2009年4月30日木曜日

エウレカセブンの第20話サブスタンス アビューズの主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第20話 サブスタンス アビューズ
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スカブに取り込まれたエウレカを治療するミーシャ、しかし対処方法すらわからない。ホランドは、レントンにエウレカに近づく事を禁じる。

ホランドは、軍に拘束されているヴォダラクの高僧Xの救出に出る。お金のためだけではなく、エウレカの治療のために。高僧Xの救出のために決死の戦いを挑むホランド。いろいろと葛藤もあったが、ホランドを助けるレントン。

レントンは激しい戦闘の中、ライダーズ・ハイになり軍のKLFを徹底的に潰す、KLFパイロットとの腕がちぎれとぶ。レントンは戦闘が殺し合いだと言う事実を思い知る。

レントン:俺が守る。
     俺がエウレカを守る。
     俺がエウレカを、大きな病院に連れて行くんだ。
レントン:う、にう、うにう、にう
     くそ、くそ、くそ
     ちょっとばかし体が大きいからって、
     それがなんだ。
ホランド:気にいらねえんだよ
     てめえのナイト気取りが
レントン:気取りじゃない
     俺はナイトになってみせる。

つづく(無言)

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今回のお話は、エウレカ救急大作戦の巻と言ったところです。スカブに侵されてしまったエウレカを助けるために、ホランドもレントンも必死になります。しかしまあ、ホランドのレントンに対する暴力は、ホントにイヤな感じです、が、、、でも、まあ、レントンが自分を主張(エウレカへの思い)し、ホランドに立ち向かっていったので、今回はよしとします(^^;
【余談】
今回の話で、レントンは戦闘で人を殺している事を自覚します。今までもエウレカから、その事を教えられてはいたのですが、やっと気づくわけです。少し遅すぎる気がしますが、まあ実感したのが今回と言う事でよしとしませう(^^;





【エウレカセブン】






劇場版 交響詩篇 エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

エウレカセブンの映画、上映始まってますね。

見に行きたい気もするのですが、おっさんが見に行っていいものなんだろうか? あと、TVシリーズと全然違う話になっているというのも気がかりだし。。。最近のTV漫画(アニメ)みたくなってたら、わし ついていけんですよ。

まあ、5月後半or6月前半まで上映してるんなら、息子と一緒に見に行ってみようかな。親子で映画見るのもいいと思うし。あ、でもそれするには、TVシリーズを子供達に見せておかないとなぁ。。。

なんだか、唐突ですが。。。
自分が高校生の時に、うる星やつらの前売り券(ポスター付き)を買って、結局見に行かなかった事を思い出しました。一人じゃ見にいけないよね、TV漫画の映画なんてさ。。。アニメ研究部にでも入ってれば別だろうけど、自分は陸上部で青春してました。(老後の為に、若い内に運動しておこうってのが動機だけども(爆)) あと そういえば、大学時代はワンゲル部(ワンダーフォーゲル)だったんですが、隣の部室はアニメ研究会でした(爆)



エウレカセブンはリクープ済み(開発コスト回収済み)らしいですね。

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氷川竜介ブログ-2009年4月24日 (金)
劇場版『交響詩篇エウレカセブン』明日から公開
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/
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劇場版『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』が、明日からいよいよ公開になります。東京地区では急遽、タイムズスクエア(夜18:40~)での公開が決まっています(付記:名古屋と大阪では当初の早朝レイトから終日に変更、また初日オールナイトも東京含めて公開されるとのこと)。新宿高島屋にある大劇場です。TVシリーズのBD-BOXもほぼ完売と聞いてますし、盛り上がってきました(付記:BD-BOXは『Zガンダム』に次ぐ数字を出して大成功だそうです)。

http://www.eureka-prj.net/

ネットではTV版『エウレカセブン』を失敗作と断じてる書き込みを少なからず見ます。ところがTV版DVDをお手伝いしているときに聞いてみたところ、「ビデオグラムの売り上げはOKで、メーカー的には問題なし。実はアレ(長期のTVシリーズ)より売れてます」みたいな話で、要するにリクープ済みでした。UMD同梱品などもあって、かさばる方がワゴンセールに出たりしたのは事実ですが、「○○だから、××に違いない」みたいな思いこみとのギャップがあること自体が、なんか「エウレカらしい」と思う事件でした。

デジタル試写で今回の劇場版も先に見せていただきましたが、正直、賛否を呼ぶような内容だと思いました。
劇場版『ラーゼフォン 多元変奏曲』(京田知己監督の初監督作品)のときにTVシリーズのデジタルデータを応用して、単なる兼用ではなく描き足しをして「映画に仕立てあげていく」手腕を詳しく取材しました。劇場版『エウレカ』はその発展形で、絵的な兼用をしながらも、設定や物語などいっさいを換骨奪胎。ニルバーシュの幼生が「もきゅー」と言う縫いぐるみ的生物になってるなど、まるで別の作品のように仕上げつつ、しかし見終わってみればやっぱり芯は『エウレカ』だったと、そういう狐につままれたような感触が残ります。
いわゆる再編集的なもの、あるいは通常のストーリーテリングとはちょっと違うことを目ざしているので、その枠を求める人からはおそらく非難囂々(笑)、でも乗れた人には他にない味わいを残すと、そういう感じです。
自分ももう一回、劇場のフィルム上映で確かめてみようと思います。

もうひとつ『エウレカ』で盛り上がっているのは、雑誌「コンティニュー」(太田出版)です。これは林編集長自らが聞き手&ライターを兼任して、全7万字の京田監督インタビューを敢行という、驚くべき内容になってます。林編集長は京田監督とまったく同世代で、カルチャー体験にもかぶっているため、それゆえに引き出せている話も多いと思います。
また、林さんは氷川の初の著書「20年目のザンボット3」を担当していただいた編集者でもありますが、インタビュー中でも言及があったりして。自分の原点を思い出すようでもありました。そういう意味でも、遠く離れたところから物事を冷ややかに見つめる言説と自分は、少し縁遠いのかなと。もちろん文章は、何かを伝えるために客観的に冷静である必要はありますが、言葉遊びをしても仕方がないわけですから。もっと根の部分で、何のために書くのか、少し落ち着いて考え直してみたいとも思いました。
やはり「何かを変えたい」という想いの連鎖が、こういうところにつながっているのを見るのは、とてもありがたいことです。

ということで、この映画はおそらく世間に一石を投じる結果になると思います。劇場を出たあと、激しいショックを受けたり、何かモヤモヤしたものが残った人がいらっしゃれば、「コンティニュー」が何か落ち着きどころを与えてくれるかもしれません。もちろん激昂したり、首をひねってスルーする方も少なくないと思いますが(笑)、まあそれはそれでいいのではないでしょうか。世の中、すべて縁のものですしね……。

そんな意味で、どういう反響があるかを楽しみに、公開日を待っています。

P.S.『グレンラガン』の方も明日からで、期待してます。こちらは試写に呼ばれていないし、劇場版は仕事をしていないので、本当に純粋ないちファンとして心待ちにしてます。
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エウレカセブンの第19話アクペリエンス・2の主要セリフとあらすじ、ネタバレです。

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交響詩篇エウレカセブン 第19話 アクペリエンス・2
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ニルヴァーシュ盗難(?)騒動のおかげで、軍に存在を知られてしまった月光ステート。宿泊場所の廃墟の町から、月光号内に移動する一行。エウレカの調子は悪く、レントンも元気が無い。月光号の修理はなんとか終了したが、メンバーの疲労はピークに達していた。

調子の悪いエウレカを思わず避けてしまう子供達、エウレカはそれにショックを受け、ニルヴァーシュにすがる。エウレカがニルヴァーシュの魂魄ドライブ(+阿弥陀ドライブ)を外すと、ニルヴァーシュはエウレカを乗せたまま発掘洞窟の奥に進んで行ってしまう。必死に追いかけるレントン。

軍は、月光号が隠れている発掘現場跡FAC51(THE HACIENDA)を包囲し、攻撃してくる。トラパー濃度が薄いため、脱出出来ない月光号。

エウレカは洞窟の奥で、スカブに取り込まれようとしていた。エウレカをスカブから剥がし、必死に助けるレントン。ニルヴァーシュにエウレカと乗り、必死にエウレカを助けたいと願うレントン。その願いに答えるようにセブン・スウェル現象が起き、トラパーの波がおききる。

月光号は洞窟奥から寄せて着たトラパーの波に乗り脱出する。

スカブに侵されたエウレカの姿を見て驚くホランド、レントンに「これ以上ニルヴァーシュに乗るな、エウレカの事を誰かに話したら、俺何をしでかすかわかんねえぞ。」と言い放つ。

エウレカ:そうだ、私は本を捜していたんだ。
     捜さなきゃ、本を捜さなきゃ。
     早くしないと、バスが行ってしまう、
     早くしないと、日が暮れてしまう。
     早く、私の本を捜さなきゃ。
     早くしないと、夜が私を溶かしてしまう。
エウレカ:見つけた。
     あ、(本は白紙だった)
     これが私、
     言葉の無い本、
     何も書かれていない本。
     それが私。
     何も無い私、何でも無い私、
     私は私を見つけられなかった。
エウレカ:溶けていく、溶けていく、
     私が溶けていく。
     怖い、怖いよ。
     誰か、誰か助けて、
     お願い誰か、助けて誰か、
     助けて、
     レントン。

つづく

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今回のお話は、エウレカ変容の巻と言ったところです。落ち込むエウレカはスカブに取り込まれてしまいます。レントンはそれを必死になって助け、その気持ちがセブン・スウェル現象を起こします。あと、前回から引き続き、ホランドはレントンに対し厳しくあたります、なんかイヤな感じです。
【余談】
変容したエウレカ、一部ではピキレカとかグロレカと呼ばれ不評ですが、僕はかわいいと思うけどなぁ。。。




【エウレカセブン】