射抜く。

長門の右腕が変形し剣のように伸び鋭くなる、そして朝比奈さんに切りつける。
あっと思った瞬間、朝比奈さんはいなくなった、消えた、いや、長門の後ろに立っていた。
朝比奈さんは、えい! と言いながら長門を突き飛ばし、
長門はバランスを崩しつつも、鋭利な刃物と化した右腕を朝比奈さんにふるう。
朝比奈さんは又消え、次に現れた場所は長門の頭上だった。
そのまま長門に体当たりしマウントポジションをとる。

長門の上に乗った朝比奈さんは、長門の頭を抱え唸り(うなり)はじめる。
力が抜けたようになる長門。

その時部室のドアが開き、
「そこまでよ、朝比奈みくる。」
突然の声、そこには喜緑江美里。

朝比奈さんはあきらめたような表情をし、長門を放し、
喜緑さんを見つめる。いつもの表情じゃない、厳しく睨み付けている、

「私をみくびらないでくださぁい!
 長門さんでも喜緑さんでも、よ よ 容赦はしません!
 心中します!かかって来て下さぁい!」

にらみ合い対峙する、朝比奈さんと長門&喜緑さん。

やばい、そう思った俺はなんとかしようと、声をかける
なんでもいい、この場をなんとかしなければ。

「長門、女の子がお転婆しちゃだめだ、椅子に座れ。
喜緑さん、なにかご依頼でしょうか、、、まあ、お茶でもどうぞ。
朝比奈さん、お茶いただけませんか?」

やっと、俺の存在にづいた三人は、急に表情をやわらげ、
「…迂闊」と言いつつ席に座り本を読み、
「実は、今彼の会長が、元彼が部長をやっていたコンピ研を。。。」
「はい! 玉露のいいのをこの間買ってきたんで淹れますね!!」

やれやれ
-----------------------------------

2015年5月9日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 俺だけ一般人

俺だけ一般人
===================
キョン「考えてみたら、俺だけ一般人なんだな。」


今日は、あたし、いないけど、
ちゃんと団活しておく事!

ハルヒはそういうと、いきよいよく教室から出て行った、
掃除当番を俺に押し付けて。

掃除当番の仕事を終え、文芸部室に行った俺を、
宇宙人・未来人・超能力者が迎えてくれた。


部室に俺が入ると、微妙な感じで雰囲気が変わった。

少し前から気付いてはいたんだが。

まあ、そうだよな、
ハルヒ以外の俺達四人が、ハルヒの起こす騒動の火消しに、
躍起になっているとき、当のハルヒは蚊帳の外。

それと、同じなんだろうな。

たしかに俺は、宇宙人・未来人・超能力者と一緒に、
ハルヒ騒動の対応に追われてはいたが、
あくまで俺は、一般人。

俺がいない時には、三人で難しい話でもしてんだろうね。


メイド衣装でおいしいお茶を淹れてくれる朝比奈さん、
にやけスマイルでボードゲームを用意する古泉、
そして、いつもの定位置で本を読む長門。

ハルヒが今日来ない事を伝えて、いつもの席に座る俺。
あれ?ちょっと普段と違うな、

いつもならハルヒは、自分自身が団活に出れない日は、
今日は団活無しって宣言してたよな?

今日に限って、
『今日は、あたし、いないけど、ちゃんと団活しておく事!』
って変じゃないか?


まあ、よくわからんが、
ハルヒいないのなら、帰るか。
そう思って腰を上げかけた俺だが、
朝比奈さんのお茶と、古泉からのゲームの誘いを受けて、
席に座りなおした。
ちゃんと団活しろって、団長さんが言ってたしな。

朝比奈さんは編み物をしていて、長門はいつもの読書。
この頃の長門は、感情らしきものが芽生えてきたようで、
口数も増え、よく話すようになってはいるが、
今日は、無口なままだ。

古泉は、ゲームの盤面をみながら唸っている。
スマイル顔のままなのは恐れ入るが…
悪いがもう詰みなんだがね。

いつも通りの時間を過ごす。
いや、いつも通りじゃないな、
ハルヒのいない平和なひと時、こんなのも悪くないな。


長門が本を閉じる音、団活終了の合図だ。
いつもよりやけに早いが、こんな日は早く帰って、
家でのんびりしたいと、宇宙人でも考えるんだろ。

帰り支度を済ませ、4人で帰る。
俺と古泉の後を、朝比奈さんと長門がついて歩く。
ハルヒがいる時は、女性陣が先頭だから、いつもと逆だな。

なんて事を考えていると、古泉が話しかけてきた。
「たまには。こんな日もいいかもしれませんね。」

おいおい、いいのか、そんな事言って。
「た ま に は ですよ、たまには。
 僕にも、心の洗濯が必要です。」

そんなもんかね。
まあ、俺も、今日みたいな日は悪くないと思うな。
「彼女達も、そうみたいですよ。」

振り向いて見てみると、
朝比奈さんと長門が、楽しそうに談笑している。
あの長門が、楽しそうなのにも驚いたが、
朝比奈さんもめずらしく、長門に積極的に話かけている。

まるで仲の良い姉妹みたいだ。
こんな姿はめったに見られない、
カメラで撮っておきたいくらいだ。


そんな俺の視線に気付いたのか、朝比奈さんと目が合う。

いえ、朝比奈さん、楽しそうだったので、
ついつい見とれてしまいました。
「キョンくん、そんな事言ってると、涼宮さんにおこられますよー」
「その意見に賛同する。涼宮ハルヒは、重度の焼餅焼き。」

え、朝比奈さん、なんで俺がハルヒに怒られなきゃならないんです。
ってか、長門、お前そんな言葉どうして知ってる?
「本で読んだ。意味は朝比奈みくるに教えてもらった。」

朝比奈さん、最近の長門は、良く話すようになったとは言え、
まだまだ普通に無口なんですから…
もっと美しい言葉から教えてやってください、
あんまり、変な言葉を教えないでください。

「そんなー、あたしは、長門さんに聞かれて、
 団長席を指差しただけですよー
 でも、さすが長門さん、それだけでわかっちゃうなんてー」

やれやれ


そういえば、俺がいない時、三人はどんな雰囲気なんだ?
なにしろ宇宙人と未来人と超能力者だからな、
一般人の俺の前では話せない事もあろうし、
なにか難しい事でも話しているのか?

それとも、ハルヒや俺がいない時は、
まったりモードで楽しくやってたりするのか?
いまの、朝比奈さんや長門みたいにさ。

「うーん、
 涼宮さんが居るか居ないかでは、
 確かに、あなたを含めた僕達4人の雰囲気は違いますが、
 あなたが居るか居ないかでは…」
そう言って、古泉は言葉を濁した。

おいおい、そんな重い返事をするなよ。
気になるじゃないか。


「腹の探り合い」
長門がぼそっと言うと、
朝比奈さんと古泉の表情が一瞬引きつった。

「そうかもしれませんねー
 キョン君がいた方が、わたしは楽しいですね。」

「それには、僕も同意しますよ。
 長門さんとなら、なんら問題もありませんが、
 彼無しで、朝比奈先輩《先輩に傍点》と一緒だと、、」

そう言い合ってから、二人は吹き出して笑った。


「しかし、まあ、
 あの藤原氏の方が、まだましだと思う事がありますよ。」
「えー、それは、それは、
 わたしも橘さんの方が、まだ話が通じるって思っちゃってますよー」

「まあ、お互い、仕事の事ではいろいろありますからね。」
「ですねー」

そしてまた、二人は吹き出した。


なんか笑えないなぁと思っていると、
朝比奈さんと古泉から、説明があった。

仕事上で、いろいろ意見の違いもあるけれど、
個人的に対立しているわけではないそうだ。


まあ、ほんとに仲が悪いわけでもなさそうだ。

『同じSOS団員としての仲間意識もあるし、』
と言っていたしね。

Fin
===========================================================