2009年5月23日土曜日

なんだかやりきれないニュース(タイの少年)

『日本人の父に会いたい…涙流すタイの少年』こういった報道を聞くと胸が痛みますね。家族内の問題だから、なんとも言えないけれど。(現地のメディアに日本人非難の論調が無い事が唯一の救いですが、タイ人にとって日本人が、いい感情を持たれるようなニュースでない事だけは確かなわけで、、、)
僕も(外国でなくて国内でだけど)、いつこの父親のような立場に立たされるかわからないし、、、ちゃんとした体制(経済的にも住環境的にも)を整えておこうと思いました。本気でそう思ってます。まあ、わたしは子沢山だからね、何人いるか言ったら引かれるだろうなぁ・・・・

このニュースのタイの少年の場合は日本国籍があるようだし、邦人保護の名目で、父親の元に行ければいいんだろうけど、その父親に受け入れる力があるのかどうかに疑問があるし、、、なんだか悲しいニュースですね。


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日本人の父に会いたい…涙流すタイの少年、地元報道は過熱
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090517-OYT1T00537.htm
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 【バンコク=田原徳容】タイ中部ピチット県で日本人の父親を捜す少年ケイゴ君(9)の話題にタイ政府や地元メディアが過剰反応し、波紋を広げている。
 父親(31)は東京在住とわかり、タイ国内では親子の対面を求める世論が高まるなど、父親や日本政府は困惑している。
 父親はタイ人の母親と2000年に結婚し、04年に離婚。少年は同県の親族に預けられた。母親は今年4月に病死し、少年は、母親から「父親が来る」と聞いた寺で父親捜しを始めた。
 この様子が今月中旬、大々的に報道され、カシット外相が日本政府に調査を依頼。タイの入国管理局や旅行会社も協力し、男性の旅券や婚姻届のコピーなど個人情報が公開される事態に発展した。シリキット王妃も関心を寄せ、義援金15万バーツ(約42万円)が集まった。対応が遅れた同県幹部は更迭された。
 日本の外務省から連絡を受けた父親が「電話する」と回答したことが判明すると、各メディアは17日、父親がタイを訪問しないと知り「会いたい」と涙を流す少年の反応を報じた。少年は日本国籍を持っており、在タイ日本大使館は「個人の問題だが、慎重に対応するしかない」としている。
(2009年5月17日19時41分 読売新聞)
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日本人の父捜す少年 母親と死別タイで話題に 写真手に「会いたい」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/96115
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2009年5月17日 02:36 カテゴリー:アジア・世界
「お父さんとはきっと会えると思う」。タールアン寺院でそう語っていたケイゴ君だったが…。=14日、タイ中部ピチット県
 タイは今、行方の知れない日本人の父を捜すケイゴ君(9つ)の話題でもちきりだ。タイ人の母が4月に亡くなり、遺品である父の写真を手に「お父さんを知りませんか」と尋ね回る姿が地元紙で紹介されるや反響が広がり、タイ外務省も日本側に所在の調査を要請する異例の事態になった。日タイ両政府の協力で16日、父親の消息はつかめたのだが…。 (バンコク・柴田建哉)
 父親の居どころが判明する前の14日、ケイゴ君が住むタイ中部ピチット県を訪ねた。彼が観光客に写真を見せて父親を捜していたタールアン寺院で待ち合わせた。
 前日はバンコクでテレビ出演後、日本大使館に協力を依頼。深夜に戻り、この日も取材などに忙殺されていたケイゴ君。疲れ気味のようだったが質問にはきちんと答えてくれた。「お父さんに会えたらお土産に人形を渡したい」。対面に期待を膨らませていた。
 インタビュー中も地元テレビのカメラが回っていた。翌日の地元紙には「西日本新聞が取材に来た」と掲載された。
◆病床の言葉信じ
 きっかけはタイ字紙「カオソド」などの12日付の記事だった。
 ケイゴ君は、生後数カ月で同県の祖父母宅に預けられた。母はバンコクで働き、時折送金してきたが昨年4月、突然戻ってきた。既に重い病魔に侵され1年後に32歳で亡くなった。父は日本に帰国したらしい。「お父さんは2人が愛を誓ったタールアン寺院に必ず戻って来る」。ケイゴ君は病床の母から聞いた言葉を信じて捜している‐。
 一面に写真付きで載り、テレビも放映するとタイ政府の反応は素早かった。ガシット外相は東京のタイ大使館に調査を指示。ピチット県知事も婚姻届や父のパスポートのコピーを公開した。
 一家は祖父母、伯母(35)ら8人暮らし。ケイゴ君も寺院で魚の餌を売って苦しい家計を助けている。貧しい境遇も紹介されカンパが相次いだ。集まった約14万バーツ(約40万円)は県が管理し進学資金に充てる計画だ。
◆非難の論調なく
 急転したのは16日。「父親と連絡が取れました」。ケイゴ君の伯母の携帯電話に日本大使館から一報が入った。
 両親は5年前に離婚したが、ケイゴ君は日本で出生届が出ているため日本国籍を持っていることも判明。父親は連絡を取る意向だが、面会には難色を示しているようだ。
 「詳しい事情が分からないので父親を責める気はない。居どころが分かっただけでもうれしい」。伯母の言葉に父親への怒りは一切なかった。
 これまでのところ、タイの報道でも父親や日本を非難する論調は見当たらない。最初に記事にしたカオソドの現地通信員ポンパンさん(46)は「ケイゴを何とか助けたい。私も読者も素朴にそう思っている」と語る。困っている人がいれば手を差し伸べる。そんなタイ人の心性が発露したのが、今回の報道ラッシュのようだ。
 タイで日本人男性とタイ人女性のトラブルは珍しくない。1月、日本大使館に刃物を持った女性が押しかけた。姿をくらました男性に会いたいと訴え、錯乱状態で警察に身柄を確保された。バンコクの歓楽街が貧しい地方の女性の仕事先となり、男性と出会う機会となっている。
 ケイゴ君の両親がどこで知り合い、どんな事情で別離に至ったのかはっきりしない。
 ただ父を求める少年の思いはまだかなっていない。「お父さんを抱き締めたい。それだけ…」。ケイゴ君はこの日、涙をこぼしたという。
=2009/05/17付 西日本新聞朝刊=
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