フランクフルト税関でのバイオリン仮差し押さえについて、
Mixiで書いた日記の転載です。
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フランクフルト税関は厳格"すぎる"事で有名で、
まして億単位の有価物なんだから、
慎重"すぎる"用意をしておくべきだったのではないかなぁ?
書類は揃ってるとか言った所で税関が最終判断するんだし、
転売のおそれが無い事を十分に理解してもらえるようにしておくべきだったと思う、
つい最近同様の事態があったばかりなんだし。
前回の、堀米ゆず子さんの件では、結果として押収したバイオリンの無償返還になったが、
これによって、フランクフルト税関の面子は汚されたとも言えるわけで。。。
今回、有希・マヌエラ・ヤンケさんのケースではどうなるんだろ?
フランクフルト税関の面子を立てつつ、うまく解決をはかるべきだと思う。
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兎にも角にも
今回もバイオリンは無事戻ってくるとは思いますが、
出来るだけ円満な形での解決になるといいですね。
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■6億円バイオリン、独また押収…日本の財団所有
(読売新聞 - 10月04日 12:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2176428
--------------------------ドイツ在住の若手バイオリニスト、有希・マヌエラ・ヤンケさん(26)が使用する名器ストラディバリウス(保険評価額約6億円)が9月28日、ドイツ・フランクフルト空港の税関に押収されていたことがわかった。
楽器をヤンケさんに貸与している日本音楽財団(東京)が明らかにした。
ヤンケさんから財団に入った連絡によると、日本で演奏会を終えて28日に帰国した際、空港で「必要な通関手続きを取らなかった」として押収された。楽器が財団貸与のもので仕事で必要なことなどを書類を示して説明したが、受け入れられなかったという。
押収されたのは1736年製の「ムンツ」で、5年前から財団がヤンケさんに貸与していた。フランクフルト空港税関は、輸入関税として評価額の19%に当たる約1億2000万円を支払うよう求めているという。
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>独税関 またバイオリン名器押収 ストラディバリウスに1.2億円請求(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012100402000091.html
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独税関 またバイオリン名器押収 ストラディバリウスに1.2億円請求
2012年10月4日 朝刊
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【ベルリン=宮本隆彦】ドイツ在住の若手バイオリニスト、有希・マヌエラ・ヤンケさん(26)が、日本音楽財団(東京)から貸与され演奏活動に使っているバイオリンの名器ストラディバリウスを、ドイツ・フランクフルト国際空港の税関に押収されていたことが分かった。関税として約一億二千万円を請求されているという。
押収されたのは、イタリアの名工ストラディバリが最晩年に制作した一七三六年製の「ムンツ」。財団が所有し、五年前からヤンケさんが借りている。
ヤンケさんが日本で演奏会を終え、ドイツに帰国した九月二十八日に押収された。貸与の契約書や日本での納税証明書など必要書類はそろっていたが、ドイツ税関は「転売しない保証がない」との理由で持ち込みを認めなかった。
税関が発行した書類は、バイオリンの時価を保険額から六億円余りとし、19%の一億二千万円弱を関税として払うよう求めている。同空港税関は本紙の電話取材に「個別の案件には答えられない」と話した。
仕事の「道具」は通常、免税扱いのため、財団は無償での返還を求める。
同空港の税関では八月中旬にも、ベルギー在住のバイオリニスト堀米ゆず子さん(54)が同様に高価なバイオリンを押収され、九月下旬に無償で返却されたばかり。ドイツ税関の対応は不可解で、日本の音楽関係者は「日独の文化交流に悪影響が出る」と懸念している。
ヤンケさんはドイツ人の父と日本人の母を持つ。二〇〇四年のパガニーニ国際コンクールで一位なしの二位で最高位となった。
◆押収とても残念だ
塩見和子・日本音楽財団理事長の話 楽器の貸与に際して演奏者の国籍を問わないのが当財団の特徴。複数のドイツ人にも貸し出している。そうした貢献は世界的に高く評価されており、今回の事態はとても残念だ。
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