2009年2月1日日曜日

高速ETC夜間半額

ETCの夜間割引を受けるために、トラックの時間待ち行列が発生しているらしい、、、なんだかなぁなニュースですね。景気対策云々以前の問題のような気がします。業務用のトラックは終日半額にすればいいんじゃないの?、登録した業者は代金引き落とし時に通過回数に応じて大幅割引にするとか、方法はいくらでもあるはず。深夜割の時間を待つ行列なんていう変なものを作らせている道路公団って、いったいなんなの?

(ところで、新名神、亀山~草津って開通したのね。このニュースで初めて知ったです。以前三重県に住んでいたのですが、なんかなつかしいなぁ。高速道路なんて、名阪国道みたくみんな無料にすればいいのにね。)

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午前0時、トラック大集合 高速ETCの半額狙い(1/2ページ)2009年2月1日0時39分
http://www.asahi.com/national/update/0127/NGY200901270008.html
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通路の両側に深夜割引待ちの大型トラックが並んだ=昨年12月20日深夜、三重県亀山市の東名阪自動車道下り線亀山PA
 時計の針が午前0時に近づくと、幹線道路につながる高速道路の料金所に近いパーキングエリア(PA)に、トラックが集まってくる。昨年10月から午前0~4時の自動料金収受システム(ETC)を利用した高速料金が最大半額になったためだ。不況で経費を切りつめる運送業者に、この割引は大きな魅力になっている。だが昨年12月には、三重県亀山市の東名阪自動車道下り線のPAの流入路で駐車中のトラックに後続のトラックが衝突する死亡事故も発生。県警はパトロールを強化し始めた。

 昨年暮れの土曜日、午後11時を過ぎると東名阪自動車道下り線の亀山PA(三重県亀山市)に大型トラックが続々と入ってきた。

 最寄りの亀山インターチェンジ(IC)からは、国道1号のほか、奈良・大阪方面に通じる名阪国道にもつながる便利な場所だけに、徳島、香川、姫路、和泉、練馬、水戸など各地のナンバーが並ぶ。午前0時前にPAは埋まり、流入路にもトラックが並んだ。

 「みんな、半額になる午前0時を待っているんですよ」と岐阜県可児市のトラック運転手の男性(25)。

 奈良県大和郡山市のトラック運転手の男性(46)は、ペットボトルの容器約1トンを東京から兵庫県明石市まで運搬する途中の午後5時、同PAに到着。午前0時まで約7時間、車内で仮眠した後、亀山ICを降りて名阪国道に向かう予定だという。

 東京―亀山間の高速代はおおむね1万5千円。深夜割引を利用すれば7500円で済む。会社からは高速代として1日一律8600円が出るが、足が出れば自腹だ。

 男性の日当は1万6千~7千円。1カ月に25日ほど働くが月給は手取り40万円に届かない。「高速代に1万5千円を持っていかれたら日当がなくなる。半額はありがたい」と話す。
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午前0時、トラック大集合 高速ETCの半額狙い(2/2ページ)2009年2月1日0時39分
http://www.asahi.com/national/update/0127/NGY200901270008_01.html
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通路の両側に深夜割引待ちの大型トラックが並んだ=昨年12月20日深夜、三重県亀山市の東名阪自動車道下り線亀山PA
 四国旅行からの帰りという津市桜田町の会社員(25)は、午後11時に同PAに到着。「駐車中のトラックは邪魔だけど、経費削減で一番きついのは、運ちゃんやと思いますよ」と理解を示す。

 同PAでは昨年12月16日の未明、東名阪道下り線の本線から約100メートル入った流入路の右側に駐車し、運転手が仮眠をとっていた大型トラックに、休憩でPAに入ろうとした大型トラックが追突。運転していた愛知県安城市の男性(45)が死亡した。

 県警高速隊によると、追突した男性は事故直後「(駐車中のトラックに)気がついた時には遅かった」と話したという。事故当時は、PAがトラックでほぼ満車で流入路にもあふれていたという。

 県警は事故後、巡回活動を強化し、流入路の右側の路肩にセーフティーコーンを置いて路肩に駐車できないようにした。道路交通法上、流入路や駐車スペース以外の場所での駐停車は違反のため、高速隊は「駐車場が満杯なら、先のPAを利用してもらうよう指導している」としている。

 東海3県を含む1都11県を管轄する中日本高速道路会社によると、東名や中央道の大都市近郊などのPAやサービスエリア(SA)でも午前0時前になると混雑する状況が起きているという。

 総務部広報室は「交通が集中する時間帯・場所での休憩や仮眠による長時間駐車、目的地への時間調整、ETC割引時間待ちなど様々な要因が考えられる」と話す。

 電光掲示板でPAやSAの混雑状況を知らせているが、「駐車場拡大などはコスト面などで限界がある」と頭を抱える。(多田晃子、中島嘉克)

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 〈ETCを使った通行料金の割引制度〉 政府の緊急総合対策で昨年9月からは全国の高速道路や一部の一般有料道路で平日の夜間割引時間帯が拡大され、休日の昼間も割引されるようになった。現在の深夜割引率は平日の午後10時~午前0時が30%、平日と休日の午前0~4時が50%。
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