教科書無料進呈(このブログの2010年2月1日月曜日の記事に詳細書いたです)
http://reclimber.blogspot.com/2010/02/blog-post.html
職業訓練校の願書提出について書きますね。
まず最初に書いておきます。『失業保険の給付期間を延ばし、出来るだけ長く不労収入を得るめに、職業訓練校に入る人がいる。』という話がありますが、実際はそんなに簡単に楽が出来るほど世の中は甘くありません。
その事について、以下に詳しく書きますね。
職業訓練校には受験倍率が0.2な訓練科目もあります。定員の20%しか応募者がいないという科目があるという事です。
失業保険の給付期間を延ばす事が目的の人が、簡単に職業訓練校に入校出来るのなら、こういった低倍率な科目は存在しないはずです。
不労収入目的者に職業訓練校の入学を許しているのなら、彼ら不労収入目的者は科目なんて何でも構わないはずですので、倍率0.2なんて科目が存在する事は無いでしょう。
職業訓練校には、その職種で就職するという確固たる意思が無ければ、願書提出すら出来ません。
失業給付延長策で、なんでもいいから訓練校に入ろうと画策しても、そんないい加減な者には、願書提出が許されていません。その科目を修めてからどんな所に就職をするのか、明確なビジョンを持っていなければ、願書が提出できないのです。
というわけで、願書提出について、
まずは、自分自身の就職についてよく考えてみましょう。求人票をみたり、求人動向を調べてみましょう。自分自身に職業訓練が必要だと思ったら、職業訓練校の案内パンフレットを見てみるのもいいでしょう。入校案内はハローワークでもらえます。
そして真剣に考えた結果、自分には職業訓練が必要だという結論に達したら、その旨をハローワークで相談しましょう。自分の適性や、職業訓練校の就職実績、就職先の求人状況等、詳しく教えてもらえ相談にのってくれます。もちろん、職業訓練校での訓練の内容も教えてくれます、一年で1600時間の訓練が、そんなに甘くないものだと教えてくれます。その上で、入校したいと思ったら、願書を提出しましょう。願書はハローワークで提出します、相談にのってくれた窓口での提出になります。
以下に職業訓練校について、参考になりそうな事を書いていきますね。
【科目】
多種にわたります。
職業訓練校の案内パンフレットを見て、
自分に必要とされるものを見つけましょう。
入校案内はハローワークでもらえます。
【期間】
1ヶ月コースから二年コースまであります。
二年コースは若年者向けで、
一般の場合は1年コースが最長になります。
【募集日】
年に1回~4回の募集があり、
4、6、9、11月が募集月であることが多いです。
ただし、各科目全部が、すべての月で募集しているわけ
ではありません。4月募集のみが圧倒的に多いです。
【無料か有料か】
・無料:文字通り無料です。
・有料:半年で13万円程度の授業料がかかります。
【年齢別の基準について】
・若年者向け:
30歳以下の人向けで、上限年齢は35歳までです。
過去にそれ以上の年齢の方を受け入れた実績はあります、
が、その場合は、強固な志望動機が必要でしょう。
・一般向け :
年齢制限はありません。
・高齢者向け:
50歳以上の人向けで、下限年齢は45歳までです。
【給付について】
・失業保険の給付制限中に、職業訓練校に入校した場合、
給付制限が解除され、給付が開始されます。
自己都合退職だと、3ヶ月の制限期間がありますが、
そのような制限期間がなくなるという事です。
・入校日までに、失業保険の給付日数が残っている場合、
在校中も延長して、失業保険が給付されます。
ただし、120日以上の給付日数の場合は制限があります。
(給付日数別の延長条件)
120日以下:入校日に最低1日の残日数がある
150日 :入校日に最低30日以上の残日数がある
180日以上:入校日に最低1/3以上の残日数がある
・通所手当てと交通費
・職業訓練校に通った日数に応じ、
日額500円程度の支給があります。
・職業訓練校に通うための交通費が支給されます。
つまりは、職業訓練校に通っている間、
失業保険の給付+通諸手当+交通費が支給されるわけです。
以上です。
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余談ですが、倍率が0.2な訓練科目について、
なんでその科目は人気が無いのでしょう?社会的に必要とされている職業に就くための科目なのに。 これは要するに、キツイ職だからです。本気でその職でやっていこうと思う人が少ないのです。社会的に価値があり必要性も高い職業なのに、キツイがために応募者が少ないのです。(応募者数が少なくても社会としては必要な職なので、職業訓練校の科目としては存続します。存続する価値があるのです。)(受験倍率が0.2というのは、大不況の前の状況ではありますが、今後も倍率1以下の科目は存在するでしょう。)
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