2015年7月4日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 谷口とハルヒは親戚 (だから、ハルちゃんをよろしく。)

谷口とハルヒは親戚
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谷口とハルヒは又従兄妹だった。
子供の頃からの知り合いで幼い頃はよく遊んだが、
小学校に上がってからは年に数回会う程度。
そんなに親しいわけでもない。

谷口と中学で同じクラスになったハルヒは、
親戚である谷口を不思議捜し(奇抜な行動)に誘ったが、
当然ながら断られる。

さらに谷口は、奇抜な行動をとるハルヒに対して、
「お前と親戚だって言う事を、クラスの皆に知られたくない。」
と告げる。

自分の身内にまで理解されない現実を知り、ハルヒは情報爆発を起こす。

情報統合思念体によって初めて観測された地球上の情報爆発、
未来人が次元断層と呼ぶ"時点"、
閉鎖空間と神人が生まれ超能力者達が生まれた時、
実はそれがその瞬間だった。

その情報爆発は世界改変をする規模ではないので、
小規模と言えば、所規模ではある。
目的も結果も、印象操作を行う程度のものであったし。

ハルヒは、谷口をただのクラスメートとし距離を置くが、
同時に常に近くに置く事も望んだ。

そんな程度の情報爆発ではあった。
しかし、それが、最初のきっかけ。
(もちろん、きっかけではあるが、そんなに重要な事でもない。
 初めての発現であっただけの話。)

ハルヒは"谷口と距離を置きつつも、決して離さなかった"。
周は谷口とハルヒが親戚である事を知っていても、
赤の他人だと思うだけ。
知ってはいるけど知らないのと同じ。

周りは気にしないが、
幼馴染で親戚筋である谷口とハルヒは、
お互い口にはしないが、気にかけている。
そんな[状況。

谷口は、ハルヒに不用意に近づく者に
「ありゃ変わり者だからな、気をつけろ」と警告をしたりする。
それは、ハルヒに不用意に近づいて傷ついたクラスメートが、
怒りや嫌悪感からハルヒをいじめないようにするため。
そして、ハルヒも軟弱な谷口を目の届くところに置く。
(谷口は人付き合いの良い奴だから、なんの問題もないのだが、
  ハルヒは、なにかあったらと思い、、、
 結果、特になにをするわけでもないが、とにかく身近に置き続ける…)


高校三年の夏休み前、
谷口はキョンにハルヒが変なヤツである事を、
前に何回も言ったのにかかわらず、
再度くどくどと話す。

そして言う。

だから、ハルちゃんをよろしく。
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2015年6月22日月曜日

蛍光灯を買いました。LEDシーリングライトよりインバーター蛍光灯がよさげ。

蛍光灯が切れたので、器具ごと交換しました。
どうせ買うならLEDかなぁと、いろいろ調べたのですが、、、
今だ蛍光灯の方が経済的のようでして、ちょっと驚愕しました。

使っていたのは、普通の丸形蛍光灯(サークライン)でして、30W+32Wの2巻使ってます。器具がもう古いのですが使い続けるとして、蛍光管2本とも交換して1254円です。んで、明るさは4580lm(2100+2480)でして、消費電力は58W(28+30)なので、
78.97lm/Wです。

購入しようと考えていたLEDシーリングライトは、Panasonic LEDシーリングライト 調光・調色タイプ ~8畳 HH-LC568AZ でして、値段は9980円で、3800lmで38W、
100.00lm/Wです。

なかなか良いではないか!
と思ってたのですが、、、
すごい蛍光灯を見つけてしまいました!!

Panasonic スパイラルパルックシーリングライト HHJZ1311 はスパイラルパルック蛍光管を使っていて、明るさ9320lmで消費電力75W、
124.3lm/Wです。

スパイラルパルック蛍光管はあまり出回っていないのですが、寿命は20000時間でLED(40000時間)の半分で、まあまあの高寿命です。
最後の高性能蛍光管、、、うーん物欲刺激されます。


で、いろいろ調べてみると、蛍光灯もまだまだ高性能で、スリムタイプやスリムツイン、スパイラル型と発展していて、電気代、器具代金、管の交換、明るさ、色合い、配向性、etcとか考えるとですね、安いスリム型をとりあえず使って、将来LEDシーリングライトが高性能になってから買った方がお得なのではと、思うに至ったのです。
そこで、3609円のスリム型20W+27Wのペンダント型照明を買って、管の交換時期が来たらLED照明の購入を見てみるということにしました。(ちなみに、スリム型の4490円のは92.3.lm/Wとかなり高効率で、100lm/WのLEDシーリングライトとの価格差と電気代を考えると、、、同じ明るさのLEDシーリングライトは10000円超えるかな、、、)


どうしても今LEDシーリングライトが良いのなら、下記がおすすめかも?
LEDで高効率は、NEC LEDシーリングライト 調光タイプ BASICモデル ~12畳 HLDZD1251 で、7399円。
121.4lm/W(5100lm・42W)です。


追記です
スパイラル型蛍光灯(スパイラルパルック)は、もう生産縮小で入手が取り寄せ委だったりします。まあamazonでは買えますが、最後の高性能蛍光灯に魅力を感じる方以外には、お勧めできないかも(^^;

追記2です
直管型で寿命50000時間という蛍光管があったので、メモ。
 スエーデン オーラ社 40W蛍光灯 FL40SS.EXD/36
 3250lmで 36W 寿命50000、 90.28lm/Wです。
なかなかよさげな蛍光灯ですね。



普通の丸形、 スリム蛍光灯、 ツインスリム



安い83.2lm/W、 安い92.3lm/W、 安い100lm/W



噂のスパイラル蛍光灯(最高124.3lm/Wも)



121.4lm/W(5100lm・42W)のLEDシーリングライト

2015年6月20日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS ハルヒと谷口、そして阪中

ハルヒと谷口、そして阪中
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ハルヒが団活を休んだ日、俺達団員4人は早めに帰宅する事にした。そして今は団員4人で下校中。

朝比奈さんと長門の談笑なんていうレアな姿や、俺がいない時に宇宙人・未来人・超能力者の三人がどんな雰囲気で過ごしているかの話し、それと古泉ののんびりした笑顔なんてものも見れた。最後のはどうでもいいが、まあけっこう面白い話が聞けた。

ついでに聞いてみる。
ところでお前ら三人だけの時は俺はなんて呼ばれているんだ?
変なあだ名でなく、できれば本名で呼ばれてたいぞ。

長門が聞き取れるかどうかわからないくらいの小さな声でぼそっと言った。
「…ぎ…おと…」
え?思わず聞き返す。
すると、古泉と朝比奈さんが同時に大声で叫んだ。
「「鍵男(かぎおとこ)!!」」
そして大声で笑い出す。

居ないと何言われるかわからん、団活さぼっちゃだめだな。
「いえいえ実際はそんな風には呼んでいませんのでご安心を。ただその呼称は以前 朝比奈さんがおっしゃったセリフだった事だけは言っておきましょう。」

え、朝比奈さんそれはないですよいくら僕でも傷つきますよ。

「え、あ う… 古泉君それはひどいです、わたしはいつもキョン君って言ってます。
うーん、、、彼は彼はって古泉君がいつも繰り返し言うから、彼って誰ですってちょっとからかって聞いたら、鍵男の事ですって言ったのは古泉君じゃないですかぁ」

「おや、そうでしたか僕の記憶違いだったかもしれませんね。」

「そうですよぉー 私はいつもキョン君って言ってますよーキョン君安心して下さい。
あ、古泉君もキョン君って呼ぶようにしたらどうですか?
"あなたは~"とか"彼は~"なんて言ってないで。」

「考えておきましょう。しかし僕にもイメージと言うものがありますからね、難しいかもしれません。」

おいおい、たのむからちゃんとした名前で呼んでくれ。それからそのお前のイメージってのはいったいなんなんだ。

しかしまあ、映画撮影の時期くらいまでは古泉と朝比奈さんはけっこう牽制しあっていたからなぁ、今のように楽しく会話出来るようになったのはいいことなんだろう。鍵男の件は笑って許すとしよう。そんな感じで四人で下校していると、道の先にいる女子生徒の姿が見えた。見覚えのある姿だな、しかし何かをのぞきこんでいるようだな、何をみているんだろう?

その女子生徒は曲がり角から道の向こうを伺うように立っていた。
「おーい、阪中、何をみているんだ?」
声をかけるとびっくとして振り返る。
「あ、キョン君なのね、なんでもないのね。」

なんでもないようには見えないぞ、むこうに誰かいるのか?
見るとそこには意外な組み合わせの人物がいた。
ハルヒと谷口、それと大人子供をまじえた7~8人連れが道の向こうを歩いている。

ん、ハルヒの用事ってのはこれか、谷口までいていったいなんの用なんだ?
古泉は怪訝そうに見つめていたが、それから気付いたように言った。
「あ、法事ですね。涼宮さんのおじいさまの兄弟かなにかの法事ですよ。」

しかしなんで谷口もいるんだ?
「たしか、そのおじいさんは彼とも親戚筋だったはずです。」
そうか、ん? すると谷口はハルヒと親戚なのか、それは知らなかったな。
少し驚いていると、古泉もなにかが引っかかった顔をしている。
「そうですね、涼宮さんと谷口氏は親戚筋と言う事になりますね、、、」

お前は知っていたんじゃないのか?
今言ってただろ、そのおじいさんとやらが谷口の親戚でもあると。
「うーん、なんだかちょっとした違和感を感じますね。確かに知ってはいたのですが普段意識していなかったというか、以前から知っていたのは確かなのですが。」

ふーん、お前らしくもないな。

道の向こうを見つめるSOS団の四人と阪中、ハルヒ達はこちらに気付かないまま向こう側にあるファミリーレストランに入っていった。親戚同士で飯でも食うんだろ。

「わたしは帰るのね、じゃあね」
阪中はそう言うと帰っていった。

残ったSOS団の四人は無言のまま、なにか妙な違和感を感じその場で立ち止まったままになる。聞くと谷口がハルヒの親戚筋という事は俺以外の三人全員が知っていた。

そして知っていたが普段意識して考えた事が無いって事も三人に共通していた。
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2015年6月13日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 古泉の素って

古泉の素って
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「ふざけるな!」
そこには普段のにやけスマイルはない。

橘京子は、それでも平然と言い続けた。
「何度でも言います。涼宮ハルヒは乱暴者で野蛮で暴走者です。
 そんな存在が力の持ち主であるわけがないのです。
 本来の持ち主である佐々木さんに、力を返してもらいます。」

言い続ける橘に、激昂した古泉は殴りかかっていった。
「二度と口がきけないようにしてやる。」

おい、気持ちはわかるが、相手は一応 女だぞ、
俺はあわてて古泉を止める、長門もそれに続く。
朝比奈さんは、「古泉くん、ぼ 暴力はいけませぇん」と叫び、
なんだか、DV家庭の修羅場みたいだ。

俺と長門はなんとか古泉を取り押さえたが、
橘はさらに言い放つ。
「暴走者には暴走者が仕えるって事なのです。」
古泉は許さん殺す等と言い、橘をにらむ。

橘、お前もういいから、どっかに行ってくれないか。
「ええ、そろそろ帰ります。
 その暴走信者をくれぐれも取り押さえて置いて下さいませ。」
橘はそう言って去ったが、
俺達は、しばらくの間古泉を抑え続けなければならなかった。

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2015年6月6日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 友情なんだよ、それが。ハルヒわかるか?

友情なんだよ、それが。ハルヒわかるか?
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戦闘、危機的状況、古泉は単身突っ込む、赤玉となって。



長門、古泉は? 古泉はどこだ!
「……」
なんで、お前はそんな顔するんだ。
いつもらしいと言えば、そうなのかもしれんが、もっと…

古泉、こ い ず みー!

「…落ち着くべき」
長門、お前は、、、

「…彼ならここにいる」
は?
にやけスマイルで古泉はそこにいた。


はめやがったな。
もう、口はきかん、将棋もやらん、もちろんオセロもやらん。

俺は泣いていた、古泉が無事だった事がうれしくて。
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2015年5月30日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS ハルヒは力を自覚した

ハルヒは力を自覚した
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1回目
高校二年の5月、佐々木団とのあれこれの後、ハルヒは力を自覚した。
俺はすぐにハルヒと共に、長門に相談した。長門が一番頼れるからな。

長門は情報統合思念体に報告し、情報統合思念体はハルヒの保護の為に
朝倉涼子を再構成し観測体制を強化すると共にハルヒの保護を申し出た。
俺とハルヒはそれを受け入れた。
万事うまくいくと思っていた。

しかし、情報統合思念体の本音はそうではなかった。
力を自覚した門(ハルヒ)と鍵(俺)を危険な存在であると認識し、
俺達二人の消去を長門に命じた。
長門は苦悩し、そして提案した『…門だけを破壊すれば十分。』
俺とハルヒを引き離し、それによって引き起こされるハルヒの混乱に乗じ、
ハルヒを消去すればいいと。

いろいろあったが結局、俺は朝倉涼子に篭絡され、、、
ハルヒを捨て涼子に奔った。
ハルヒは俺に捨てられたショックのなか、長門の襲撃を受けた。

その時の事は忘れられない。
長門の攻撃をかわし情報操作能力を完全に封じたハルヒは、
長門を抱きしめ
「有希、苦しかったんだね…ごめんね。」と言った。
そして朝倉涼子を一瞬でねじ伏せ無力化し、俺を殴り一言だけ言った。
「いくわよ」

2回目
世界は巻きもどり、高校二年の5月に戻った。
ハルヒは自分を捨てた男である俺に対し、優しく接してくれた。
教室やSOS団の集まりでは今まで通りに振舞ってはいたが、
二人きりになると信じられないくらいに優しかった。
俺はハルヒに過ちを詫び二度と裏切らないと誓い、
ハルヒが力を自覚した事は、二人だけの秘密にした。
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2015年5月23日土曜日

涼宮ハルヒの憂鬱SS 谷口の葬式

谷口の葬式
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ド短編ってかプロット


おれにとっては親友の葬式、
親友なんて国木田、古泉、佐々木くらいしかいないや、
涙が流れる、
そんなの何年ぶりだろ、涙腺弱くなってるのか、年だからね。

ハルヒは目を充血させ、その手には谷口が中学にプレゼントした
おもちゃの指輪があった。

谷口とハルヒの息子が、葬式を仕切り、式は滞りなく終った。


谷口がもてなかったのは、ハルヒの不思議パワーなんだろうなあ。
谷口はナンパ軽薄キャラとして、
まったくもてない高校時代をすごし、大学でもそうだった。
ハルヒは、俺を当て馬にして谷口を牽制し惑わした。

谷口もそれなりに、がんばってはいたんだけどね。
たとえば、高校入学直後に軽い女を捕まえ、ファーストキスくらいはした。
そして、それを知ったハルヒは世界改変クラスの閉鎖空間を発生させ、、、
偽りの空間で、当て馬の俺とファーストキス。
そしてハルヒは平静を保った…

まあ、そんな事が何回もあった。


大学卒業後二年たって、ハルヒと谷口は結婚した。
SOS団は解散しなかった、ハルヒと当て馬である俺を観察するのが、
主なる業務。

谷口との生活になにか退屈があると、ハルヒは俺に接近し
それを谷口に見せ付けた。

俺にも家族が出来たし、付き合いきれないんだが、、、
就職・会社員生活のすべてを機関や統合思念体や未来人に
世話になってる俺は なんも逆らえない。

俺自身の人生は楽しくなかったか? と、言われれば楽しくはあるが、
当て馬人生っても なんだかね。

やれやれ。
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