都立高校の特別選考について書きますね。
都立高校の一部では、入試において、特別選考枠を設けている場合があります。これは、入学者の一部(10%とか20%)の選考基準を一部変えて、合格とする制度です。すべての都立高校で実施しているわけでもないし、そんなに大きく選考基準を変えるわけでもありません。
例をあげると、
【例1】
<普通選考:9割>
「入学試験7:3内申書」で選考し、入学定員の9割の合格者を決定
<特別選考:1割>
「入学試験の点数だけ」で選考して、入学定員の1割の合格者を決定
【例2】
<普通選考:8割>
「入学試験6:4内申書」で選考し、入学定員の8割の合格者を決定
<特別選考:2割>
「入学試験4:6内申書」で選考し、入学定員の2割の合格者を決定
まあ、こんな感じです。
例1の場合、特別選考枠で内申書の点数が評価されませんから、なんらかの事情で中学校に通っていなかった場合(内申書の点数が低かった場合)でも、入学試験で良い成績を収めれば合格出来ます。
ただし、特別選考はあくまで普通選考で合格しなかった受験者に適用されます。つまり、この例1の場合、入試の点も内申書も両方良かった者は普通選考で合格していますから、特別選考で選ばれたからといって、入試の成績が普通選考合格者に比べて、特に良かったとは限りません。(多くの場合、内申書が良ければ、入試の点も高得点であろうからです。)
例2の場合、入試の点が多少悪くても、中学校の成績が良ければ(内申書の点が高ければ)、入学出来る可能性が上がります。普段は(中学校の内申点は)良いのに、入試日に調子が悪かったという場合の救済策といえるでしょう。
受験生の皆さん、保護者の方は、志望校に特別選考枠があるかどうか、もしあるのならどの様な選考基準か調べておくと良いでしょう。
2009年4月13日月曜日
フィリピン少女の不法滞在問題(問題終息したようです)
不法滞在の帰国問題でもめていた、フィリピン人親子の問題ですが、両親帰国で娘さんは日本に残る事で、決着したようです。
なんともやりきれない事件で、まだまだ大変だとは思います。(今後のり子さんは高校とか大学の入学年齢になったらどうなるんだろ?成人したらどうなるんだろ?)が、無事、日本の中学校に通える事になった点については良かったです。
不法入国という犯罪は許せませんが、日本で生まれ育った子供が不幸になるのは見るに耐えないし、、、あ、あ、難しい問題ですね。
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カルデロンさん、比に帰国の両親見送り 悲しみこらえる
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200904130186.html
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2009年4月13日19時49分
国外退去処分が確定した埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)とサラさん(38)夫妻が13日、成田空港から帰国した。両親と離れ、日本に残ることを決断した中学2年生の長女のり子さん(13)が、悲しみをこらえて見送った。
夫妻は92~93年、出稼ぎのため、それぞれ他人名義のパスポートで不法入国。日本で結婚し、のり子さんが生まれた。06年にサラさんの逮捕をきっかけに国外退去処分となり、08年9月に最高裁で処分が確定した。その後、改めて在留特別許可を求めていた。偽造旅券で入国した経緯から、法務省は両親の在留を認めなかった。のり子さんについては「日本で勉強を続けたい」という希望と近親による養育環境を確認し、在留を許可した。
「寂しいし、不安」。夫妻の表情は搭乗間際までゆがんでいた。帰国後の生活は何も決まっていない。子どもを残すことへの心配も尽きない。別れの場となった手荷物検査場の入り口で、3人は何度も抱き合った。「体に気をつけて」。両親の励ましにうなずいたのり子さんは、涙で顔を崩しながら、姿が見えなくなるまで立ちつくしていた。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
手荷物検査場前でカルデロン・のり子さん(右)の肩を抱く父アランさん。左は母サラさん=13日夕、成田空港、細川卓撮影
手荷物検査場前で泣き出すカルデロン・のり子さん(右)に手を差し伸べる母サラさん(左)と父アランさん=13日夕、成田空港、細川卓撮影)
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カルデロンさん両親帰国へ 「残念だが…」と感謝の言葉
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130290.html
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2009年3月13日22時30分
親子で一緒に暮らす願いはかなわず、両親は娘を置いていく決断をした。一家そろっての在留特別許可が認められなかった埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)一家が13日、日本で生まれ育った中学1年生の長女のり子さん(13)を残し、両親は帰国する意思を東京入国管理局に伝えた。
収容されていたアランさんも釈放され、一家は東京・霞が関の司法記者クラブで会見。アランさんは「残念だが、みなさんのおかげでここまで来られた。本当にありがとう」と感謝の気持ちを述べた。のり子さんは「家族3人で日本にいたかったので、うれしい気持ちはありません。でも、日本で勉強を続けたい」と目に涙を浮かべた。
アランさんと妻のサラさん(38)はのり子さんの2年生の始業式に出席し、4月13日に帰国する。のり子さんには3月中にも在留特別許可が出る見通しだ。今後はサラさんの妹が蕨市に引っ越し、監護者となる予定。
帰国した両親は再入国が5年間禁じられるが、森法相は1年ほど過ぎれば、親子面会のためであれば特別に入国を認める姿勢を示している。
森法相は「今回の結論は、長女の希望を最大限考慮して、総合的に判断したものだ。今後、長女が近親や周囲の方々に温かく見守られ、安定した生活を送ることを期待しています」とのコメントを発表した。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
会見中、父アランさんの受け答えを聞きながら、険しい表情を見せる長女のり子さん=13日午後、東京・霞が関の司法クラブ、林敏行撮影
記者会見を終え、弁護士と話すカルデロンさん一家。左から母サラさん、父アランさん、長女のり子さん=13日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ、林敏行撮影)
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カルデロンさん一家、長女のみ在留 入管提案受け入れ
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130138.html
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2009年3月13日14時46分
一家で帰国するか長女だけを残すかの判断を迫られている埼玉県蕨市のフィリピン人一家の母カルデロン・サラさん(38)と長女のり子さん(13)らが13日、東京都港区の東京入国管理局に出頭した。代理人の弁護士によると、一家は最終的に入管側が示した提案を受け入れ、のり子さんを残して両親が4月13日に帰国することを決めたという。
サラさんとのり子さんが9日に収容された父アランさん(36)と面会した上で入管側と話し合い、決断した。
のり子さんは出頭前、「初めて入管に来たので『家族3人で日本にいたい』ということを私の言葉で伝えたい。(事態が)どうなっても私の気持ちは変わりません」と話していた。
森法相はこの日の閣議後会見で、「情において思うところはあっても、日本の治安と社会秩序を守る責任がある」と述べ、改めて両親の在留は認めない姿勢を表明した。
一家は不法滞在で国外退去処分が確定後、「長女が日本で暮らすため、家族での滞在を認めてほしい」と在留特別許可を求めた。しかし、法務省は両親が偽造旅券で不法入国した経緯や、最高裁が強制退去処分の取り消しを認めなかったことなどから、両親の在留は認めない姿勢を変えず、アランさんの身柄を収容して再考を求めていた。
一方で、近くに住む親族などが養育することを条件に、のり子さんだけなら在留特別許可を認める方針。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
東京入管に入るカルデロン・のり子さん(左)と母のサラさん=13日午前8時42分、東京都港区、川村直子撮影)
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なんともやりきれない事件で、まだまだ大変だとは思います。(今後のり子さんは高校とか大学の入学年齢になったらどうなるんだろ?成人したらどうなるんだろ?)が、無事、日本の中学校に通える事になった点については良かったです。
不法入国という犯罪は許せませんが、日本で生まれ育った子供が不幸になるのは見るに耐えないし、、、あ、あ、難しい問題ですね。
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カルデロンさん、比に帰国の両親見送り 悲しみこらえる
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200904130186.html
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2009年4月13日19時49分
国外退去処分が確定した埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)とサラさん(38)夫妻が13日、成田空港から帰国した。両親と離れ、日本に残ることを決断した中学2年生の長女のり子さん(13)が、悲しみをこらえて見送った。
夫妻は92~93年、出稼ぎのため、それぞれ他人名義のパスポートで不法入国。日本で結婚し、のり子さんが生まれた。06年にサラさんの逮捕をきっかけに国外退去処分となり、08年9月に最高裁で処分が確定した。その後、改めて在留特別許可を求めていた。偽造旅券で入国した経緯から、法務省は両親の在留を認めなかった。のり子さんについては「日本で勉強を続けたい」という希望と近親による養育環境を確認し、在留を許可した。
「寂しいし、不安」。夫妻の表情は搭乗間際までゆがんでいた。帰国後の生活は何も決まっていない。子どもを残すことへの心配も尽きない。別れの場となった手荷物検査場の入り口で、3人は何度も抱き合った。「体に気をつけて」。両親の励ましにうなずいたのり子さんは、涙で顔を崩しながら、姿が見えなくなるまで立ちつくしていた。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
手荷物検査場前でカルデロン・のり子さん(右)の肩を抱く父アランさん。左は母サラさん=13日夕、成田空港、細川卓撮影
手荷物検査場前で泣き出すカルデロン・のり子さん(右)に手を差し伸べる母サラさん(左)と父アランさん=13日夕、成田空港、細川卓撮影)
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カルデロンさん両親帰国へ 「残念だが…」と感謝の言葉
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130290.html
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2009年3月13日22時30分
親子で一緒に暮らす願いはかなわず、両親は娘を置いていく決断をした。一家そろっての在留特別許可が認められなかった埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アランさん(36)一家が13日、日本で生まれ育った中学1年生の長女のり子さん(13)を残し、両親は帰国する意思を東京入国管理局に伝えた。
収容されていたアランさんも釈放され、一家は東京・霞が関の司法記者クラブで会見。アランさんは「残念だが、みなさんのおかげでここまで来られた。本当にありがとう」と感謝の気持ちを述べた。のり子さんは「家族3人で日本にいたかったので、うれしい気持ちはありません。でも、日本で勉強を続けたい」と目に涙を浮かべた。
アランさんと妻のサラさん(38)はのり子さんの2年生の始業式に出席し、4月13日に帰国する。のり子さんには3月中にも在留特別許可が出る見通しだ。今後はサラさんの妹が蕨市に引っ越し、監護者となる予定。
帰国した両親は再入国が5年間禁じられるが、森法相は1年ほど過ぎれば、親子面会のためであれば特別に入国を認める姿勢を示している。
森法相は「今回の結論は、長女の希望を最大限考慮して、総合的に判断したものだ。今後、長女が近親や周囲の方々に温かく見守られ、安定した生活を送ることを期待しています」とのコメントを発表した。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
会見中、父アランさんの受け答えを聞きながら、険しい表情を見せる長女のり子さん=13日午後、東京・霞が関の司法クラブ、林敏行撮影
記者会見を終え、弁護士と話すカルデロンさん一家。左から母サラさん、父アランさん、長女のり子さん=13日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ、林敏行撮影)
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カルデロンさん一家、長女のみ在留 入管提案受け入れ
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130138.html
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2009年3月13日14時46分
一家で帰国するか長女だけを残すかの判断を迫られている埼玉県蕨市のフィリピン人一家の母カルデロン・サラさん(38)と長女のり子さん(13)らが13日、東京都港区の東京入国管理局に出頭した。代理人の弁護士によると、一家は最終的に入管側が示した提案を受け入れ、のり子さんを残して両親が4月13日に帰国することを決めたという。
サラさんとのり子さんが9日に収容された父アランさん(36)と面会した上で入管側と話し合い、決断した。
のり子さんは出頭前、「初めて入管に来たので『家族3人で日本にいたい』ということを私の言葉で伝えたい。(事態が)どうなっても私の気持ちは変わりません」と話していた。
森法相はこの日の閣議後会見で、「情において思うところはあっても、日本の治安と社会秩序を守る責任がある」と述べ、改めて両親の在留は認めない姿勢を表明した。
一家は不法滞在で国外退去処分が確定後、「長女が日本で暮らすため、家族での滞在を認めてほしい」と在留特別許可を求めた。しかし、法務省は両親が偽造旅券で不法入国した経緯や、最高裁が強制退去処分の取り消しを認めなかったことなどから、両親の在留は認めない姿勢を変えず、アランさんの身柄を収容して再考を求めていた。
一方で、近くに住む親族などが養育することを条件に、のり子さんだけなら在留特別許可を認める方針。
アサヒ・コム
(元記事には写真あり
東京入管に入るカルデロン・のり子さん(左)と母のサラさん=13日午前8時42分、東京都港区、川村直子撮影)
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2009年4月12日日曜日
エウレカセブンの第14話メモリー・バンドの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。
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交響詩篇エウレカセブン 第14話 メモリー・バンド
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ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。
月光号は修理のために、発掘現場跡FAC51(THE HACIENDA)に向かう事になった。エウレカはまだ医務室にいるが、順調に回復している。
つづく
-----
-----
-セリフ-
ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ストナー:私の名前は観察者、
現象と心象の中間に位置する存在。
ストナー:あらゆる自然現象は、
何者かによって観察されねば、
その事象が記録されることは無い。
ストナー:私の名前は観察者。
あらゆる現象は、
私の様な中間に位置する者の目によって、
観察されることでのみ、
その存在を未来に残すことができる。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
コーラリアンと呼ばれる存在について、
我々が語れる言葉は少ない。
誰もが、それを、
まるで幽霊か化け物のように語る。
ストナー:しかし、実際はいずれにもあてはまらない。
コーラリアンを前にして、
我々の持つ語彙は、圧倒的に少ない。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
もし、我々に今の我々以上の
語彙が備わったとして、
しかし、きっと、
我々には、それを表現出来ないし、
その感じ取った事を、
分かち合う事さえも出来ないであろう。
ストナー:我々は、
コーラリアンの前では、圧倒的に無力だ。
(撃破されるKLF小隊の映像)
ストナー:言ってしまえば、
それは、砂漠の蟻が、
大空の先にあるものを語るに等しい。
ストナー:しかし、伝わらないからといって、
表層だけを語り、
本質から逃げるという行為に
満ち溢れたこの世界で、
それに則って言葉を紡ぐ事に、
いったい、
どれだけの価値があるのだろうか。
ストナー:伝わらないなら、伝わる努力をするべきだ。
その努力をしたく無いのなら、
永遠の沈黙をもって、
この場から立ち去るべきだ。
ストナー:それを、彼らは証明していた。
(クテ級コーラリアンの中のソーンに突入する際、取り乱すレントンの映像)
ストナー:大波を待つライダー達にとって、
そこに存在している事が、
全てを言い表していた。
ストナー:全ては体験を通して語られる。
ストナー:既に用意された、安易な言語でしか
表現出来ない彼らは、
その安易さの基に持ち合わせた
深い真実によって、
それを、あえて言葉として表現する。
ストナー:何を語る? 真実?
しかし、それはあまりにも、
浅い言葉でしかない。
それを人は、陳腐な言葉の羅列として
蔑むであろう。
ストナー:しかし、真実など誰がわかる?
目の前で起こった現象に対して
高尚な言葉で語る事。
それこそがその現象を矮小化させている。
ストナー:現象は現象でしかない。
現象を語るには、現象になるしかない。
ストナー:しかし、我々は、
現象そのものになる事は出来ない。
現象は、我々以外の所にあり、
我々以外の所から、
発生するものであるからだ。
(コーラリアンの中でレントンが見た姉の姿、エウレカと共に帰り、クテ級コーラリアンが消滅し、セブン・スウェル現象の光の映像。)
ストナー:そうなのだ、
現象は、俺達がいなくても起こる。
ただそれを目撃した者達には何かを残す。
それが、その者達にとって、
傷となるのか、はたまた、糧となるのか、
ストナー:それすら、波には関係がない。
(A-part END)
ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。
ドミニク:ただ一つ、わからないのが、
ベルフォレストである。
これまで彼らを追跡し続けてきた軍情報部の
分析から考えても、
あんな塔に、
彼らが立ち寄る理由が、わからなかった。
(月光ステートと軍の戦闘の映像:ベルフォレスト空港、シウダデス・デル・シエロ、)
ドミニク:しかし、その一見無駄に見える
ベルフォレストを経由した後、
TypeZEROの飛躍的な能力の向上が報告されている。
なぜ、彼らはベルフォレストに立ち寄ったのか。
そして、あのレントンと呼ばれる少年。
ドミニク:すべては、あそこから始まっている。
やはり、行ってみるべきなのだろうか、
ベルフォレストへ
=====================
今回はあらすじとセリフを分けてみました。さて、今回のお話は、これまでの話の総集編と、少しの謎解きと新たな謎の提示です。それなりに良いシーンが流れますので、総集編にしては退屈しない回です。もっとも、今までにあった冗長な回と一緒にすれば、もっと良かったと思いますがね。今までよくわからなかった事について説明があります、ホランドが月光号をどうやって手に入れたかとかね。でも、物語の本質についてはまだ謎だらけで、さらに謎掛けしています。
【余談】
この回から主題歌が変わります。オープニングが「DAYS」から「少年ハート」へ、エンディングが「秘密基地」から「Fly Away」へ。エウレカ・セブンの魅力って、この曲の良さにもあるんですよね。ホントにイイ曲だらけです。

交響詩篇エウレカセブン 第14話 メモリー・バンド
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ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。
月光号は修理のために、発掘現場跡FAC51(THE HACIENDA)に向かう事になった。エウレカはまだ医務室にいるが、順調に回復している。
つづく
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-セリフ-
ストナーは語ります、人間はすべてのものを理解できるわけでないし、すべてのものを表現できるわけではないと。コーラリアンがなんなのか、人間には説明できない。
ストナー:私の名前は観察者、
現象と心象の中間に位置する存在。
ストナー:あらゆる自然現象は、
何者かによって観察されねば、
その事象が記録されることは無い。
ストナー:私の名前は観察者。
あらゆる現象は、
私の様な中間に位置する者の目によって、
観察されることでのみ、
その存在を未来に残すことができる。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
コーラリアンと呼ばれる存在について、
我々が語れる言葉は少ない。
誰もが、それを、
まるで幽霊か化け物のように語る。
ストナー:しかし、実際はいずれにもあてはまらない。
コーラリアンを前にして、
我々の持つ語彙は、圧倒的に少ない。
ストナー:君は、コーラリアンを知っているか?
もし、我々に今の我々以上の
語彙が備わったとして、
しかし、きっと、
我々には、それを表現出来ないし、
その感じ取った事を、
分かち合う事さえも出来ないであろう。
ストナー:我々は、
コーラリアンの前では、圧倒的に無力だ。
(撃破されるKLF小隊の映像)
ストナー:言ってしまえば、
それは、砂漠の蟻が、
大空の先にあるものを語るに等しい。
ストナー:しかし、伝わらないからといって、
表層だけを語り、
本質から逃げるという行為に
満ち溢れたこの世界で、
それに則って言葉を紡ぐ事に、
いったい、
どれだけの価値があるのだろうか。
ストナー:伝わらないなら、伝わる努力をするべきだ。
その努力をしたく無いのなら、
永遠の沈黙をもって、
この場から立ち去るべきだ。
ストナー:それを、彼らは証明していた。
(クテ級コーラリアンの中のソーンに突入する際、取り乱すレントンの映像)
ストナー:大波を待つライダー達にとって、
そこに存在している事が、
全てを言い表していた。
ストナー:全ては体験を通して語られる。
ストナー:既に用意された、安易な言語でしか
表現出来ない彼らは、
その安易さの基に持ち合わせた
深い真実によって、
それを、あえて言葉として表現する。
ストナー:何を語る? 真実?
しかし、それはあまりにも、
浅い言葉でしかない。
それを人は、陳腐な言葉の羅列として
蔑むであろう。
ストナー:しかし、真実など誰がわかる?
目の前で起こった現象に対して
高尚な言葉で語る事。
それこそがその現象を矮小化させている。
ストナー:現象は現象でしかない。
現象を語るには、現象になるしかない。
ストナー:しかし、我々は、
現象そのものになる事は出来ない。
現象は、我々以外の所にあり、
我々以外の所から、
発生するものであるからだ。
(コーラリアンの中でレントンが見た姉の姿、エウレカと共に帰り、クテ級コーラリアンが消滅し、セブン・スウェル現象の光の映像。)
ストナー:そうなのだ、
現象は、俺達がいなくても起こる。
ただそれを目撃した者達には何かを残す。
それが、その者達にとって、
傷となるのか、はたまた、糧となるのか、
ストナー:それすら、波には関係がない。
(A-part END)
ドミニクは語ります。サウスアイレスで、レントン、エウレカ、ニルバーシュTypeZEROと、ドミニク、アネモネ、ニルバーシュTypeTheENDが遭遇した事は、この先々に向けてのターニングポイントなのかもしれないと。そして、月光ステートについても語ります。未承認の新造艦であった月光号を、書類改竄や情報操作によってホランド達が手に入れた事、「非合法 カウンター カルチャー マガジン ray=out」誌の事、ベルフォレストに立ち寄って以降、TypeZEROの飛躍的な能力向上がみられる事。
ドミニク:ただ一つ、わからないのが、
ベルフォレストである。
これまで彼らを追跡し続けてきた軍情報部の
分析から考えても、
あんな塔に、
彼らが立ち寄る理由が、わからなかった。
(月光ステートと軍の戦闘の映像:ベルフォレスト空港、シウダデス・デル・シエロ、)
ドミニク:しかし、その一見無駄に見える
ベルフォレストを経由した後、
TypeZEROの飛躍的な能力の向上が報告されている。
なぜ、彼らはベルフォレストに立ち寄ったのか。
そして、あのレントンと呼ばれる少年。
ドミニク:すべては、あそこから始まっている。
やはり、行ってみるべきなのだろうか、
ベルフォレストへ
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今回はあらすじとセリフを分けてみました。さて、今回のお話は、これまでの話の総集編と、少しの謎解きと新たな謎の提示です。それなりに良いシーンが流れますので、総集編にしては退屈しない回です。もっとも、今までにあった冗長な回と一緒にすれば、もっと良かったと思いますがね。今までよくわからなかった事について説明があります、ホランドが月光号をどうやって手に入れたかとかね。でも、物語の本質についてはまだ謎だらけで、さらに謎掛けしています。
【余談】
この回から主題歌が変わります。オープニングが「DAYS」から「少年ハート」へ、エンディングが「秘密基地」から「Fly Away」へ。エウレカ・セブンの魅力って、この曲の良さにもあるんですよね。ホントにイイ曲だらけです。

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